荻野都　「おぎのおとのおと」

日々のつぶやき

　オリンピックにも、
　スポーツにも興味が無かったはずなのに、
　気が付くと、開会式を夢中で見て、
　卓球の愛ちゃんをリアルタイムで応援し、
　試合中の錦織選手の一挙一動に息を凝らし、
　体操日本代表に驚嘆の溜息をつき、
　初めて見るカヌー競技を興味津々で見て、
　こんな時でないと、見ない競技を見るのも
　たまにはいいよね、なんて、思ってしまう。
　そして、テレビで紹介していた
　５3歳の卓球女子 ルクセンブルグ代表 シャー リエン・ニー選手に喝采し、
　銅メダルを逃した40歳のサムソノフ選手がなんか気になる。
　そう、つまり、介護と最低限の家事以外はオリンピックテレビ観戦一色な毎日。
　現在無職なもので、その気になればいくらでも見られちゃうのが少しうれしい。
　いや、喜んでいる場合か？他にすべきことがあったはずだが。
　
　オリンピックを楽しむのが悪いなんて、
　思っているわけではないが、
　やっぱり、自分は、意思が弱いし
　洗脳されやすい口なのかも、
　と、思う。

　それにしても、オリンピック報道は、みごとに自国選手中心である。
　みんなの関心が一番強いのは、日本選手がどうだったか、だし、
　私だって、それを知りたいし見たい。けど、
　うっすらと、国威高揚の文字が透けないわけでもない。
　それぞれの種目で金メダルをとった選手の活躍が
　外国人だけだと、ほとんど放映されない、
　というのも、なんとなく、どうなのだろう、と思ったりもする。

　また、４年後、のことも考える。
　４年後、日本はどんな国になっているだろう？
　親は？どんな状況だろうか？
　自分は、どんな生活を送っているだろう？
　どんな４年後を迎えたいか、そのために、いま、何をするか。

　自分の課題を棚上げして、とりあえず、希望だけを言うと、
　都民として、開会式は、お金をかけずに、
　素敵なものを作ってほしい。。
　お金をかければ、それなりのものはできるかもしれないけど、
　お金をかけずに、なんか素敵、という開会式をやってほしい。
　希望だけですみません。。