鏡の法則
先日ひょんなことから「鏡の法則」という話を知った。(ネットで検索するとすぐ出てきます)「泣ける話」とか「ハンカチを用意してください」とか書いてあったがまったくなけなかった(^^;良い話ではあるので、お勧めではあります。で、「鏡の法則」をグーグルで検索すると「アンチ鏡の法則」が上位にありました。「あの話は残酷だ」というもの。親との和解がメインディッシュなので、”親と和解できない”人には厳しいと思うし。すべての人に当てはまるとも思わない。多分、私も父親に「謝る」ことはできないでしょう。(もうしんだし)ただ、別の事例には当てはめれると思います。私が実際に体験したのですが、(長いです)私の職場はモデルルームです。物件単位にプロジェクトが組まれて仕事します。ある物件で一緒に組んだ課長代理と馬があわず事あるごとに衝突していました。それが、悩みであったこともあります。数ヶ月後、ある派遣社員が来ました。そいつがこれまた”勘違い”な女でして「私は正社員より優秀」と思い込んでいました。そんでもって、私達に指示を出したりするんです。これには私も切れまして、ハイ。現在派遣社員でお勤めの方には申し訳ないですが、本当に優秀だろうが、優秀でなかろうがそんなこと関係ないんです。正社員は派遣社員より地位は上と思っていますから。その格下のハケンから指図されるというのは屈辱なんですよ。さらにタメ口きくなんて「舐めてんの?」となるわけです。で・・・その時私は思った。「ひょっとして、私は課長代理に対して同じような態度をとっているのはなかろうか?」とやっぱり、年だって一回り上だしなんたって課長代理だし平社員クラスの私にど偉そうなこといわれたらそりゃ腹立つわなと・・・。課長代理もこんな気持ちだったのかしらん。と心の中で反省し、心の中で課長代理に謝った。それから、何をどうしたというわけではなく課長代理に対する考え方とか接し方を改めたら職場での関係は劇的に良くなった。いまでは、課長代理は私にいろいろ有益なアドバイスをくれるよき「上司」となったのです。で、一方の派遣社員との関係は激悪の一途とたどりました(^^;その後の彼女は、突然物件の移動を命じられその後、転々と物件を転がって行きました。本人は「私は優秀だからいろんな物件に行かされる」とのたまっていましたが・・・ある日、全派遣社員に「自分が辞めることがさも大問題」のようにメールを送って、辞めました。いろいろ、旋風をあちこちで巻き起こし、派遣社員からは姉御のように慕われ、女子正社員からは目の敵にされ去っていきましたが(^^;腹はたったけど、彼女が来たことで大切なことに気が付いて現在も、課長代理と良い関係が気づけているということは本当によかったなと思っています。そういう意味で彼女には感謝しています(^^)で、何がいいたかったかと申しますと、別に謝るのは父親でなくていいんです。さらに本人に面と向かって謝らなくいいんです。身近な人に対する態度を改めるだけで劇的に環境は変わります。相手を認め、尊重すれば自分も尊重されます。そんな感じで鏡の法則を読んでいただけたらと思います。別にハンカチはいらないけど(^^;