お茶の時間

イラストは、金ひかるさん。

陽林大学付属病院の内科医・相沢一樹（あいざわかずき）は、
勤務を終えて自宅へ帰り、愛犬のゴロと近所の浜辺に散歩にでました。
そこで、波打ち際で倒れている若い青年を発見します。
すぐに救急車を呼び、病院へ搬送します。
自分が見つけた患者なので心配になり、治療に入ります。
倒れていた青年は、重い心臓疾患があり、記憶を失くしていました。
一樹は、記憶のない青年に名前を付けてあげます。
海野裕之（うみのひろゆき）。青年はうれしそうです。
一樹には同じ病院に２歳年上の小児科医の遠野純子（とおのじゅんこ）という関係を持っている女性がいました。
友人以上恋愛未満の関係ですが・・・。
一樹は、裕之が気になって仕方がありません。なにかと病室へ行き面倒をみています。
そして、裕之を引き受けようかと思っています。
そんなとき、警察から裕之についての照会がありました。
ある事件が・・・。

とっても面白かったです。
サスペンスタッチでドキドキしました。
裕之の過去に何があったのかと心配しました。
事件が無ければ、裕之はどうなっていたのかなと思います。
事件があってよかったのか悪かったのか複雑な出来事ですよね。でも、一樹と出会えてよかったと思います。
実際、田舎町で男同士暮らすのは大変でしょうけど、二人なら大丈夫でしょうね。



ある一ヶ所、違っているところがありました。
初めに○○があるとあったのですが、後で○○がないとなっていたんですよね。
内容には全然大きく影響はないですので、気にせず面白く読めます。
が、妙に細かいことに気付いてしまったのでした。剛さん、すみません。ｍ（*＿＿*）ｍペコ