2008/03/12(水)05:52
ファイアセールか?
自分が保有している株が下がっているのを黙ってみているのは非常に苦痛なものである。
特に上場したばっかりの株にあっという間に下がられたのでは
どこに目をつけて買ったのか自分の不明を恥じるべきを棚に上げ
IPO価格の方が間違っていたのだなどと嘯き(うそぶき)たくなる。
(私の場合、香港市場0196宏華を言っています。)
ここで考えられる選択肢は2つ
ひとつは「い~ち抜~けた!」と言って損切りして撤退すること
もうひとつは「じっと我慢の子であった。」と塩漬けすること
気持ち的には塩漬けだったのですが、
日経マネーにワールド ゴールド カウンシルの豊島逸夫さんが書いたコラムを発見した。
3月10日はヘッジファンドのヘアカット危機という題名だった。
http://www.nikkeihome.co.jp/gold/column/news/main.php4?id=020120080310500
私は知らなかったのだが、
ファンドも借金をして金融商材を買っている、と言うことだ。
証券会社でファンド募集とかやっているので、
彼らは無借金でタダの金を集めて投資活動をしているのかと思ったのだが、
銀行からカネを借りているそうなのである。
今、何が起こっているかと言うと銀行から融資条件を厳しくされたので、
現金を作らざるを得なくなり
なりふりかまわず現金を作っているのだそうだ。
こう言う事態をファイアーセールと言うのだそうだ。
西武の創設者堤 康次郎が東京大空襲の時に電話機を並べて東京中の土地を買い捲った
と言う逸話を思い出した。
株と言うのは自分が売った値段だけではなく、人が売った値段までも分かってしまうから
何となく、今売らなかったら損したような気分になるのだが、
自分の金で買っている人は
それこそケツに火のついたような人にお付き合いして
慌てて自分の財産を手放さなくてもいいのである。
今がセールのピークなのか?
こちらも焼きだされる番に回るのか?
各自の経済状況次第になるが、
豊島さんのコラムを読んで自信を持って中国株を保有することにした。
※投資の判断は自己責任でお願いします。
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