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音の棲む場所より

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2009.07.12
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カテゴリ:音を紡ぐ
いま、とある「魅力的なお嬢さん」に夢中です。

そのお嬢さんというのは、こちらさま

セシルお嬢様は職業ピアニスト

1861年8月8日 フランスのお生まれ(57年という説もあり)
セシル・シャミナード(シャミナーデ)嬢でございます。

えぇ・・・名目上は一生を「嬢」で通されたそうな。


ここでちょっと、セシルの生涯を振り返ってみましょう。
(突然ですが、どうかついて来てくださいまし!!!)
出版作品と演奏活動によって、経済的に自立した最初の女性作曲家といわれる。

とりわけピアノ曲《スカーフの踊り Pas des écharpes 》は世界的にヒットし、
それを記念して1910年には彼女のプロフィールを付けた石鹸が発売された

(さて、その曲の楽譜はいずこに?演奏会用練習曲集しか見たことないけど)

パリのブルジョワジーの家庭に生まれる。母の手ほどきでピアノを始める。

当時のパリ音楽院は女性に対して公式な入学許可を与えていなかったため、
個人教授でル・クーペ(ABCやラジリテの先生)にピアノを、
バンジャマン・ゴダールに作曲を師事。

要するに、小さい時から天才扱いだったので学歴は関係ないタイプ?

幼年期から作曲をしていた。小ピアニストとしてもステージありらしい。
8歳(!)の時にはいくつかの宗教曲をビゼーに演奏して聴かせ、
「小さなモーツァルト」と呼ばれて可愛がられた。

18歳で最初の演奏会を行い、徐々に作曲家としての認知を受けるようになった。

1879年に国民音楽協会の正会員に迎えられる(つまり音楽家として正式認定される)

1908年に初めて訪米し、数え切れない数の崇拝者から熱烈な歓迎を受ける。

ホワイトハウスでセオドア・ルーズヴェルトに御前演奏を行なった。

1913年に女性作曲家として初めてレジオン・ドヌール勲章を授与された。


1910年を前後する4年間に、降霊術やオカルトに熱中して音楽活動を顧みなくなる。

1918年から菜食主義による無謀なダイエットが原因で骨粗鬆症を来たして歩行困難となり、
後に左足を失う結果となった。



後で調べたこと:追記
57歳で第一次世界大戦が勃発すると、ピアノを捨て(!?!)
看護師として(当時は資格とか必要じゃなかったのかな?)戦地に赴く。
すでに↑の状態だったところを激務により片足切断・・ということらしい。
1944年4月18日モンテカルロに死す

フリーページ「作曲家S嬢のこと」の項に作品群を掲載(未完成ですが)

1990年代にフルートと管弦楽のための《コンチェルティーノニ長調》が演奏・録音され
その後はピアノ曲も復活を遂げている(そう?いまだあまり有名でないかも)
作品総数350曲余、うちピアノ曲が200だそうで(滝汗)・・・し・知らない。
調べてみよう・・・うんうん。(今年の夏休みの宿題??笑)


さてと・・・。
写真(こちらが石鹸についたのかな?)でご覧のように魅力的なお嬢さんです。
で、なぜ彼女のことを?というと、↑にある「コンチェルティーノ」を弾いているから。
職業作曲家・・というより「自作自演のピアニストだった」というお話を読んで
「お膝ぽんっ!(いてて・・力入れすぎ!)」なのでした。
ピアノがオケパートを弾いているんじゃなくて、まったくのピアノ曲ですがなお嬢さん。
最もまずは笛吹童子の音楽の作り方を聴いてみないとね・・・なわけですが
自分的な納得は、あったようにおもいますよ、お嬢さん(にっこり)

で、彼女の先生のゴダールさんですが、こちらです
ゴダール先生の曲はどこへ?

私の持っている日本の出版社の楽譜は師弟抱き合わせとなっておりまする。
これって発行された当初もこの方式だったのかしらん(ありがちだけど)
さてさて、問題は「1990年代に~うんぬん」のところ。
私、たぶんそれより前に笛吹童子からこの曲をもらった気がする。
もちろん、当時は「学生童子」だったわけで・・・

笛吹童子、恐るべし!
(いやフルートの御大であられたY教授、おそるべし?)

この曲、中間部くらいまで、「ふふ~~ん(にっこり)」と
フルートの超絶技巧を特等席(ピアノの前)で楽しむという
とても幸せな曲なわけですが、ラストに向かって
「私(ピアニスト)の見せ場だわよ~~、いくわよ~~そ~れっ!」
みたいに急に盛り上がってくれる(セシルお嬢さん・・・わがままっこ・・)

「ま・・・待ってください・・・息が・・」

って言いたい気分な3ページほど・・・がんばれ私、負けるな私・・・ぜえはあ。
これが、始めから「さぁ、どっからでもかかってらっしゃい!」ってな曲なら
あまりこういうことにならないんですが、
しっとりしたお芝居のフィナーレで突如踊りまくっているような気分でございます。
それにしても「拍手をさそう終わり方」を心得てますね?お嬢さん(おさすがです)

これほどのステキな曲でも100年近く埋もれているという。
なによりも

時代の流れ、おそるべし!

というべきなのかもしれませんな、お嬢さん。



あ~そうそう(恒例の「お話ころりん」でございますな・・・笑)

この前、「某マンションのセキュリティー扉の内側」にて
この子を発見しました(虫きらいな人、ここから飛ばしてね)









セキュリティー突破?

こやつ・・・セキュリティーを突破しおったか・・
・・・かなぶん君(違う?そう?)おそるべし。

そして、だいぶ離れたところに咲いていたわけですが、風(すごい風だったけど)に乗って
ふんわりと良い香りが・・・(つられて違う方向に行く人←だから迷子になる・・・)

こちらがそろそろ終わり?という状態ではありましたがたくさん咲いておりました。
くちなし(八重咲き)です。大好きなの。
くちなしの花のかおり~♪
ブレているのは、ウデが悪いせいもありますが、すごい風だったから。
くちなしさんたちったら、ライヴのお客さんくらいの勢いでアタマ振ってらっしゃいまして
写真に収めるのがたいへんでしたの。



さて、最後に、これも「いつもの」今日のM氏でございます。
ブログお友達のYURIKOさま~~さま~~さま~~
M氏の「サイズ」がわかるような写真撮ってみましたよ~♪

こちらです。
でろんでろんですな
ご覧のとおり、「M氏の長さはサッシ窓の横幅とほぼ同じ」です。
長いなぁ・・・・。

そして「猫の手」を借りるとこんな感じ(笑)
M氏の手
あんまりお手伝いにはならないかも?
それにしても、やっぱり手足も長いし太いかも?
どうでしょうね。

以上・・・笛吹童子との合わせを待ちながら・・・

の徒然語りでございました。

ではでは~♪










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Last updated  2009.07.12 13:53:09
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