お茶の時間

「初恋の７０％は、」
高校生の春日部（かすかべ）は、どこか無気力です。
陸上部の杉山が気になります。
文化祭の実行委員で一緒になり、やっと話をする機会に恵まれますが・・・。
他に高校生の違うＣＰ話が２話。
「初恋～」の描きおろしあります。

春日部の気持ちが、どこか可笑しいやら切ないやらでした。
可愛いＣＰ誕生ですね。（＾＾*）



「王子と小鳥」
借金のかたに連れ去られて、気がつくとアラブの国に・・・。
王子様に買われた圭一（けいいち）です。
言葉はお互いにわかりませんが、少しずつ心を通わせていきますが・・・。
他にリーマン×学生の話が１話。
「王子～」の描きおろしあります。

王子様も圭一もとても切ないです。
将来、何らかの形で幸せになれるといいなと思います。
しかし、王子の兄・・・兄というだけで、あんなのが王になるのかと思うと国が憂えますよね。



「丸角屋の嫁とり」
武家の庶子の鈴は、正室の悋気を恐れて、母が女子として届出ました。母が亡くなってからもそのままです。
ある日、町に出て、絡まれたところを札差の丸角屋（まるすみや）の新三郎（しんざぶろう）に助けられます。そして、鈴を見初めた新三郎は、嫁にと・・・。

他にリーマン話×３話あります。
「丸角屋～」の描きおろしあります。

鈴が可愛いのです。新三郎、鈴が好きすぎたのですよね～。
でも、仲良くなれてよかったです。
鈴の乳母だった女性の孫・荘太（しょうた）は、鈴が初恋だったのでしょうね。
いい子でしたね。（＾－＾）



山中さん、良いという評判を読んで一気に読んでしまいました。
１冊１冊書きたかったのですが、本が溜まっているので、まとめて書いてしまてしまいました。
とてもよかったです。