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エディのことです。 年末に1度、深夜にはじめて"てんかん"のような発作を起こしました。 健ちゃんとふたりで飛び起きて、暴れる体を必死で抱きかかえ「エディ」「エディ」と叫びました。
発作はたぶん2分位で治まったと思います。
一命は取り留めたものの、その日を境に意味も無く、深夜吠えるようになりました。 吠え出すと静止できません。
「とうとうこの時がきてしまった(涙)」ボケ症状の最終段階です。
それは時間の経過と共に興奮し、手足を布団に擦り付けるようにして暴れます。 カッと見開いた目は、充血して赤くなってきます。 声も大きくて同居の私は気が気ではありません。
これはたまらん、と、翌朝掛かりつけの病院で相談してみました。
「これを飲めば朝までゆっくり眠ると思うよ」という薬を処方して頂きましたが 効き目(と言えるほどのことは無かった)があったのはほんの数回だけ。
「今度のは大丈夫と思うけど」と、第2の薬を頂きました。
どちらもネットで調べたら、"てんかん"の薬で安定剤でした。
残念ながら、この薬も効き目はほとんど無く、深夜、エディの徘徊と夜鳴きは衰えをみせません。
実は私、この薬を発作のときに飲ませる即効性のある薬なのかと勘違いして、 一晩で8錠も飲ませてしまいました。 「5倍から7倍までなら飲ませてもいいよ」と言われていたので・・・。
なのでさすがのエディもぐったりというかぐっすり、というか、 もしかしたら死んじゃってるの?っていうぐらい精気を失ってしまいました。
「8錠は飲ませすぎちゃったね~(笑)でもそのうち目覚ますからそのまま寝かしておくといいよ」と。
言って下さいましたが、心配で心配で。
先日の電話で「この薬が効かなければあとはモルヒネとかしかないよ」と
その時私、思い切って先生に聞いてみました。
わざわざ通っている方がざらにいるんです。
見たことのない珍しい犬種のワンコ達にも会うことがあります。
病院は昭和の香りがプンプンする位、アナログな佇まいで まったく垢抜けない。
信頼している老先生です。
その先生が
「ちょ~っと厳しくなってきちゃったねぇ~」
「ボケてきちゃってるからね~」
「厳しいっていうのは先生何がでしょうか・・・」
「心臓が速いんだよね~、動きが。普通の1,5倍位。 で、そうかと思うと今度はすごーくゆっくりになったりして」
その後も先生、何かおっしゃってたんですが、私何がなんだか分からなくなってきちゃって。
お褒めの言葉がすでに完了形になっていたのが悲しくて、 こらえていた涙が、ついに滝のように溢れてしまいました。
夜、いつもの習慣で、何度か目が覚めたものの、久しぶりにぐっすり眠れました。 私もエディも"お疲れ休み"といったところでしょうか。
怖くて注射なんて私出来ませんし、そんなことより、あまり強すぎる薬は 老犬にどうなのかしら、と。
ただし、今度の第3の薬。 これが少しいいみたいなんです。
幸いにも同居のお義母さんが「吠えるのとか、気にしないでいいからね」と 言ってくださっているので、必要以上に負担に思うのは止めようと思っています。
なんといっても私の本業は子育て。 これに支障きたすのだけは避けなくては。
頑張らないように頑張って、与えられた道を黙って通るのみ、です。 現在のエディ。 結局、薬の影響でかろうじて使っていた手足が利かなくなってしまい 寝たきりになってしまいました。
深夜問わず行っていた、3~4時間の散歩(用足し)も懐かしい思い出となってしまいました。
体勢が辛くなると教えてくれるので、その度に上下を変えてあげます。
ご飯は元気良くたべます。 少しずつ寝たままでする用足しにも慣れてきてくれている感じです。
抱けば顔をぺろぺろと舐めます。「大好きだよ」と言ってるかのよう。
大丈夫、まだだいじょうぶ。
長くなりましたがエディの近況でした。 読んでくださって有難うございました。
むっちゃんが買ってきてくれたアロマオイル。 エディの糞尿のあと、お布団にひいたシートに1滴。
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最終更新日
2012.01.18 05:38:30
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