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カテゴリ:scilab
少し日にちがあいてしまいました(^^;)もっと毎日くらい書いていくつもりだったんですが・・・。 前回はscilabのDL・インストールまで行いました。 今回はscilabを実際に使ってみます☆ まずはscilabの起動ですね。デスクトップのアイコンをダブルクリックかスタートメニューから選択で起動できるのは大丈夫ですね( ̄- ̄) 最初にロゴが出て数秒待つとこんな画面がでますね♪ では、まずは基本から。 -->1+1と書いてみましょう。(矢印の部分はすでに書いてあります) すると となりますね。答え(answer)が2になりますということ。 次に と入力すると、 となります。簡単ですね。下の画面のようになってれば正解です。
今の使い方は電卓みたいなもんです。 このように、+、-、*、/の四則演算はもちろん、()を使ったり余りなどを求めることも簡単です。 ちなみに、 -->x=%e^2 と入力すると、 x = と出力されます。これはなにかというと、実は%eというのは自然対数のことです。なので、さっきの計算は自然対数の2乗を計算していたんですね。 ほかにも円周率が%piなどと、すでに値を入っているものがあります。 しかし電卓のためだけにこんなソフトがあるわけありません。 -->x=5; と入力すると、これはxに5を代入しますという意味です。 ここで、「;」はいちいち出力結果を表示しないときに使います。まあとった場合と比べてみればよくわかります( ̄- ̄) そして、次に -->y=2*x-3 と入力します。中学生以上ならもうお分かりでしょう。もちろんy=2*5-3=7ですね。出力を見ると、 y = となってますね。 このように文字になにかの数字を入れておくことができるんです。これは普通の電卓にはないですよね。このように数字を入れておく文字のことを変数といいます。 これを使って少し遊んでみましょう♪ 次のように入力してください。 -->t=0:0.01:1; これはtという変数に0~1までの数字を0.01刻みに入れています。いきなり難しいですが、つまりtに入っている数字は[0 , 0.01 , 0.02 ,0.03 ・・・・ 0.99 , 1.00]の100個の数字が順番に入っているということになるのです。 次に -->f=1; と入力してください。これはただ単にfという変数に1を代入しただけです。 そして -->y=sin(2*%pi*f*t); と入力します。さて、これは何の操作をしているかわかるでしょうか?2*%pi*fの部分は2×3.14×1をしているだけですね。ここでtというのが0~1.00までの100個の数字でした。つまりこの場合、t=0のときのsin(2×3.14×1×0)を計算し、それをyの1番目に代入。t=0.01のときのsin(2×3.14×1×0.01)を計算し、それをyの2番目に代入。・・・ということを100回繰り返してるんです。結局、yにはtと同じく100個の数字が並んだものが入ってる、ということになります。 実際に確認するには-->y=sin(2*%pi*f*t);の;をとって計算してみるといいでしょう。ただ、100個もの数字なんで、途中で「表示をやめますか?」とかscilabが聞いてきます笑 しかし、数字の羅列なんて作ってどうするんだってことですね。ここで、このソフトの得意なグラフィック表示をさせてみましょう☆ グラフィックを表示させるなんて難しいと思われるかもしれないですが、めっちゃ簡単! -->plot2d(t,y) はい。これだけです。 少しだけ説明しますと、plot2dというのはグラフを書きなさいという命令をscilabに与えてます。勘の良い方はお気づきでしょうが、plot3dなんてのもあるんですね(・ω・)ノ plot2d(t,y)のtが横軸、yが縦軸になります。軸の最小値や最大値はscilabが勝手に決めてくれるんで、これだけでちょうどいいグラフがかけちゃうんです♪簡単でしょ☆ ちなみにできたグラフはこんな感じになると思います。 予想してたとおりのsinカーブですね笑 しかし、こんな簡単にグラフを作ったりできるというのがscilabのすごいとこなんです。 というわけで、今日はこれくらいで。多分実際やってみると5分くらいしかかかんないと思います(^^; こんな感じに少しずついろんなことやっていこうと思います。scilabなどに興味ある方はぜひ何か書いていってくださいませ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.11 17:06:19
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