カテゴリ:日々の出来事...
仕事先の近くにあるラーメン屋に行った時の話...
そこのラーメン屋は、「ランチサービス」というサービスメニューがあります。 ラーメンプラスアルファで大盛りとかライスとかデザートが無料で付いてくるんです。 お昼時のそこそこ混雑した店内で、その日は坦々麺と、ランチサービスに自家製杏仁豆腐を頼みました。 しばらくして頼んだ坦々麺が運ばれて、おもむろに食べ始めたのです。 が、まだ食べ始めたばかりだと言うのにデザートの杏仁豆腐がもう出てきました。 ここの杏仁豆腐は冷たく冷やしているので、本来は食べ終わるくらいに出すのがスタンダード。 まだ食べ始めたばかりだというのに、これではせっかくの杏仁豆腐がぬるくなってしまいます。 「いくらなんでも早ぐね???」と、正直ちょっとイラっとしました。 でもまぁ混んでるししょうがないと急いで坦々麺を食べました。 すると、もう少しで坦々麺食べ終わるところで、先ほど杏仁豆腐を運んできた店員さんが声を掛けてきました。 「杏仁豆腐、出すのが早すぎました。すみません。交換させていただきます。」 と、こちらが何も言わないのに新しいのに交換してくれたのです。 正直、びっくりしました。そして感動しました。 その店員さんは、自分が運んだ杏仁豆腐に僕が手を付けないことに気付いて、交換してくれたんだと思います。 マニュアルではなく、相手の気持ちになって考えた、本当のこころ配りというかサービスに触れたような気がしました。 デザートを早く出しすぎた店員さんは、その時点ではマイナスでした。 しかし、相手の気持ちになって考えることで、マイナスを帳消しにするどころか、大きなプラスにもっていくことができたんだと思います。 一流のホテルやレストランならいざ知れず、ただのラーメン屋(と言ったら失礼ですが)でこんな気持ちのいいサービスをしてもらって、正直ファンになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/02/22 08:59:54 PM
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