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桐まみれの日々 by さきさん

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2006年08月03日
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カテゴリ:ひとりごと
 おいたちの小箱という商品を作って販売している。子供の乳歯・臍の緒・母子手帳を3点まとめて収納するための桐箱。発売から6年を経た時点で、お蔭さまで全国(イギリスとアメリカにも幾つかは渡ったのですが)の4千人の子供たちのもとへお嫁入りをして行った。

 東急ハンズを始めとする大小の代理店を通じて間接的にご注文を頂いたり、或いは、御祝などでおいたちの小箱を頂いたとおっしゃるお客様から、直接、お電話やファックスで、また、ネットの直営ショップなどからメールで、それぞれにご注文を頂くのだが、蓋に墨書するお子様のお名前と誕生日については、くれぐれも間違いがあってはならないので、墨書の指示を書き記した書面をファックスかメールと言う形で頂くようにしている。時にはそのようにばかりも行かないので、その場合はよくよく注意しながら、お電話を通して、文字の情報を耳から受け取る。

 墨書する内容以外、例えばお客様のお名前だとか、ご住所と言ったものは、気が緩む時があってちょくちょく笑い話がうまれる。

 あるお客様からご注文のお電話を頂き、お客様のお名前をお伺いすると「すえこです。」とおっしゃる。はぁはぁ、一旦は末子さんかな、と思って、どんな字でしょうか?と尋ねると、「まつです。」と言う答え。私の頭に浮かんだのは「待つ」だった。

「へぇ~~待子と書いてすえこと読むんだ。」

 確かお客様にも「へぇ~、こう書いてそう読むんですか。初めて知りました。」と言ったと思う。お客様からのリアクションは特になかった。私の言う「こう」がお客様には判らないのだ。妙に納得して控帳に書き込んだ。それ以降、私は事あるごとに、「待子と書いてすえこって読むんだって。」と得意気に話してきたが、ここに来てふとある思いが脳裏をよぎる。

末子!!??

 そうだ。「まつ」と言えば末だ。月末の「まつ」だ。あの時、私の驚きと深い納得にお客様はきっとリアクションを失っていらっしゃったのだ。って言うか、私が「待つ」を想像した事が想像できなかったのだ。あまりに納得しているから「違う」の一言が言えなかったのだ。って言うか、論外だ。そうだ、まつだ。まつだ。末だ。待と書いて「すえ」なんて読むワケない。

 おいたちの小箱の仕事をしていると、色々な漢字の色々な読み方と出会うので、一般の人より許容範囲が広くなっている私は、常識の範囲外のことを、思いついただけだったのだ。

 この次お便りを起こすときには、ちゃんと「末子様」と書いて発送しよう。





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最終更新日  2006年08月03日 16時13分47秒
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