現在の状態をダラ書き。
ぐったりしている、アイリーン・カッシーニでございます。タイトルもここずーっと、土星探査から抜け出せておりません。先週は、仕事が詰まっておりました。祝日が入って全てのスケジュールが前倒しになったのも、理由のひとつです。社員さん、本当に大変だったと思います。殆ど寝ないで次の日を迎えられた方も、いらっしゃった。求人広告はその媒体によって、「何曜日発売」もしくは「何曜日から掲載」と決められています。取扱い媒体は、1種類だけではありません。営業さんは、広告掲載希望のクライアント様のご要望を汲み取って、その媒体を提案します。正社員向けの求人誌、主にアルバイト向けの求人誌、新聞折込・・・募集したい人材に沿った媒体に掲載した方が、反響が出る可能性が高くなります。そして、その媒体の発売日までに間に合うように、広告を作るのです。なので・・・祝日が入ると、必然的に処理スケジュールが前倒しになるんですね。いつも通りのものと、前倒しで処理するものが混在して処理されている状態になります。これは私のいる編集部だけではなく、社内全ての部署がそれで動きます。編集部の主な仕事に「広告のプレゼン作成」があります。要するに、クライアント様に見せる、広告のたたき台ですねー。営業さんが掲載したい内容の資料を、専用机に置いていってくれます。希望の媒体、広告の大きさ、イラストや写真は載せる予定かどうかの最低限の要素と共に。とりあえず、それらの大まかに決まった段階の資料を元に、「それらしく」つくる作業です。要望があれば、制作部の方の作成したイラストや写真との合成もします。又、PDFデータに書き出して、メールでクライアント様に見せられるデータにする事もあります。クライアント様が、以前他の会社の求人誌に載せたものを、ウチ風に作り変えたり、なんでもありです。何を希望しているのか、要望が汲み取れない依頼も、中にはあります。そういう時でも、社内にいらっしゃれば内線でお伺いしたり、想像力を駆使しながら組み立てます。又、依頼の内容が、希望の大きさの広告に入らない事が大半です。そういう時は、意味を変えない様に、縮めて表現します。本当は、長々と打ち合わせ出来れば間違いないんでしょうけれど・・・ハッキリ言いましてその余裕は、双方にありません。そして、たたき台に詳細な打ち合わせは必要ありません。依頼の内容は踏まえられていて、見せてもおかしくない。しかし完成形ではないので、ガチガチに煮詰まる必要はない。そのバランスを見極めるのが、大切です。とりあえず、それを基に打ち合わせ出来るレベルの広告を、作るわけです。スケジュール前倒しになると、プレゼンを物凄い勢いで作ることになります。ぎりぎり5日間でやっている事を4日間でやるので、当然です。又、入稿締切までに時間が無い媒体の依頼が来た時には、より完成度の高いプレゼンを作る事が必要になります。入稿までの打ち合わせが少ない事が、予測されるからです。そして、同時進行で校正や様々なチェック等、本入稿作業も行います。決まった時間までにデータを入稿しなければ、広告がおちて(載らなくなって)しまうからです。帰りの電車で思いをめぐらす事が、最近多くなりました。入力編集部署の頭数は、MAXの頃の半分になっています。そして、プレゼンのアップ希望時間迄に遊びが無い事も、多くなりました。物理的には処理可能ですが、人件費以外にメリットが無く、ぎりぎりの状態が引き起こす様々なデメリットの方が、はるかに勝っている様に見えます。普段から忙しい営業さんのフォローをするのに、今の状態は現実的か。面倒臭い事は気軽に依頼して頂いて、営業活動に専念して欲しい。依頼の仕方なんて、解る範囲でかまわない。最低限でOK、後は適当にして頂いていいんです。頭使って文章組み立てるのは、それなりにやりがいがあって楽しいものです。でもですね。余裕がないとそれって現実的でないんですね。何故なら、形のあやふやなものがとりあえず形になるという事は、どこかで誰かがちゃんと苦労をしているから、です。エネルギーの所在が移動しているだけですから。でも、エネルギーの落とし所の人数が、どんどん減っている。フォローしてあげたくても、少人数にそのエネルギーが凝縮している。自分でも気づかないうちに疲れていて、大きなポカをしてしまうかもしれない。それは結果的に、営業さんのフォローになっているのか?そして継続するのに現実的なことなのか?最近毎日、そういう事ばかりを考えています。