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カテゴリ:あ行=BL小説
イラストは、奈良千春さん。
絶対シリーズの最新版です。 刑事の諏訪内慎二と検事の高城幹也は、付き合って3ヶ月です。忙しくて、なかなか会えませんが、会えばラブラブです。 もうすぐ、年末ですが、事件がなければ、慎二のふるさとで、1月の2日か3日に休みを取り、一緒に箱根駅伝を見に行く約束をしています。 慎二の先輩刑事で一緒に組んでいる村川には、誰とは言っていませんが、男性と付き合っていることを知られています。 村川は、知っても態度を変えず、偏見の多い社会だから、他では言うなと忠告もしてくれます。 ひき逃げ事件があり、現場へ向かいました。 広くない道に距離も短い道路で、なぜそれほどスピードを出す必要があったのかと疑問を持ちます。 そんな中、ひき逃げの被害者が覚えていた車の特徴が、他の強盗殺人事件の容疑車両と酷似していました。 事件の大小の別はありませんが、死者の出ていない事故と殺人では、緊張感が違います。 捜査会議中、高城検事が現れました。慎二は笑顔になります。 検事は、殺人事件の担当をしているので、同一犯なら担当になる可能性があるので事情を聞きにきたのでした。 聞き込み捜査の中、目撃者が見つかりました。なんと、慎二の妹の美夏でした。休暇で東京へ遊びに来ていたときに偶然見かけたのでした。慎二は、来ているのを知りませんでしたが忙しいので連絡をしなかったということでした。 そして、話を聞いていたとき、高城検事が現れ、美夏が一目ぼれをしました。送っていく途中で、慎二に紹介してほしいと頼まれ、つい好きな人だからだめだと告白してしまいました。 美夏は・・・。 事件のため、小田原で駅伝は見えませんでした。 慎二は、大型犬ですね。(^^*)高城の態度に一喜一憂です。 最終回という割りには、さらりとした内容でした。 でも、妹に打ち明け、なんとか認められ、村川に相手がバレたりもしますが、二人は、だんだんと絆を深くして、このまま進んでいくのだろうなと思わせるものでした。 事件で妹が狙われ、解決して、二人でとある場所から駅伝を見ることができました。 その蔭には、村川の配慮があるのですが・・・。 相棒の村川がとてもいい人です。ラストでも高城が村川にあることを頼むのですが、慎二愛されてるな~と思わされました。 慎二の成長をもっとみたいですが、残念ながらこれで、絶対シリーズは終わりなのだそうです。 これからも大変な場面もあるでしょうが、二人でひとつずつ解決していくのでしょうね。(^-^) 弟たちのその後も少し書いてほしかったなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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