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カテゴリ:国産ワイン
お久しぶりです!
しばらくご無沙汰しておりました。 高松の「わいんびより」に、千葉ヴィンヤードの千葉さんご夫妻がいらしていただいたのはおとといのこと。 せっかくなので千葉ヴィンヤードさんのワイン「ヒノデダンケ BLANC.d.n 2017年」を開けてみました。 こちらは、北海道岩見沢市日の出町で育てたぶどうを合同会社10Rで醸造したワインで、白・赤品種(計6種)を使っているものの、赤ワイン品種から造る白ワイン的なニュアンスを感じることから「ブラン・ド・ノワール」をイメージして「BLANC.d.n」という名前を付けたらしい。 開けた当初は、少し茫洋とした印象で柔らかで雑味のない丸い味わい。 翌日は、全体的に焦点の合った立体感が印象的で、果実感と北海道らしい伸びやかな酸味のバランスが素晴らしい。 そして3日目は、果実感こそ少しおとなしくなるものの、そこからググっと余韻が立ち上がってきて極めて長く続く様子は、この生産者のポテンシャルをうかがい知るに十分な味わい。 ボトルに残る最後の数滴には、れんげの蜂蜜のような香りが現れ、野原を照らす陽光を思わせる暖かさを感じることができました。 このワインの2017年の生産量は100本以下、生産者本人も「試験醸造レベルの数量です」とおっしゃられていましたが、3日間を通して感じた変化の様子は、今後のポテンシャルをうかがい知るに十分な印象を持ちました。 北海道全域で2018年は厳しい気候だったようなので、千葉ヴィンヤードさんもワインの生産量は少ないと思われますが、今後も楽しみな生産者と出会うことができました。 あぁ、それにしても北海道…行かねば! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 10, 2019 02:25:25 AM
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