お気に入りのパライバのルースがあったのだけど、なかなか加工する機会がなくてずっと箱の中だったのだが・・・
ついに形にすることができましたよ(^^)
ルースは結構前にベルデライトさんで購入したもの。
小さいけれど今ではあまり見かけない、パライバらしい濃いネオンブルー。
実はルースを買う時、もう一つのルースと迷った。
そっちの方はブルーに1滴グリーンが混じったような、旧鉱山のような色あい。
はっきりしたブルーか、グリーンが入ったブルーか・・・ルースケースを2つ持って悩むこと約2時間・・・出た結論は・・・
「両方下さい(^^)」(←なんのための2時間。)
すでにグリーンが1滴入ったようなパライバはリングになっている。
でも実はこのパライバは加工中に割れてしまったのだ。それで、少しでも似た色を・・・ということでベルデライトの棚橋さんが探して下さって、奇跡的に見つかった石が、今リングになっている。割れた石はそのまま手元にある。
そのリング。ベルデライトさんのセミオーダー、フローライン。
で、今回はもう一つの方の、青がはっきりしているパライバ。
これを、ベルデライトのセミオーダーデザイン、フラワーでお願いしたのだ。
フラワーシリーズは過去にパライバのカボッションのペントップを作ってもらったことがある。それはゴールドで、今回はプラチナ。
以前はプラチナっていうと「ああ、高いなぁ」と思った物だが、最近は金が高すぎてとてもとても手が出ない。
まさかこんな日が来ようとは
さ、では、まずは着画から。
見えにくいけれど、お花と葉っぱなのですよ。
実に作りがしっかりしている。つけていてがっちり指にはまる感じがする。
しかも全然違和感がない。
石留めも、ぱっと見ワイヤー留めのように見えるのだけど、それでは強度が弱い。
で、これ、よく見ると、ちゃんと1枚の板を切り取ってできている。
すごい手間だろうな、と。
職人さんのこだわりを感じる。この辺りは棚橋さんによく説明していただいた
(でも自分ではうまく説明する自身がない)
左右を見てみましょう。まず、全体を右サイドから。
ダイヤもいつのながら綺麗。そして、お花と葉っぱ。
ペントップはお花だけなのだけど、葉っぱがあると複雑な雰囲気になって、私は葉っぱがある方が好み
右サイドから。
左サイドから。
で、正面。
石の美しさが引き立つでしょう。
フラワーという甘いモチーフなのに、葉っぱが入ることにより、それから地金のシャープな色あいにより、クールビューティな趣もある。
私は甘めのデザインも結構好きだけど、これは甘くなりすぎず、かと言ってシャープでもなく、実に絶妙。
こうやってまじまじ見ると・・・やっぱりパライバ、綺麗だな(^^;)
少し無理してでも買っておいて良かった。
今はなかなか濃いパライバって見かけないもんね。
全体を見るとこんな感じなのだけど、とても頑丈に作られている。
クリベージシリーズのようながっつりした頑丈さではなく、私が好きな繊細なモチーフなのだが、しっかり作られているので身につけていてとても安心だと思う。
サイドの方までデザインがあるが、私はそのくらい指に当たっても気にならないので、全然問題なし。
これがね・・・指につけていて実に気持ちがいいのですよ。
プラチナの重みとか、モチーフの部分を着脱時に持った時のごつごつ感(?)とか(笑)
何より・・・このパライバブルー・・・。大好きな石だから、見ているだけで心が躍る感じ。
しかもこんなに綺麗な石。
ラッキーだったなぁ、と思う。
これからもどんどんつけていこうっと(^^)