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……何で組長は千住征鷹でないんでしょう!?ちょっとは期待していたのに……。
【CD エスコート/B+/72:22/水壬楓子/佐々木久美子 /ムービック】 堀内賢雄×野島健児/遠近孝一/小西克幸 シリーズ第1弾のドラマCD化。 原作は回を追う方が好きな作品なので、どんな仕上がりになっているのかなぁぐらいの感覚での 聴き始めでした。 人材派遣会社『エスコート』の見習いボディガード・ユカリ(野島)に初めて任された大きな仕事は、 莫大な遺産を継ぐ志岐(堀内)の護衛だった。 期限は遺産相続日であるクリスマス・イブまでの、奇しくもその日はユカリの誕生日で、 それまでの二週間、ユカリは志岐にピッタリ張り付いて生活をするのだが…。 普段通りの生活を、と買物に夜のバーへとユカリを振り回し、護られる事に非協力的で傲慢な志岐に反発を覚えるユカリだったが、時折見せる志岐の何気ない気遣いに戸惑いを見せ……。 20歳のユカリを、32歳の大人の余裕で軽~くあしらう志岐が、遊んでる~♪って思えて楽しい。 問題の期限直前、賭けに負けて言葉の弾みで志岐に抱かれる事になってしまったユカリ。 結局上手く丸め込まれていると言うか、明らかに格の違いを感じるのね。 最後にまたもトラブル発生で、危険になったユカリを志岐が救うのだけど、 任務終了の時間に、実は依頼人の立場・遺産相続人はユカリで、 志岐の方がガードに付いていたと言うことを告げられる。 何時の間にか振り回されているはずのユカリに志岐は落とされていた、と言うのがオチ? ユカリ視点で話が進んで行くので、感情移入もユカリになってしまい、 本当に志岐がコンチクショウに思えるのね(笑) 志岐に振り回されているユカリは、その都度感じる疑問を一々解説してくれるので、 話的には凄く解り易いと思うのですが、それでも何でユカリに志岐が落ちたのかは、不明!! 単純で素直で一生懸命な良い子なのは解りますが、それだけで堕ちる? 最初ユカリはトップガードの真城(遠近)に恋心を抱いていて、なのに真城は結構つれなく、 そこら辺に真城の得体の知れなさを感じたのですが、今回は榎本(小西)も含め、 描き方が不十分だったなぁと、欲求不満もちょっぴり。 後書きコメントにも有りましたが、 32歳の大人組に思いっきり騙されて遊ばれてしまったとしか思えないユカリちゃんです。 確かに!ユカリって騙されていたんですよね、信頼していた真城にさえ……。 なのに何故か怒りがない。人間が出来てる、と言うよりは素直過ぎ(苦笑) この大人組みをもっと出して欲しかったですが、 ともかく今回はユカリのお勉強中心な設定だから仕方ないと言えばそうなのですが……。 そう言えば、あんまりH臭くない話なのですよね。 最後のたった1度のシーンもアッサリしているし、おまけに途中で切れてる...。 ここ欲求不満でした!!! 主役で視点でと言う事も有り、野島さんの喋りが多いので、 野島さんを好きな人には楽しい一枚となるのでは。 私としては、とっても渋みのある大人の雰囲気で志岐を演じられた賢雄さんに 聴き惚れておりました♪ 原作は次は真城が主人公で、その次が律で、そして4作目が榎本が主役!! 榎本、受なんですよ!(笑)このまま行けば小西受が聴ける♪ラッキ♪♪ キャスティングを見てまず最初にこんな事を考えてしまった私って……、まともよねっ(笑) ドラマの最初の方に「組長」と言う役が出てくるのですが、実はこれ千住征鷹です。 同じムービックさんのCDだから、どうせなら十郎太様にお願いできなかったものなのでしょうか~。 確かにラキアとリンクスと言う違いは有るのですが、それぐらい融通が利いてもねぇ。 役名を出しさえしなければ問題はなかったと思うのですが、 何しろ今回も「組長」としか言っていないのですから。 総合的にはう~ん、可もなく不可もなく、少し物足りないかな、でした。 (CDの評価:A+~C-) *-*-*-*-*-* さて、今回賢雄さん32歳の役です!!32歳……。 『新宿Guardian』の織田と同じ年齢設定なんですよ~~~! 同じ32歳なのに、この差は何なのでしょう!? 遊んでる風は有るのにこちらの方の志岐はグッと大人の感じがするのは、 役の設定と言うのも有るのでしょうけど、それにしても違い過ぎ!(苦笑) 同い年の軽い感じの若作りと大人の男の役ならば、どちらの方が役としてやり易いのか、 お訊きしたくなってしまいましたよ!(笑) 私の趣味から言えば、大人の雰囲気の志岐の方が断然好きです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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