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カテゴリ:音を紡ぐ
「そうだ京都へ・・」シリーズ 仁和寺編。 ヴァイオリン 川井郁子嬢 アレンジ 塩入俊哉くん
ねがはくば 花の下にて 春 死なん・・・・
そう詠んだ西行法師ではないけれど 桜の頃で良かった。ね・・・先生。
さて、私は「義理」がはたせた・・かなぁ 不義理ばかりしていたような気がするなぁ・・・。
せめても・・の「ひとり追悼演奏」 もくもくと。 シューマン アラベスク 子供の情景 リスト 演奏会用エチュード ショパン エチュードよりいくつか バラード ノクターン アンプロンプチュ(即興曲) ワルツ シューベルト アンプロンプチュ(即興曲) メンデルスゾーン ロンドカプリチオーソ 無言歌集よりいくつか ドビュッシー 雨の庭(版画) ベルガマスク アラベスク
なぁんだ・・・私のレパートリーなんて 基本的に中学生当時のものだったりする? コンクール自由曲規定により8分以内・・ってやつかもしれない。 大学以上だと 10分とか 20分とか そういう「時間規定」が、意外にもレパ-トリーを決めちゃうのね。といまさらな感想。 でも、やっぱりプログラムが組みやすいのは、6分~8分のこのへん? それにしても、当時のプログラムをひっくりかえしてみると ショパンばっかり・・(苦笑)
だって ベートーヴェンは Sくんがいたし(ほぼ巨匠の粋!) バッハは Aさんがいたし シューマンは 本当は Kくんの得意分野(←あこがれの先輩!) モーツァルト 2台のためのソナタ ・・・・ひとりじゃつまらないね
あ・・そうだ。 はじめてレッスンに行った時、直前に弾いてたのがSくんで 曲は ショパンのアンプロンプチュで。 圧倒されたなぁ・・・。天才ってこういう人をいうんだと思って。 それまで、ほとんどバロック&古典だった私には衝撃だった。 で、「じゃ、来週これ弾いてきて」と同じ曲を渡されて 貧血おこしそうになったっけ。
「レコード(注:CDにあらず)は勉強で聴くなら最低3人以上の演奏者で聴くこと 」 「楽譜は原典版に限る。せめて春●社。」 「レッスンは基本的に暗譜」 コンクールを受けること。識者の評価に常に身をさらすこと。 楽譜は音をひろうものじゃなくて作曲者の意図を「読み解く」ものであること。 今思えば、それらが「あたりまえのこと」になったのは、あのころ。 先生のレッスンからだった。
あの日々がなければ、その後の私はない。 絶対にない。
先生 遅すぎる御礼ですが ほんとうにありがとう。 つまりは、あのころ 私自身がなんらかの決心をしたのだなぁ と思います。 うっかり・・ね。 「その後」のことを決心しちゃったのだと。 その「決心」もいただいたもの・・かもしれないです。
さて、「別れ・・・」のエチュードは Sくんで聴きたいでしょう? だから、私はこのへんで
お別れはいいません。
まだ「義理」をはたせていないもの。 もうちょっと、見守ってくださいませ。
では・・・今日はこのへんで。
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Last updated
2011.04.03 02:20:21
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