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カテゴリ:か行=BL小説
イラストは、カズアキさん。
来歌(らいか)は、ザミールからアルハラードへ逃げてきました。 アルハラードの国家警備隊長官、イスハークに尋問を受けています。 ゲリラやテロリストを見逃すわけにはいかないといわれます。 ライカは、テロリストではないと訴えようとしますが・・・。 一緒に逃げてきた音楽仲間のシェダッドが、ライカをザミールの高名な歌姫だから 丁寧に扱うべきだと言い張りました。 来歌は、歌えと命じられました。 来歌は、聴いてくれる人の顔をみて歌うのは初めてでした。 来歌には、出生の秘密がありました。 そして、そのため歌うことや音楽に関係することを禁じられていました。 そのことを15歳で知ってから笑顔を失いました。 そして、父親の使いの人物にザミールへ誘われてやってきたのでした。 来歌は、やってきた新天地で、滞在している屋敷の使用人の女性に古い民謡を教えてもらいました。 そして、女性に変装して、ナイトクラブで歌うようになったのです。 歌った来歌をイスハークは歓迎してくれました。 そして、部屋を与えてくれ、宮廷学士と言語の教師まで招いてくれました。 学ぶことを許可されて・・・。 しかし、来歌は、自分が男だということを言えずに・・・。 架空の小国アルハラードの第3弾です。 3巻目も2巻と同じくらい優しいお話になっています。痛いのは1巻目だけでしたね。(^^) 今回は、アルハラードの風の離宮でのお話です。 イスハークは、優しい人です。でも、悪いうわさがあります。 それにも事情があるのでした。 来歌を大事にします。最初は女性だと思っていました。 男だと知って少し戸惑ったようですが、来歌を大事に思っています。 来歌は、愛し方がわかりません。愛されたことがないからです。 でも、イスハークを慕っています。 来歌は、歌うことが大好きです。 でも、たった一人のために歌うことでいいんですね。それが来歌の幸せです。(^^) 第1作目の主人公、ジンと葵も少し出てきます。 このシリーズ。 次はどんなお話になるのか楽しみです。(^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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