お茶の時間

こちらが旧上。

こちらが新上。

そして、下。

サラリーマンの菊池秀緒（きくちひでお）。
恋人の小児科医の赤星智沙（あかほしともひさ）と同居しています。
同僚の久住に合コン誘われる赤星ですが断ります。
今日は一番大切な日なのでした。
それは、秀緒の30歳の誕生日でした。
塾講師のアルバイトをしていた秀緒・21歳の時に、
塾に通っていた高校生の智沙17歳と知り合った二人です。
それから、いろいろあって、7年離れ離れでした。
でも、これからずっと幸せに過ごせると思っていました。
秀緒に親から里帰りを促され、見合い写真が送られてきます。
智沙に心配かけたくない秀緒ですが、カミングアウトをできるほどの決心がつきません。
しかし、里帰りをするとき、智沙を誘います。
そして、家族にカミングアウトをするのですが・・・。
それから、二人はギクシャクしてしまいます。
どうしても申し訳ないという気持ちが立ち、智沙と向き合えない秀緒でした。
久住は赤星を心配しますが・・・。
そんな時、智沙と久住がドイツへ海外研修に行くことになります。
待っているという秀緒です。しかし・・・。
久住は、秀緒に会いに行きます。
智沙は、秀緒には3年だといいました。でも本当は永住前提でした。
久住は友人として秀緒に・・・。


この作品は「きみとパレード」の続編です。
「きみとパレード」は、塾講師の秀緒と高校生の智沙のお話でした。
続きが読めるとは思っていなかったのでちょっと驚きでした。（＾＾）
一度上巻が出て、下巻が待っていても出ず終わりかなと思っていたら、
上下巻が新装版で出ました。
新装版で2冊同時に買うかどうか悩んだのですが、
下巻だけ買うことにしました。
新装版と同じ内容だといいのですが・・・。

優しくて切なかったですね。
智沙は、ずっとずっと一途に秀緒が好きだったのですね～。
秀緒も同じ気持ちでいるのですけど、いろいろ考えたり、
家族に言われたりすると心が揺れるんですね。
その気持ちはわからないではないです。
好きだからこその悩みだと思うのですよね。
そして、秀雄の出した答えは・・・。（＾＾*）
ぎりぎりにならないとダメなんですよね～。
揺れてもいいけどもうちょっと頑張ろうよと言いたいです。＾＾；
でも、間に合って良かったです。
ハッピーエンドです。それだけは、書いておきますね。
そして、その後のお話があるのですが、ちょっと切なかったですね。
でも、あれから二人は幸せだったのだろうと思えますのでよかったです。