願・たなからぼたもち

縁あって、

堀江さんの講演を聴講できる機会に恵まれた。

その当時、世間を騒がせる前から、

若いのに頭がキレる人だなとは

思っていました。

やっぱりTシャツなのね。

何か、突出した才能を持ってる人は、

一体どんなしゃべりをするのか

非常に興味があった。

始めこそ、

ご自身の得意分野であるインターネットやスマホを、

この度集まった私たちの業界とを

なんとなーく、

うまくこじつけてるような話で、

やっぱり、

こういう場では「暗記」してきた文章を

ただ吐露するだけなのかなーって、

少々残念に思っていたところ、

「質疑応答」が始まるや否や、

表情や、目の輝きがまるで違ってくる堀江さん。

ご自身の生き生きとした言葉で、

話し始めたのでした。

やっと、「ホリエモン」に出会えた。

10秒の質問に10分答える。

それを3人分。

制限時間のきっちり30分で終了させた

体内時計はすばらしい。

その10分は、

まるで関係ない話に脱線しているかのようで、

していない。

戻ってくる。

そして、まとめて、

答えになっている。

そして10分なのだ。

答えは、決して万人に正解ではなく、

堀江さん特有の、

強い強い持論から出てくる答えで、

沢山の人生の先輩たちの前で、

こちらが苦笑いするような

ひどい表現をひょうひょうと交えながら、

きっぱり言い切る。

私にとっても

答えは正解じゃなかったけど、

「あれ、正しいのかな」なんて、

つい思わされてしまう。

自分の幹をしっかり持ってて、

人の顔色を見て答えたりしない。

周りをいちいち気にしない。

俺は俺。

何が悪い？

という

堀江さんの「気」が

びしびし伝わってきました。

テレビ画面を通してでは、

決して分からないことであろう。

到底マネすることはできないけど、

「ホリエモンオーラ」を感じ取れただけで

大収穫だと思っています。