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カテゴリ:こどもたちとの日々
先日、加奈の通う幼稚園で
『生活展』というイベントが行われました。 ”子どもたちの成長や園生活の一端を、 作品を通して理解して頂く機会”という 説明がありましたので とても楽しみにしていました。 ・・・が、 あれほど大掛かりなものとは 思っていなかったので、行ってみてびっくりしました。 教室に入るとそこはもう美術館さながら、 所狭しと子どもたちの作品が並んでいます。 名前の入った縦長の模造紙いっぱいに 入園してからこれまでの作品で、 先生がピックアップして下さった絵と、 加奈の顔写真が1枚貼ってあります。 担任の先生が、作品の背景やエピソードを 細かく説明して下さいました。 (こういう丁寧なところもこの園の大好きなところです) お花のワンピースを着た私が 画用紙の真ん中に大きく描かれている絵があって 「お花が美味く描けない~!!って頑張って描いてましたよ」 と、聞いたとたん、ずっとずっとさっきから こらえていた涙がどどーーーーっと 滝のように流れ、多少予想はしていましたが 号泣してしまいました。 もうひとつ別の教室には、空き箱でつくった 工作が(加奈はうさぎ)展示してあって そちらも可愛く出来ていました。 他のクラスの作品もゆっくり観て来ました。 どれも興味深く、愛らしいものばかりで ひと回りするのにすごく時間がかかってしまいました。 加奈は幼稚園のどんぐり工房という 工作クラブに入っています。 『普段の生活ではなかなか出来ないことを体験し、 その中で、工夫したり協力したりする事を学び ものつくりの楽しさをしってほしい』というコンセプトです。 参加するようになって約4ヶ月ほど経ちます。 加奈は、そのコンセプト通り、 普段出来ないものつくりを体験し、 存分に楽しんでいるように見えます。 家でも時間があるとテレビばかりだったのに 粘土やお絵かきをするようになったのは どんぐり工房のお陰だと思っています。 生活展でのどんぐり工房の様子はこちらへ→★ 想像力や、創意工夫が豊かな子になってほしいと思います。 これはつい先日のどんぐり工房のレッスンの様子です。 自分たちで作ったおにのお面を被って「はいぽーず」 ちなみに我が家の節分の時には、加奈と幸がこのお面を被り 「おには~外っ!」と、やりました。 生活展の締めくくりは園庭での「工作コーナー」 紙皿や紙コップ、輪ゴムやセロハンテープ、クレヨン等、 資材が机の上にあるだけで、何をつくるかは自分次第! ビニール袋をふくらませたものと紙コップをくっつけて 「ロケットだよ~!」と自慢げに見せる子、 何を作ったらいいのか分からずに、資材だけはたくさん手元に 置いて周りをキョロキョロする子、夢中になってはさみで切る子、 など、反応はさまざまで面白い。 子供を授かった瞬間から、いきなり親になる訳で 最初の子供が4歳ならその親も4歳ですよね。 やみくもに子育て本を買いあさり、なんとか子育ての 正解を求めながら過ごす毎日。 結婚が遅かったから、たまに友達が子連れで遊びに来たり することもあったけど、そんな時、楽しく遊んであげること もしくは、楽しい時間を過ごすことなんて出来なかった気がします。 「子供って面倒」「子供は苦手」って思ってました。 でも、母親にならせてもらって、こうして幼稚園に通い 日々成長する姿を目にすると本当に「子どもってすごい!」 「もっと子どもと関わりたい」「子どもといると楽しい」と 思えるようになりました。 新境地開拓! 子どもを育てる事で、少しずつですが私も変わっていきます。 改めて、有難いなぁと感謝してしまいます。 健ちゃんにも感謝です。 と、色々と感慨深い『生活展』のお話でした。 紙芝居を読んでくれた幸。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.13 12:01:08
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