2008/04/24(木)10:21
キター!
起床を促すも、グズグズと布団から出てこないがんも。
「とにかく、布団から出て、居間に来なさい」
と告げるも、何十分経っても出てこない。。。
昨夕、何を聞いても返事が返ってこない様子を見て、
こりゃ、相当疲れてきてるな~、とは思ってたけど、
やっぱりね。
なぜ出てこないのかを問うと、
「だるいから、休みたい…」って。
キター!
今日明日行けば、休みだとか、
楽しい剣道の部活があるよ~、だとか、
GWに念願だった水族館に連れてってやるとか、
餌をぶら下げて釣ろうとするも、食いつかず。。。
疲れてるのはわかっているけど、
今日、休む許可を与えて、明日からの登校を確保するか、
(これは親としてはすごくラク!
間違いなく、明日は元気に登校するし、意欲の回復にもなるだろうし。
デメリットは、休むことがまた増えるんじゃないか、
勉強の遅れをどうしよう、との心配でしょうか)
遅れても登校させて、休まないで頑張るリズムを作るか。。。
(登校するように、あの手この手で働きかけるのが大変だけど、
子どもが頑張って行ったという達成感を手にするかも。
でも、残った疲れがいつかは膨れ上がってやってくるんじゃないかと……。
過去、しくじったパターンです)
少々悩みましたが、
ふと、
過去、私が疲れ果てて休みたい時に、
親に嘘をついて、体温計を細工して休みを確保していたことを思い出し(笑)、
休みを得る代わりに、それに伴う責任を与えて本人に選ばせようと思いました。
「休みたいなら、学校には自分で連絡してね。
でも、『ダルいから』って理由だけで、がんもの学校は休ませてくれるの?」
「わからん。。。」
「それじゃ、どう伝えたら波風立たずに休むことができるか、
自分で考えてね。『ダルいから休みます』だけは絶対ダメだからね」
休みが欲しい一心で、がんもなりに考えていました。
でも、結論はなかなか出ず、時間が過ぎていくばかり…。
学校への連絡は始業前に終わらせる決まりを守らせたかったので、
甘いなぁ。。。と思いつつも、助け船を出しました。
「いちばん角が立たないのは、『体調が悪いので休ませて下さい』だと思うよ。
でも、身体がどんな状態かを聞かれるかもしれんけどね。
その時は、自分で考えて返事をしてね~」
水を得た魚のように、電話を手にするがんも(笑)
「1年1組のおでん がんもです。……あ、ハイ…。
えっと、今日、体調が悪くて、だるいので、休みます…」
って、「休みます」じゃなくて、「休ませて下さい」でしょう~!!
電話の相手に「おはようございます」の挨拶はどうした~!!
……と、突っ込みどころ満載の連絡ですが、まあ、上出来です。
しばらく先方からの言葉が続いているらしく、
「ハイ…」「はぁ…」
という弱気な返事が続き、
「はい、います。今、代わります。……お母さん、H先生から」
と、電話を差し出しました。
能天気な母は、電話を受け取りながら、
『代わりますって言えるようになったんや~!おお!先方の名前を伝えた!』
などと、感激していました。
先生には、熱はないこと、疲れてる様子などをお伝えし、
必要連絡などをお伺いして、電話連絡は終了しました。
結局、がんもが疲れているときには、
休むことにより抱えるリスクと責任を考えさせつつ、
自分で結論を出させたほうがいいと再確認しました。
ああ……。
過去、どれだけ過干渉な親だったのかを強く実感……(>_