2005/12/23(金)23:10
光よ!
12月にはいると、今度は陽が少しずつ長くなる。
北の国では聖ルーシーの日13日に少女たちがろうそくに灯を灯して行列して歌を歌う。
暗がりに灯りがひとつでも燈っていると、それだけで安心出来る。
ゴスペルでも歌うが、小さな私の灯りよ、いつまでも輝いていておくれ。。。と。
そのせいか電飾は盛んであり、きれいのである。日頃真っ暗な通りが明るくなると、心まで暖まる。日本で路地で電信柱が灯されるようだ。
最近では欧米なみの電飾が見られるようであるが、昔から神社の灯篭なども電飾であると思う。大文字山だって、火祭りだって、日本にも伝統はある。
しかし欧米のは、特にアメリカのは美しく、色とりどりで美しいという。
ベルギーは特に今年は省エネを狙ってか、青いランプが目立っている。うっすらと、ちょっと気味悪い。フランスやイギリスに比べると、年々地味になってきている。大晦日の花火だって、去年は津波でキャンセルされたのだが、そうでなくても質素そのもの。
私の心の中の種火は数年前には風前の灯状態であった。それが、あることをきっかけに、ぱっと明るく再度点火されたのである。
以後その明かりを絶やさないように、周りを燃やしてしまわないように、暖かな希望を育てている。
JOYEUSES FETES!