お茶の時間

「なずな先生と神田くん」
老朽したアパートの上の部屋の床が抜けて、下の神田くんの部屋に荷物と人ともに落ちてきました。
上の部屋の人は、引越ししてきたばかりで、高階（たかしな）なずなさんといいました。高階さんは変わった人で・・・。
神田くんは、大学院生で、高階さんは、まったくそうは見えませんが、大学の英語科の先生でした。学生に見えるくらい若いです。
なずな先生は、パソコンを組み立てるのが趣味で、パソコンの部品が大好きです。
なずな先生は、片づけが出来ない人です。神田くんは、片付け上手です。
なずな先生と一緒に暮らすようになって、必然的に神田くんがお世話をしています。
なずな先生を好きな大学時代からの先輩・中津川（なかつがわ）先生が何かとなずな先生をかまっていますが・・・。

なずな先生は、熱中しちゃうと何も見えない人です。
神田くんも中津川先生もほっとけないのです。
なずな先生は、恋愛はぜんぜん疎いです。
ですから最後まで恋愛とよべるほどものにはなりません。
神田くんには気の毒ですけど、なんだかこの二人はこのままが良いです。（＾－＾）
なずな先生の飼っている猫２匹がおもしろくて可愛いです。



「おんぶにだっこにかたぐるま」
アメリカの高校生のお話です。
トレイは、高校生に見えません。しかし、優秀なプログラマーです。友人のパール・アレンとプロミングクラブ「ＬＰＧ」に入っています。
大学にもぐりこんでコンピューターを使っていたのですが見つかって追い出されます。。
その帰りに洗車のアルバイトをしている日本人のＭＪと知り合って・・・。

ＭＪとトレイとアレンが巻き起こす騒動物語です。（＾＾*）
アレンがずっとトレイの世話をしてきたのですが、ＭＪに変わりそうです。でも、アレンにその役は戻ってきそうな感じもありますね。
こちらは、主人公たちがちょっとだけ意識し合ってきました。
どうなるのかな？という感じです。



Ｈは、ありません。それ以前にＢＬなのかしら？とも思うくらいらぶ感は薄いですね。
愛情感はあるんですけどね～。
作品は、主な人物はそれぞれの作品で３人です。どちらも３角関係もどきです。
取り合って喧々諤々というのでもないので、もどきです。
（＾＾*）将来受けになるだろう主人公は、どちらもぽわわんとして可愛いです。
そしてしっかりものの２人の攻め候補です。

主人公たちの何か真面目でどこか変わっている会話も面白いです。
不思議な感じの作品でした。（＾－＾）