カテゴリ:美 術
いつ行ったのか忘れてしまいましたが、展覧期間は10月27日から11月19日。 応募した市民が、企画立案から、作品選定、印刷物のコピーライティング(著作権者の許可をもらうこと?)、デザインなどを行った展覧会です。私も応募して学芸員体験をしたかったけど、毎週打ち合わせに行けないと思って断念しました。 なかなか面白かったので、こういうのまたやってほしいです。 「念力キャンバス」とは、チラシによると「作者の持つ発想やエネルギーを形にしたものが『作品』であると考え、鑑賞者が作品から感じ取る印象、これらを『念力』という言葉を分解した『今の心の力』というキーワードでとらえました。」とのこと。 作品は高知県立美術館が所蔵するものから9人の作家のものと、徳島県立近代美術館所蔵のマグダレーナ・アバカノヴィッチ「12体の立像(群集シリーズ)」でした。全部で何点だったかな。一作家につき数作品選んでいるのもありました。 作品の配置(立体作品を対角線上に置いている)、解説のペーパー(展示順に解説するのではなく、作品の形や一部分をマークにして、どれがどの作品の解説か鑑賞者が探すようになっている)、子ども用のガイド(子どもがどう感じたか言葉にしやすいような問いかけになっている)など工夫されていて、なかなか楽しかったです。 それに何と言っても「12体の立像(群集シリーズ)」に圧倒されましたわ。ヘソから下の立体像が12体。暗く不気味だけど、妙に迫力があるのです。裏を見ると空っぽでお面みたいな構造なのには、ちょっと笑えたし。ユーモア、あるんじゃないの?(笑) 高知県立美術館所蔵のものは、戸谷成雄の「森V」を初めて見ました。「12体の立像」と相対するかのように林立しておりました。1本1本個性のある木が集まって森を作っておりました。 高知県立美術館所蔵作品の中で私の好きなフランシスコ・クレメンテの骸骨の歯の絵が選ばれてないのが残念。あまりに大きいので、ミニ展覧会(一部屋だけしか使ってなかったのです)には入れてもらえなかったのかな。 そのかわり私の嫌いなフランシス・ベーコンの「応誦」が選ばれていました。う~ん、怖いよ~。 それから舟越桂のむず痒い「考古学のように」も。あ~、くすぐったいよ~。 その他の作品は、みんな割りと好きな作品でした~。 岡上淑子 「はるかな国」他 合田佐和子 「滝」 ミッション・インヴィジブル 「mission invisible」24枚 柳原睦夫 「キ・オリベ花喰笑口瓶」 「青オリベ花喰笑口瓶」 横尾忠則 「転生」 若林奮 「サルファ・ドローイングNo.33」 「サルファ・ドローイングNo.34」 「サルファ・ドローイングNo.35」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/12/23 10:23:30 PM
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