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カテゴリ:腐女子的ひとりごと
ボケーッとしているうちに時間は過ぎていく。
出かける時に珍しい失態をしてしまった(苦笑) 選りにもよってウォークマンを忘れていくなんって!(x_x;) 途中までちっとも気が付かなんだ(ーー;) 心ここにあらず……でいたからなんだろうな。 こんな時こその現実逃避のドラマCDなのに。。。 ……本はサッパリ読み進んでないよ~~~!!! 前から気になっていた本、 『37℃』(杉原理生/北畠あけ乃) を読んだ。 杉原理生の本って、読んだ記憶が……遙か彼方にあったかな?と言う程度。 北畠あけ乃のイラストに惹かれてと言うのが大きい。 かなり話題にはなっていたのか、とも思うけれど。 読んでみて、これ内容紹介のあらすじと全然雰囲気の違う話でした。 主人公視点で話しが進められて行き、あらすじは話の始まり、主人公からの言葉のだけど。 確かに話は受視点の主人公で間違いないが、ある意味受と攻との時限の違う立場での純愛の話。 そして結末は、それぞれの立場状況での苦悩…障害…がある儘に――。 最後にはお互いが素直になって相手を引き寄せて、なのにそこに今迄の付けが待っている。 どちらかと言えば受が払い渋っていた大きな付け。 受の冷酷な態度に振り回される若き日の攻とその人間的弱さ。 受の隠された己の感情を認められない傲慢さ。 10年を隔て、尚忘れられなかった恋心を認めることの苦しさ。 かなりの瀬戸際の真情だったと思う受よりも、 迷いながらも一途さを持ち続けた攻の方が好ましかった、と言うか好き。 34歳×32歳の大人の恋の物語です。 新刊が出ていたわ。 『さようなら、と君は手を振った』(木原音瀬/深井結己) 一連の出ている木原さんの再販シリーズ。 改稿書き下ろし付らしい。 後書きを読んだら、イラストは初回の時と同じ深井結己さんが新しく描き下ろしたんだそうな。 確かに。表の絵では初回の雰囲気は無かったものの、中のイラストを見て「あー!」と思ったもの。 2000年の作品だったらしい。 これは……小説アイスに載ったのだったかな。 初めて読んだ時、これで一発で木原さんのファンになってしまったと言う作品でした。 それから暫く木原漁りをする羽目になってしまった思い出の本。 未だに木原さんの本で一番好きなのと言われると、この本を上げるかもしれない本。 恋愛小説としてはかなり悲惨な本かもしれない。 切ないし、報われないし、痛いし。 だけど何だろうな、囚われて仕方ない何かがあったのよ。 実は大まかな筋くらいしか覚えていない。 それでも。インパクトは大きかった。 今読んだなら、当時と同じ感想をもてるかと言われれば疑問。 今の私だったら、かなり貶すかも知れない。 そういう意味でも読むのがとても恐い。 だから、再販新刊本は買わない。 家にある旧刊本も読めないと思う。 ただ思い出の中に痛いけれど切なくて甘い話だったと……思っていたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.20 17:42:21
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