ゆめ百俵塾に参加しました。
9月24日に青年会議所主催で、ホテルニューオータニNCホールで行われた長岡市制100周年記念事業「ゆめ百俵塾」のお手伝いに行ってきました。この企画は、長岡の子供たちに楽しんで学んでもらおう、ということをねらいとした、体験学習型のプロジェクトです。親子合わせて200名ほどの皆さんにご参加いただきました。 まず午前中は「音楽の時間」です。世界的に有名なバイオリニストである川島成道氏によるコンサートが行われました。川島氏は、幼いころ生存率5%という難病にかかり、アメリカでの治療で一命を取りとめたものの、治療の副作用で視力をほとんど失いました。ご両親のすすめでバイオリンをはじめ、現在はヨーロッパで人気を集め世界的な演奏家として活動されている、とのことです。 プログラムはバイオリンの名曲、とのことでした。子どもたちがお客様なので、童謡などを演奏するのかと思いましたが、小品ながら本格的な曲ばかりだったように思います。私が曲名を知っていたのは、アンコールの「チャルダッシュ」だけでした。子どもにこそ本物の演奏を、という気概を感じる、素晴らしい演奏でした。その後、鈴木メソッドと宮内中吹奏楽部との合同演奏が行われました。世界的な演奏家を競演でき、子供たちにも忘れられないステージになったと思います。 その後、長岡が生んだヒーロー「ゆめ100戦士 ソイガイヤー」ショーが行われました。さすがにアクションはプロのでしたが、「ソイガイヤー司令長官」と悪役ジャミル軍団の「シャグロー将軍」はJCメンバーが担当し、素人とは思えない熱演でした。 「給食の時間」では長岡の食材を使った「ゆめ百俵カレー」を食べました。ミルク風味でとてもおいしかったです。食事の後、「歴史の時間」で長岡市制100年の歴史を振り返りました。 最後の「理科の時間」では、米村でんじろうプロダクションによる科学ショーです。米村でんじろうさんの一番弟子、チャーリー西村さんが、身近な材料を使った楽しい実験を子供たちと一緒に次々と繰り広げ、大いに会場を沸かせました。ブーメランやステッカーのおみやげもあり、笑顔でお帰りいただけました。 バスペインティング事業のバスも展示しました。また、阪之上小学校では、プロバスケチーム、新潟アルビレックスのメンバーによるバスケットの指導も行いました。 事業終了後、設営チーフの大関さんから「子供たちの笑顔を見て、みなさん楽しい1日を過ごしていただけたのではないかと思います。本当にこの事業をやってよかった」という言葉がありました。今日の楽しい1日の思い出によって、音楽好き、理科好き、体育好きの子供たちが少しでも長岡に増え、長岡の町が元気になっていけばいいな、と思いました。