おじゃたん家[ojatan-chi]

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• 正解は

  「今日は、どこに出没したでしょう～かっ！」の答えです。（画像はそちらでご確認を）千葉県・佐原でした。１佐原の街を流れる、小野川を、こたつの乗った舟でめぐる。。。なんとも風情があります。２天明２年創業の蕎麦屋、小堀屋本店の名物、黒切蕎麦であります。「江戸時代、北海道から良質の日高昆布をのせた北前船が、銚子に昆布をおろし、それを高瀬船で利根川を使い、江戸へ運ぶ途中の佐原で昆布が入手できたので、それを粉末にして、（あとは企業秘密）蕎麦に練りこんだ蕎麦が黒切蕎麦です」とお店の方が説明してくださいました。細く、やわらかい蕎麦でした。３勝海舟ゆかりの酒蔵馬場本店に展示されている、昔、酒造りに使われた道具の数々。創業300余年となる馬場本店。今も酒造りをされていますが、特に有名なのが、昔ながらの製法で造られる「白本味醂」であります。４この道５０年の大ベテラン。東薫酒造の杜氏。南部杜氏会の会長をされている、日本の名工、及川恒男杜氏であります。この日は、及川杜氏に蔵内をご案内いただきました。５そして、日本酒大好きな東薫酒造の看板娘、静ちゃん。

  2006年02月18日

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  寝かせる楽しみ・・・

  新酒のしぼりたてを早速・・・・といきたいところだが、　　　　早速、新聞紙にくるんで・・・と・・・　　　　　　　　冷蔵庫に・・・・・と・・・・ 本日は、福岡・久留米「杜の蔵」の「槽汲み　特別純米酒」を購入。槽汲みさん。福岡からの長旅、お疲れ様でした。どうぞ、我が家の冷蔵庫で、新聞紙の布団につつまれ、半年間、まったりと長旅のお疲れを癒してくださいませ。 正確には「2005醸造年度　第18号仕込み特別純米酒　槽汲み(ふなぐみ)」さんなのですね。ある催事でお会いした「杜の蔵」営業部長の溝口さん。何者か怪しいあたくしを、お気にかけてくださり、こちらでイベントや催事があると、ご連絡くださり、いろんなお話をしてくださり、今回もありがとうございました。槽汲みさんは、確かに、先程、お休みになられました。お目覚めは半年後になると思います。あの企画たてようかな・・・

  2006年02月17日

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  初しぼりに感動！　人の縁に感謝！

  日光・今市へ行った本当の目的は、今季の初しぼりを見学する為であった。１月から仕込みをはじめ、本日、初しぼりの日を迎えた栃木県今市市の柏盛（片山酒造）さん。 到着すると、早速、槽（ふね）から滴るしぼりたてを頂いた。「ん！！！！！！！！」しぼりたてなのに、荒っぽい暴れた感じが口の中に広がらない。（私流にいうと、｢昼休み、一斉に校庭に散らばる中学生｣っぽい感じ）とてもおだやか～　　　　　　　～それでいて、最後にピリッと新鮮度が伝わってくる。「これは・・原酒だから・・アルコール度数は・・２０度前後のはずなのに・・・キツさが・・ない・・・ｺﾞｸｯ・ｳﾏｲﾈ～・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」このつぶやきを耳にした、杜氏、蔵人と一緒に搾り作業をする、社長の片山さんは「ふねの中に積んだ袋から、自然にしたたりおちてるだけのお酒ですから、雑味がないというか、旨味だけがでてくるんですよ。だから度数の高さも感じられないですよね。」本当に、飲みやすい。「あたくし、酒好きなのに弱いので、そんなに飲めんですよ～」といいつつ、２回は「ゴクゴクッ」と喉をならしてた。しかし、いい酒は酔わないものなのか。普段はそれ位で、ポッポッ！カッカッ！してくるのに、このあと、蔵内を見学していても、それがなかった。蔵内は初しぼりということもあり、杜氏や蔵人があっちへこっちへと忙しく動き回っている。「まっとうな仕事をしているから」だから、あえてしぼりの作業をみてほしいということで、片山さんは、日頃お世話になってるお得意様や地元の方をはじめ、「見学にきてくださいと」初しぼりの日をお知らせしたという。それが特定の方対象ではないというのが、またいいんです。だって、ＨＰ上でもアナウンスしてるんですから。片山酒造ホームページちなみに次回は２月１９日。そんなわけで、地元今市で「菜音zion」という古民家酒房を経営されている方とお店の方達、日光の情報サービスをされている日光ほっとネットサービスさんとお友達と見学ご一緒させていただいた。（左から２番目片山さん。その左が菜音オーナー）まさか、しぼり見学に来て、こんなに人の縁がつながると思ってもなかった。で、話を伺えば伺うほど、片山さんには、人の縁をつなげるというか、人が集まってくるという「パワー」が備わっているのではないかと思った。それが、現在の杜氏であり蔵人との出会い。酒造りの先頭に立つ、新潟県寺泊出身、越後・野積杜氏の松井杜氏。数々の鑑評会で幾多の入賞歴をもつ、名杜氏なのであるが、この蔵にきて、今季で２回目の造りとなる。前任の杜氏さんが高齢で、蔵を去ることになり、新たに杜氏を探していたところ、たまたま松井杜氏が、それまでいた蔵での来季からの予定がなくなり、柏盛に来ることになった。２人の蔵人の経歴もまた珍しい。１人は北九州出身。日本酒ファンなら耳にしたことのある蔵でも酒造りをされ、数軒で蔵人として従事。そしてシーズンオフは、旅行というか冒険にでかけ、昨年は自転車でカナダを横断したという。１人は日光地ビールを造る醸造家で、今の時季は日本酒造りにたずさわるという。３人との出会いは偶然なのか、必然なのか。みえない縁で集まった４人で醸す、旨い酒。４人の縁に感謝。～・～・～片山さんはいいます。「柏盛のライバルは、地元の漬物であり、羊羹であると。」・・・!?どういうことかというと、地元でなければ買えない、味わえない物産ってありますよね。例えば日光でいうと、たまり漬などの漬物や、東照宮近くのすぐ売り切れちゃう羊羹や、湯葉とか。「日光に行ったら、どこどこのなにを買って帰ろう」っていうもの。柏盛はそんなお酒になれたらいいなと片山さんは言うのです。という訳ということではないのですが、柏盛は、この蔵での直売がほとんど。あとは金谷ホテルをはじめとする近隣の宿に少々おいてあるだけ。んでも、いくら美味しい酒でも日本酒飲めないって方もいらっしゃいますね。それではこの「酒ケーキ」はいかがでしょう。柏盛の吟醸酒がしみこんでいますが、日本酒苦手な方も食べれちゃう（現にあたくしの知人がそうです）。実は、片山さんご自身もあまりお酒にはお強くないそうで。更に、このケーキの生みの親である先代社長は全く飲めなかったそうで。そこで、酒飲めない人でも日本酒を楽しめたらということで、地元菓子店との共同開発で誕生したのが、この酒ケーキ。雪のごとく白いスポンジは、スポンジ嫌いなあたくしも食べれる、軽い食感。 日光銘菓。旅のお土産にいかが。

  2006年02月14日

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  ハスオセンセイと愉快な仲間たち

  その実態はいかに！！　遂に、その正体が今！明かされる！！ じゃ～んと、かなり思わせぶりだが、このBlogで何度か書いている「蓮の会」も、実際にどんな感じで集まり（飲み会）をやってるか、っつうことで今回、初めて、盛り上がり最中の画像です。これは始まって１時間半位です。かなりいい感じになりつつあります。かなりっつうか、いい感じです。何しろ、明るい！楽しい！酒飲みであります。中央右側あたりにいらっしゃるのが、会の名前「蓮の会」の「蓮」を頂きました、中央会の蓮尾先生です。こちらの本の著者です。↓【送料無料】 日本酒鑑定官三十五年すごい先生なのですが、毎回、出席してくださり、気さくなお話で楽しませてくださいます。そして、本日の特別ゲスト 富山県酒造組合の古市先生より、富山の酒についての講義を急遽、前半・後半の２度、拝聴。（ありがとうございます）でもって、「蓮の会」といえば、やはり虎ノ門「登茂恵」さんなのである。「和風レストラン」と書いてあっても「燗のうまい店」なのである。一番のおすすめは、ママさんの笑顔なのである。本日のラインナップ（今月は、北陸・東海の酒でした）・嘉泉「ぎんから」・小夜衣・木枯しの森・成政・あけぼのなどなど結局、何合飲んだのか・・・４合瓶×２＝８合と、１合徳利×５を６銘柄以上なので、とりあえず６銘柄として、３０本(合)で・・・３８合！！参加者１３名＋ゲスト２名＝１５名だから１人＠２．５３３３３３・・・・合いいなぁ～、みんなの肝臓・・・うらやましいぞぉ・・・あたしゃ、肝臓のアルコール許容量低いから、日本酒好きなのに１合が致死量だもんなぁ～(-.-)～で、そんな酒豪揃いのメンツは、一体、どういうメンツなんだということだが・・・職場？＝別年齢？＝別性別？＝多分一緒(?!)なんだ？共通項がないぞ・・では、種明かし。このメンツは、日本酒造組合中央会主催の「女性のためのOsakeセミナー」受講修了生なのである。みんな同時期に受講したわけではなく、受講シーズンも別。何もかもが別々なのだが、唯一共通するものといえば、やはりニホンシュガ、スキデス！ってことで、毎月最終火曜日を勝手ながら「蓮の日」とさせていただき、中央会の地下１階「登茂恵」で、「蓮の会」を開催している。って訳なのである。周りを見渡せば、店の客層である、40代中盤～のようなお歳の殿方が多く見受けられる。その中で、１０名前後の女性集団。だまってたって、目立つのに、それがまた、それぞれいいキャラをもっている。んだから、トイレとか行くときにすれ違ったお客さんに、「失礼ですが、どういうお集まりなんですか？」なんて聞かれる時もあり、「■○※＠●なんです～」と説明してることも、結構ある。まっ、そんなやり取りもまた、楽しみのひとつである。ビールやサワーじゃ、こうは行かないであろう。やっぱり、日本酒だからこそ、生まれる輪(和)があるんじゃなかろうか。ということで・・・ハスオセンセイと愉快な仲間たち　でした。

  2006年01月31日

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  海外で会える日本酒

  「日本酒セミナー記念パーティー」第二部は「きき酒会」であります。（「海外進出→→」の続き。）本日は輸出をされている18の蔵元さんの銘酒と、松崎さんが海外で入手した日本酒のきき酒もできるということで、中には国内ではお目にかかれないお酒もあり、興味津々なきき酒会であります。 こちらが国内では味わうことのできない「日本酒」であります。中国や台湾・ベトナム・アメリカなどで醸し出されたSAKE達であります。そしてこちらは 福島県二本松・奥の松酒造さんの「Ｇ２」こちら国内では「全米吟醸」という商品の海外輸出版。なので「Ｇ２」は国内では買えません。他にも、「ネーミングも大事」という島根県・李白酒造さんは「特別純米李白にごり酒」の海外向けを「Dreamy Clouds」、鳥取県・千代むすびさんの「千代むすび純米吟醸強力」は「ストロングパワー」と海外の方にも覚えられやすいネーミングで販売されています。また木桶仕込みや、スパークリング(活性)など、日本酒のイメージや通常の製法とは違う日本酒なども輸出されている。スパークリング(活性)酒は、国内でも飲んだことない方や存在すら知らない方が多いんですから、海外の方は驚くのでは。でも、日本酒自体初めてという方ばかりなのだから、初めて見る飲む日本酒のラインアップにスパークリング(活性)があったら、そのまま受け入れるんだろうな。ともあれ、飲んでみたいと思っていた国内であうことのできない日本酒に、アメリカまで行かずともお会いし試飲することができたのは幸運であった。■出展蔵元・｢男山｣(男山株式会社・北海道)・｢出羽鶴｣｢刈穂｣(秋田清酒株式会社・秋田県)・｢出羽桜｣(出羽桜酒造株式会社・山形県)・｢浦霞｣(株式会社佐浦・宮城県)・｢奥の松｣(奥の松酒造株式会社・福島県)・｢月の井｣(株式会社月の井酒造店・茨城県)・｢水芭蕉｣｢谷川岳｣(永井酒造株式会社・群馬県)・｢いづみ橋｣(泉橋酒造株式会社・神奈川県)・｢麒麟｣｢蒲原｣(下越酒造株式会社・新潟県)・｢若竹鬼ころし｣(株式会社大村屋酒造場・静岡県)・｢七本槍｣(冨田酒造有限会社・滋賀県)・｢丹山｣(丹山酒造株式会社・京都府)・｢明石鯛｣(明石醗酵工業株式会社・兵庫県)・｢竹林｣｢泡々酒｣(丸本酒造株式会社・岡山県)・｢賀茂泉｣(賀茂泉酒造株式会社・広島県)・｢千代むすび｣(千代むすび酒造株式会社・鳥取県)・｢李白｣(李白酒造有限会社・島根県)・｢独楽蔵｣｢大手門｣(株式会社杜の蔵・福岡県)(日本酒セミナー記念パーティー冊子参照)

  2006年01月21日

• 海外進出→→

  「世界にはばたく日本の酒」日本酒ジャーナリスト松崎晴雄さんが主宰されている「日本酒市民講座」第７５回記念ということで開催された「日本酒セミナー記念パーティー」にお邪魔しました。本日は２部構成で、第一部は「世界にはばたく日本の酒」パネル・ディスカッション。近年の世界各国における日本酒の需要や海外輸出に取り組まれているパネラーのお話を伺った。輸出先は主にアメリカが中心のようだが、アジアやヨーロッパにも広がっているという。例えばアメリカにおいては、自国の文化が（歴史的に）浅いということもあり、ほかの国に歴史文化に強い関心を抱き、そういう点から歴史ある日本酒の興味をもたれる方が多く、日本食ブームしいては日本酒が注目されているという。全世界への輸出量も年々増加しているという。日本人が忘れかけてというより、忘れてしまった（人も多い）自国の食文化が海外で評価されるというのは皮肉なもんだなと思う反面、海外からの評価を受け、日本酒のよさが再認識される日が来る！と信じてやみません。(「海外で会える日本酒」につづく)■パネラーのご紹介・飯田永介さん(株式会社岡永　代表取締役)・遊佐勇人さん(福島県・奥の松酒造株式会社　代表取締役)・永井則吉さん(群馬県・永井酒造株式会社　代表取締役)・ジョンゴントナーさん(日本酒ジャーナリスト)　　(日本酒セミナー記念パーティー冊子より)

  2006年01月21日

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  至福の時間の続き----絶妙なタイミング

  成田山新勝寺門前のＰＲセンターでお馴染みの仁勇醸造元「鍋店株式会社」の蔵に行ってきました。蔵は成田から少し東に行った神崎というところにあります。近くには利根川が流れ、橋を渡れば茨城県という県境の町です。案内してくださった大塚専務、高田工場長お二人のやりとりが絶妙といいますか、とても息が合っているといいますか、餅つきの打つ方と餅をならす方のようなタイミングといいますか、お話を伺っていて終始、お二人の会話に引き込まれてしまっておりました。そういえば、ＨＰトップページの右上に大塚専務と高田工場長の２ショット画像があったんです！家に戻ってから気がつきました！さて蔵は元禄2年（1689年）創業、本年で317年を迎える歴史ある蔵。元々は成田山に蔵を構えていたそうで、成田の本蔵と灘・神崎・印西の出蔵をあわせ４蔵で酒造りをされてた。戦中戦後をむかえ、４蔵は神崎の新工場１蔵に統一、成田山門前に現在のＰＲセンターを構え現在に至っている。現在は杜氏さんは置かず、高田工場長以下蔵人さんが酒造りをされている。機械は必要最低限にとどめ、手仕事中心の酒造りをされている。そのせいか、ポイントポイントで作業しやすいような工夫が見受けられる。酒母やもろみをみせていただいたが、日数によって発している香りがまったく異なる嗅ぎ分けを体験した。なぁんか発酵している、漬物までもいかないけど、ちょっと眉間にしわがよるような香りが、数日後には果実のようなちょっと甘みを含んだようないい香りになっている。こういうのを体感すると、日本酒は生き物だなとつくづく感じてしまう。また、発酵のブクブク加減も全然違う。昨日仕込んだというものは、まだ米が米状のまま残っていて、ブクブク感もかい棒を入れると「ブシュー」て感じで出てくるけど、数日たつと、至るところから「ブクブクッ」「ブクッ」と泡がでてくる。 「ちょっと頭入れて香りをかいでみたら」お二人がやっているのをまねして私も、明日あたりに搾るというもろみのタンクの中に頭を少し入れて香りをかいだ瞬間！！鼻がぁっ・・前頭葉がぁっ・・たとえていうなら、炭酸飲料を一気飲みしてゲップが鼻にぬけちゃった時のあのツーン感がする。このツーン感だけでもんどりうってしまった。お二人は全然平気。「搾り前だからかなりおさまってきてるけど、一番盛んな時はこんなことしたら死んじゃうからね～」と。確かに、発酵中のタンクからでるガスでタンクにおちて亡くなってしまった方がいるというお話は伺うが、ほとんどおさまっているというタンクでこれなんだから・・・本を読んだり情報を収集するのはできても、体感に勝る学習はないとつくづく感じたのである。「イベントのお知らせ」毎年恒例「仁勇蔵祭り」が本年も開催！入場無料！蔵内見学あり、搾りたて大吟醸の限定販売ありと盛りだくさん。詳しくはこちらをごらんください。

  2006年01月17日

• 至福の時間

  >今日は利根川の側、千葉県神崎町にある“仁勇”でおなじみ、「鍋店(なべだな)株式会社」さんに伺いました。大塚専務と高田工場長の絶妙なタイミングで息のあったお話は後ほど

  2006年01月17日

• お気に入りにも登録しているblog

  ＰＣが新しくなってから、通信環境もよいようで「いままでのは一体なんだったの？」というくらい、サクサクと働くＰＣのおかげで、自分の書き込みをしながら他の人のblogを拝読することができるという嬉しいおまけがついてきた。（これが普通なのかもしれないが）ということでblog検索をよくする。その中でも、気になる2つのblogをご紹介。地域の文化に触れたり、独り言の怒りなどにも触れることでき、さらには日本酒のお勉強ができるという感じなんですが、やはり筆者によって、雰囲気がかなりかわりますね。○酒造り×花酵母の挑戦　http://blog.livedoor.jp/univa691000/山形の方のようです。たぶん○○○さん。○酒蔵の隙間から　http://www.doblog.com/weblog/myblog/51753島根・開春の杜氏さん。お若いようです。私と同じ歳かも知れません。今、ojatan注目の２blogであります

  2006年01月13日

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  関東３県、ドライブ日和--外冷内熱！情熱をひめた探究心ある十代目

  本日のメインであります、茨城県筑西市の「来福酒造」さんにお邪魔した訳ですが、専務であり十代目であり酒造りの責任者でありと一人何役もこなされる、藤村俊文さんにお会いしたんですが、この何役のほかにも、研究者、冒険家など、更に何役もおつけたい！そう思った！酵母の培養を自分でしたり・・・来福さんで使っている酵母って、よく耳にする「協会○号」ではなく、「花酵母」をメインに15種程。（花酵母の話はのちほど）で、その酵母をこの蔵で培養するんだわな～。ズラッと試験管が並んでて、その中の培地に酵母をつけて育てるんだな。酒米を12％まで削っちゃったり・・・自家精米機があるので、好適米は自家精米なんですって。で、精米機あるから、「精米の限界に挑戦！」したくて、去年は19％、今年は12％まで削った。12％の酒米はピーズより小さい！こんなに削って本当にこの米でお酒造ってんのかなと思ったら、本当に造っちゃうらしい。去年の19％は腰の抜けた米の味がしない酒だったけど、雑身のない、きれーーいなお酒だったと。滓を絡ませたら味がのってきましたよ～って。想像できないから市販されたら今年、12％のお酒、買ってみようかな。 アルコール度数25°の日本酒！？「凍結濃縮装置」なる装置、水分が凍結して除去されて、清酒のエキス分アルコール分だけが残るという装置なんですって。すごいね。25°。焼酎並みだよね～・・・そのまま飲んだらあたしゃぶっ倒れちゃうよ。日本酒度＋２３度日本酒度ってのは、「＋」になるほど「辛口」・「－」になるほど「甘口」といわれてますね。精米と同様に、辛口も「辛口の限界に挑戦！」ということで、この+23度が誕生したそうな。＋１１とかで「超辛口」とかいわれているのに「+23」ってどうなの。と伺ってみたところ、米の味はあり、飲んだ瞬間はあまりわかんないけど、飲み込んだ瞬間、奥の方からグワッっと辛さがあがってくるんですって。ﾌﾌｯって、ともかくお話伺ってると・・楽しい！。いろんなことにチャレンジしてるし、またその発想が面白い。酒米だって、県内外の好適米や普通米を使用しているけど、その数だけで１０種類。酵母150種類×酒米10種類＝・・・・はいっ皆様でご計算くださいませ。そうです！単純計算で１５，０００通りのバリエーションが可能！だからそのためってんじゃないですがね、杜氏さんをおかないで藤村専務が酒造り責任者で、社員での酒造りをされているので、いろんな試みができる。またクオリティの高さを望むお客様が多くなったということで、管理しやすいようにと、温度管理機能のついた小型のサーマルタンクでの仕込みがされてる。一番小さいので１タンクから一升瓶100本分だけというタンクもある。「日本酒は造る工程に重きを置く見方をされることが多いが、旨い酒ができるということが、重要なのではないかと思うんですよ」。そういわれればそうだなと思った。この現代において、昔の造り方をしていてれば旨い酒ができるかといえば必ずしもそうではない。でも昔の道具を使った昔の造り方でないと日本酒じゃないなんていう方もいます。まぁ考え方は各々違いますが、藤村さんが造り手として、いつも「旨い酒造ろう」と思われているというのは、ヒシヒシとビシビシと伝わってきます。「自分の好みをおしつけないで」そうですとも！日本酒詳しい方が日本酒の味をあまり知らない方に自分の好みのお酒以外にない！位のこと言って、酒をすすめてしまう。ということ、ありますよね。相手の方も自分と同じ舌（ベロメーター）をもっていれば別ですが、そうでない方にとっては「日本酒ってまずい」となりかねないし、そういうことが大にしてある。そういった間違った味がインプットされたら、その人は「日本酒ってやっぱそういうもんじゃん」といって、リピートしてくれなくなる。だから、自分の口に合うものを正解という感じでおしつけないで～と。それと、料理とのマッチングというのもよく聞かれるそうだけど、これも、「自分の好きなお酒を好きな肴で飲むのが一番じゃないですか？」と。御尤も！しかし、情熱的な蔵元さんだ。表情は至ってクール、けど、話てると、その中は志でいっぱいといった感じ。その発祥は1716年と言われている。しかし、文献などには1592年という文字も登場。その空白の124年は・・・酒造りをはじめたのが、藤村家の4代目から。ということで、ここからは推察ですが、藤村家が1592発祥でそれから4世代後1716年が酒造り開始。となると年代の違いも腑に落ちる。元々この茨城・群馬・埼玉などの東京より上の関東は、近江商人が作った蔵ばかり。現に、先代9代目（会長）は滋賀県の出身だそうで。2016年、十代目の代で創業300年をむかえるそうで、そのときには何か盛大にお祝いしたいなぁと語ってました。あと10年後が楽しみだ。 3日目の酒母です**花酵母って**発明者は東京農大・中田教授。藤村さんが、何度も説明して頂いてもいまいち飲みこめなかった私に丁寧にお教えくださいました「花酵母って天然の酵母なんです。空気中に漂ってる酵母ってどこか固体に集めてからじゃないと拾えないじゃないですか。その集まった個体が花であるということであって、花が生み出すものではなく、花に集まった空気中の酵母なんです」。私にもわかりやすいご説明、ありがとうございます！来福酒造株式会社茨城県筑西市村田1626TEL：0296（52）2448　FAX：0296（52）6448e-mail：info@raifuku.co.jp東京農大花酵母研究会http://hanakoubo.jp/home2.htm花酵母の種類や蔵元一覧などの詳細あり。

  2006年01月08日

• 関東３県、ドライブ日和--お酒の話

  毎日大雪に見舞われ、大変な思いをされてる東北・甲信越とは正反対に、こちら（千葉）は風が強いのが難という位で天候はまずまずであります。年末には「元旦は雪が予想されます」なんていうもんだから、2004年大晦日に雪が降った時みたいになんないように、スタッドレスに履き替え、万全の体制で迎えた2006年。今日までまずまずの天候に恵まれているので、乾いた路面でのスタッドレスの消耗に気遣いながら、本日は茨城・下館にある「来福酒造」さんを訪ねました。今日のblogタイトルは「･･･ドライブ日和」となってますが、ドライブの途中で、「フラッ」と来福さんへ立ち寄ったわけではなく、今日の一番の目的は、「来福さんに伺う」ってのが、一番の目的でありますのでここで一言付け加えさせて頂いた次第でありますm(..)mで、来福さんのお話をしたいとこなんですが、只今、そのお話を先にアップさせるものが他にありまして、そのことで頭がパンパンなのでっ、こっちのblogにはのちほど・・・といって、これまでみたいに一ヶ月近く、更新ストップなぁんてことはないように細心の注意を払いますんで。（PCバージョンアップしたしさっ→詳しくは12/31に）

  2006年01月08日

• 徒歩５分のライバル

  昨日のそばまつりのあと、真っつぐ家へ帰らず、鹿沼のＹＪ宅に１泊したワケ。それはもちろん！親も同様のＹＪ夫妻にあうためですが、半分はお仕事のためであります。そうです。恒例になりました「酒蔵」取材であります。このところ、地元千葉県の酒蔵を中心に取材をしてましたが、今回はよい機会なので、栃木県の酒蔵へ行こうという訳であります。今回は期間中、滞在していた今市の「ホテルつたや」の並び、商店街の中にある、天保１３年創業の「渡邊佐平商店」へ伺いました。そばまつり初日の夜、夕飯までにすこし時間があったので、歩いてすぐの渡邊さんへ伺ったのであります。その時の対応のよさ、ご熱心さに心打たれ、今回はこちらに伺おうと改めて取材の申込みをしたのであります。こちらは予約をすれば、一般の方の蔵見学を受け入れられており、また杜氏さんのいらっしゃる時季は「日本酒大学」という見学勉強会も開催されています。今日は11時から見学の方がいらっしゃるということで、9:30にお邪魔しました。今週から仕込みが始まるということで、岩手から南部杜氏の高橋杜氏一行も蔵へ入り、仕込みの準備に大忙しであります。こちらの蔵は商品の８５％が純米酒、他は酒取（もちろん純米酒）焼酎という、全部が「純米」にこだわった酒造りをされています。まず、見学に見えたお客様には、どういう点に着目した酒選びをすればよいかということから説明されるそうです。「ラベルの名称ではなく、その裏や脇に書かれている原料を見て頂きたい」といってお話するのは専務の渡邊さん。また、お酒そのものの説明だけではなく、お酒の文化というものも紹介してくださる。「『水入らず』という言葉がありますね。これは、「洗盃」という酒の文化からきている言葉なんです。「洗盃」とは仲間で酒を酌み交わす時、自分が飲んだ盃を器にはられた水ですすぎ、相手に盃を渡すというルールなのですが、親や兄弟、夫婦など、「洗盃」をしなくてもよい仲のことを「盃を洗わない仲」＝「水がいらない」＝「水いらず」ということになります。また、親兄弟でなくても、同等に親しい間柄の場合なのに、「洗盃」をしたとします。そうすると、酒臭いはずの盃が水臭いということで『水くさい』という言葉が生まれました」。また、店先には、樽に詰められたお酒がゆっくりと揺らされているじゃありませんか。これは、その昔、上方・灘の酒を船で江戸に運んだ「下り酒」が、江戸に到着する頃、まろやかでとても美味しい酒になっていたという話をヒントに、杉樽にいれたお酒を二昼夜、水車を動力にゆっくりと揺らして、まろやかにさせた「樽まろ」という商品を造ってるのであります。二昼夜というのは、いろいろ試した結果、この二昼夜にたどり着いたそうですが、これ以上だと、樽の香りがつきすぎてしまい、以下だとまろやかさが弱いそうです。そして、なんといってもラッキーだったのが、今月来られた南部杜氏の高橋杜氏の酒造り唄を渡邊専務のはからいで拝聴できたのであります。７０代とはとても思えない、高橋杜氏の肌つや・姿勢のよさ。毎晩の晩酌は欠かさないという高橋杜氏。健康の秘訣はこの晩酌と唄。「腹から声だしますからね。これを唄えなきゃ、蔵人とはいえないですよ。この唄を唄うことで、時間を計るっていうこともありますが、この唄が酒にいい波動を伝えて、発酵がうまくいくんですよ。最近はクラシックをきかせるとこもあるでしょ。それはこの「酒造り唄」が元なんですよ」。と南部なまりがまた耳に心地よい。酒取焼酎もこだわっていて、国産米でお酒を造り、そのお酒を蒸留させて焼酎を造るのである。「純米にもこだわりますが、原料すべて純国産にこだわっています」。全て廻り終わり蔵を後にしようとした丁度その時、一台の大型バスが駐車場へ入ってきました。11時に約束の見学者をのせたバス。降りてこられたのは、大勢のおばあちゃま達であります。みんな楽しそうに蔵の中へ入られていきました。さて、渡邊酒造さんを後にしたあたしは、もう1軒の酒蔵に向かったのであります。渡邊酒造さんをでて、日光方面へむかい、今市ＩＣ入口の交差点を右折。だいや川公園へ向かった右手にある「片山酒造」さんであります。渡邊酒造さんからは徒歩でも５分程。正に「目と鼻の先」であります。入口には「柏盛　原酒」と「酒ケーキ」の大きな看板。そばまつり期間中はお客様で混んでいて立寄ることができませんでした。今日はとても静かな時間が流れている店内にお邪魔しました。冷蔵ケースには、看板商品「柏盛　原酒」や限定商品などが並んでおり、限定商品には、予約の札がいっぱい貼られています。看板にもあった酒ケーキは2種類のサイズがあり、他の酒蔵さんに比べ、酒ケーキが多く並べられているのが、きになります。「いらっしゃいませ」と奥の事務所から出てこられたのは、片山酒造さんのご主人、片山社長。「近くに2軒あると、ライバル的存在ですね」と伺ったところ、「渡邊酒造の専務とは歳もあまり変わりませんし、小さい頃から遊んでました。お互い酒蔵ですが渡邊さんとは規模も違いますし、販売方法も違うので、いい意味でお互いが切磋琢磨していけますね」と片山社長。そう、純米酒専門の渡邊酒造さんに対し、片山酒造さんは本醸造を主体としている。これは創業当時から本醸造にこだわり続け、多々のブームがあっても変える事をしなかった片山酒造さんのこだわりなのである。また、生産石数も渡邊酒造さんが480石に対し、片山酒造さんは200石。販売方法はこの酒蔵での販売が8割をしめ、残りは近くの店などに卸しているのみ。ということで、お中元・お歳暮の頃は配送手配だけで手がいっぱいとなってしまうので、通常11月から仕込みをはじめる蔵が大半の中、仕込みは年明け1月から越後の「のずみ」杜氏の手による仕込となる。片山酒造さんへはまた改めて2月頃に取材に伺うことになったのだが、片山社長のご厚意により蔵内を少し拝見させて頂く事ができました。搾りは、佐瀬式の槽でゆるめに搾る。その結果、とても味わい深い酒粕ができるという。杜氏は越後の野積(のずみ)杜氏。数少なくなった野積杜氏の元、醸しだされたお酒は地元を訪れるファンにこよなく愛されている。「日光にきたら、どこどこの漬物買っていこう、どこどこの饅頭買っていこうという風に、『柏盛の酒買っていこう』という風になればなと思っているんです。地元にこなければ買うことができない、だから買っていこうという風に」。そして、他の酒蔵さんよりはるかに広い面積に陳列されている酒ケーキについて伺ってみた。「うちは20年以上前からこの酒ケーキを造っているんです。パイオニアだと思っております。実は、3年前に亡くなった先代がまったくお酒が飲めず、お酒が飲めない人でもお酒を楽しめたらということで、お向かいのケーキ屋さんと共同開発で造ったんです。今では、贈り物にということで毎回ご注文頂くこともあります。実は私も下戸なんですよ(笑)。だからこそ、『柏盛の酒を』『柏盛のケーキを』という風になっていただけたらと思っております。生意気なようですが、ライバルは和菓子屋さんやお漬物やさんだと思っているんです」。そのお話を伺うと、酒ケーキの数の多さも納得であり、食べてみて更に納得でありました。対照的な２つの酒蔵でありましたが、どちらにもいえることは酒造りに信念をもっていること。そして、1人でも多くの方に、それは文化であったり、酒とは違う製品であったり、歴史であったりといろんな視点からお酒の世界に興味を持ってもらいたい、触れてもらいたいという気持ちが表れているというのが、とても感じました。日光・鬼怒川へお越しの際には、散歩がてら、2軒を梯子してみるのもいいですよ

  2005年11月07日

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  農作業の疲れもふっ飛ぶ、今夜の晩酌

  今日は大網の畑さん宅で、春に植えた「さつま芋」「落花生」「里芋」「やーこん」の収穫をしてきました。落花生は収穫時期が過ぎてしまい、実が落ちてしまったり、虫が食べてしまったりとちょっと残念なこともありましたが、かなりの量を収穫できました。みっちり農作業をした日の夕飯は特別美味しいものであり・・・酒も旨いものであります。日本酒党の畑伯父には必ず、日本酒をお土産に持ってきて、その日本酒を一緒に飲んでしまうのでありますが（お土産の意味がないっ！）今日は、この夏行きっぱなしだった青森のお酒を持参致しました。尾崎酒造　「安東水軍　特別純米酒」やはり青森出身の伯父ですから、故郷のお酒とあってかなり興味がある様子。早速、常温でいただきま～す。伯父曰く、日本酒日本酒していない！と。確かに、口に含むと白ワインを想像してしまいました。ブドウの皮をかじるとちょっと苦味というか渋みというか・・マスカット系ぶどうの皮っぽいのを感じます。酸味がそれ程ないのでそれが嫌な感じはしません。５月のさわやかな風が吹き抜けるテラスで休日のブランチをゆっくり楽しむ洒落たおねえちゃん・・が頭に浮かんだ。でも・・・伯父と私はこれにちょっと満足しなかった。あと１歩。ん～～っ。ということで、ぬる燗にしてみることにした。酒屋さんの商品紹介などではこのお酒、ぬる燗の欄に「△」がかいてあったりしたのだが、それはそれ、これはこれ、やってみて合わなかったら今後、やんなきゃいいんだし！さて、ぬる燗のお味は・・・！！　悪くないよぉぉ～さっき感じた渋みやが抜けて、まろやかな口当たり。で、旨味が増したよう。燗つけると、アルコール感が増す感じがあることがあるけど、これはその、刺激的なというか、突出した感じが燗によって一体化された感じでひじょうに飲みやすいし、なんだか「ホッ」とするのです。お腹すいて家に帰ったら真っ白い炊き立てのご飯が湯気上げて食卓にあがっている・・そんな時の「ホッ」と類似した「ホッ」であります。今日は、１本で２度美味しい思いしたなぁ。安東水軍 特別純米酒 原料米 華吹雪・むつほまれ 精米歩合 60% 日本酒度 +3.5 酸度 1.5 アルコール 15～16参考に・・楽天に載っていました。

  2005年10月22日

• 時間あったら寄ってみて～！千葉県にはこんなにいっぱい酒があるんだよ～

  千葉県内の蔵元が集まる大試飲会「千葉の酒フェスタ」が今日開催されます！場所はＪＲ千葉駅近くの「ぱるるプラザ千葉」６階時間は16時～20時。　参加費は５００円（安い！）試飲のほか、利き酒コンテストや抽選会もあるというイベントです。もちろん。千葉県民にして、「日本酒バンザイ！」なあたしはもちろん参加です！生まれてこのかた、どっぷり千葉県人という人でも（案外そういう方が）千葉県で日本酒を造られているって知らない人多いんですよ。あたしのまわりでもそういう人結構いますよ～。今だって、千葉県では４０ちかくの蔵が日本酒造っていて、その歴史も古いしね。でも、不景気というか、日本酒離れというか、廃業して年々蔵も少なくなってきているんです。今年、廃業した蔵も・・・ということで、千葉県のお酒、味わってみようじゃぁないですか！！参加費500円ってのはとてもお安いし、１６時～２０時までやってるってことは、１６時ならご家庭の奥様もお買物のついでにちょっと酔って・・寄ってみることできますし、都内お勤めの方でも定時１８時なら、２０時終了に間に合いますよ。かなり熱く語っておりますが、あたしゃ決してまわし者ではござーませんので。詳しくは・・・千葉県酒造組合　TEL：043-222-0686　こちら、今年のパンフ（PDF）ホームページから・・千葉の酒フェスタ～千産千消・ぐるっと千葉の地酒めぐり～開催日時 平成17年10月20日（木）　16時～20時 場所 ぱるるプラザ千葉　6階　穆千葉市中央区富士見1-3-2 参加費 500円 申込方法 当日参加自由

  2005年10月20日

• 募集がはじまったよ～　★日本酒天国2005　東京★

  今年もありますよ～。日本名門酒会主催　日本酒天国2005！東京会場の募集が始まりました～。今年は新宿の京王プラザで！去年はあたしの大好物！「日本橋　弁松」のおかずがついてて、これにも涙もんでありました。今年はどんなんか楽しみで、早速申込み完了！

  2005年10月17日

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  近所にあったら毎日通っちゃうよ！ある意味近所じゃなくてよかった、素晴らしき専門店。

  いや～、日本酒ってのは不思議な力があるわけで、日本酒のイベント等で知り合った方達と、日本酒を中心に人の輪がガンガン広がっているのであります。ありがたい限りです。そんなわけで今日の飲み会は、日本酒がきっかけで知り合った者同士の飲み会であります。店は荻窪にあるＳさん行きつけのお店いちべえであります。「いちべえ！？行ってみたかったんだ～っ」以前から、書籍やWebでみかけてた「いちべえ」。行ってみたいお店のひとつでありました。では何故今まで行かなかったのかというと、ちょいと遠くて行く機会がなかなか・・「行きはヨイヨイ、帰りはコイワ」ってやつであります。さぁ、ともあれ今回は、行きたいお店にそれもみんな日本酒大好き人間という、いい機会に恵まれました。店にはいるとまず驚いたのが、その日本酒の種類の豊富さであります。またそれが、お目にかかれない銘柄あり、一度も聞いたことない銘柄あり、バラエティも豊富であります。１時間眺めていても絶対飽きないでしょう。席に着いて、はじめの一杯を何にしようかとメニューをみるのですが、多すぎてわかりません！！もうあたしゃアドレナリン大放出状態でありますので、みなさんにおまかせしてしまいました。で、運ばれてきたのは、「臥龍梅」と「長珍」。でさ、「臥龍梅」と「長珍」のラベル表示（原料米とか）は書き写してきたんだけど、他に注文した日本酒、全部把握しきれなかった！！ごめん！（←誰に？）覚えているのが「貴　純米吟醸ひやおろし」「意宇　大吟醸」「十四代　龍の落とし子」「風の森」を冷と燗で。「上喜元」は燗で。あといくつかあったんですが、覚えられませんでした。みんなそれぞれ旨かった。旨かったけどそん中で印象に残っているのが・・・「風の森」のお燗！！こりゃ、旨かった！あたしは好きだ！あのね、口の中にぽわぁ～んと旨味が広がって、ぽっと消えていった。飲んだ瞬間、癒された～って思わず微笑んじゃう感じだわ。それともう一点は「十四代　龍の落とし子」実は、あたくし、これまで、「十四代」、頂いたことありませんでした。「縁があれば、いつか飲めるときが来る！」というスタンスなのでありますので、今日までお目にかかることがなかったという訳であります。そんでもって、数種類ある中から「龍の落とし子」を頂きました。ひとつ、今まで体感したことないことを感じたのですが、それは、副鼻腔のあたりで、ぶどう・・マスカットなどの黄緑色系のぶどうの香りがブン～と漂う。これはあたくしだけ、こういう印象があったのかもしれませんが、楽しい体感でありました。さてさて、このいちべえさん。素晴らしいのはお酒だけではなくお料理も素晴らしい！揚げ物などやこってり系のものでも、酒の邪魔にならない。酒とのバランスがとてもいいのです。それに、「これ、家で作ってみよう」と思えるような、作れそうな料理もあり、家でお酒を楽しむときのいい参考になるのです。「これは・・・」というのが「里いもの田舎煮」。甘辛でお終いにしようという味付けではなく、ちゃんと出汁の旨味がのってて旨い！でね、社長が素晴らしい。質問すると、丁寧に答えてくださるし、初めて行きましたが、きさくに声をかけてくださったり、実直さがでていますよ。それに、単に日本酒を飲める店というだけじゃなく、毎月各蔵の利き酒会やら、日本酒講座やら、落語の会やら、日本酒や文化を勉強できるイベントをこまめに開催されているという点、これは素晴らしいね。店においてあった「博多練酒」について質問したら、「この本にのってるから、問い合わせてみたら・・・この本、あげるよ」って言って「おいしい晩酌　秋号」を頂いてしまいまいた。（ありがとうございます。ちなみにＰ２８にいちべえさんが載ってます）いや～、今日は楽しむだけでなく、いい勉強にもなりました。ここなら、都内横断してくるだけのかいがあるわっ！ある意味、近所になくてよかったよ。近所にあったら毎日通って破産してしまうかもしんないよ。(^^;)

  2005年10月09日

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  「さかや栗原」　秋の日本酒きき酒会

  今月は、各日本酒イベントが目白押し。今日なんかは、近辺でイベントが重なっていたりして、そんな時は「どちらに行こうか」または「梯子するか！」などと、かんがえてしまいます。で、結局今日は先に予約していたさかや栗原さん主催の「秋の日本酒きき酒会」に行ってきました。場所は、３月にイタリア食材ＷＳでお世話になった、外国人記者クラブ。１人１つずつ、グラスの猪口をもって、今日参加の10蔵を思い思いにめぐります。宮城県志田郡・「一の蔵」一の蔵山形県米沢市・「雅山流」新藤酒造店栃木県河内郡・「澤姫」井上清吉商店長野県諏訪市・「翠露」舞姫酒造愛知県北設楽郡・「蓬莱泉」関谷醸造滋賀県伊香郡・「七本槍」冨田酒造兵庫県姫路市・「龍力」本田商店広島県豊田郡・「富久長」今田酒造本店愛媛県西條市・「石鎚」石鎚酒造熊本県山鹿市・「千代の園」千代の園酒造一の蔵さんの「特別純米　松籟」は原料米「蔵の華」で醸した十枚種。深みがありつつも切れの良い酒であります。雅山流さんの「純米大吟醸　参年熟成　九郎左衛門」マイナス3℃で熟成させている為、味わいは丸みを帯び、熟成香は少ないです。ほんのり色づく程度。澤姫さんでは「特別純米　生もと純米」と「特別純米　山廃純米」をそれぞれ燗で。燗をされていたのは今回澤姫さんのみ。ちょっとした温度差で味わいが全く変わり、他のお客さんとぬる燗待ちをしてしまいました。質問すると対応されていた井上杜氏は丁寧に説明してくださいました。栃木の郷土料理「しもつかれ」について話すと「よくご存知ですね！栃木の誇るジャンクフード！」と、ユーモアある返答も。翠路さんでは「吟醸　無濾過生原酒」強調されすぎない香りと丸くやわらかい甘味。蓬莱泉さんでは「純米吟醸　和」を。口当たり柔らかですが、スパッときれがよい。七本槍さんでは「純米80％精米　ひやおろし」と「純米」を比べてみました。私も友人も80％精米の方が好みでした。お米があまり削られてないということは、単純に解釈すると、雑味などの原因となるタンパク質が多く残っているということになりますが、この80％は旨い。雑味やバラバラ感がなく、しっかりとした旨味と米の甘味が深い味わいになっていました。龍力さんではあえて、他のイベントなどでも人気の720ml・15000円の「純米大吟醸　米のささやき秋津」ではなく、神力米を使用した「特別純米　無濾過生原酒　氷温１年熟成　神力」を。雅山流さんと熟成年は違えど同じようにマイナス３℃で１年以上熟成させたお酒。神力米の味わいが深まり、コクがあります。富久長さんは７月にお会いした杜氏の今田美穂さんがいらしてました。今回は飲んだことのない「純米吟醸　美穂」と「純米吟醸　白美」を。「美穂」は軽やかや吟醸香、品のある女性といったイメージ。「白美」はビン内二次発酵の微発泡にごり酒。甘からず、シャワっと口のなかに爽やかにひろがります。コーラにフライドチキンじゃないけど、鶏の唐揚のようなものとあわせると、口の中がサッパリしていいかも・・と思い浮かんだのです。石鎚さんはご家族４名(父・兄・兄のお嫁さん・弟)で造りと営業と･･全ての業務をこなされているのです。今日は「特別純米　ひやおろし」を。「食中酒に最適です！」という越智さん(弟さん)の言葉通り、食中で邪魔をしない、さっぱりとリセットしてくれる辛口。でも辛さが主張しすぎず、口あたり優しいお酒。千代の園さんの「大吟醸　エクセル」は一瞬、白ワインかと思ってしまうような、スタイリッシュなボトルにコルク栓。寝かせてある為、ほんのり色づいてます。丸みと甘味がバランスよく、程よい熟成感を感じます。「純米吟醸　熊本神力」は先ほどの龍力さんでもあった神力米を使用しています。以前、日本酒イベントでお会いした、とてもお詳しい○○さんは龍力さんと千代の園さんで神力米飲み比べをされたそうです。そういう比べ方は楽しいですよね。また、熊本に４００年前から伝わるという「赤酒」を頂きました。日本酒というイメージからは遠くかけ離れた味わい。薬臭くない養命酒というか、深みをました味醂といったらよいか。でも味醂とも違うんです。あえて、デザートワイン的というかナイトキャップ的というか。嫌いではありません。赤酒と洋ナシだけで作るコンポート、旨いらしいです。きき酒大会もやっていて、本醸造・純米・吟醸をききあてるっていうのなんですが、商品かかると俄然やる気をだす私。しっかりあててグラスのお猪口を頂きました。担当されていた栗原さんの奥様・伊津子さんとちょっとお話して、先日お仕事でいかれたニューヨークのお話など伺いました。（HPに写真upされてましたよ～）これらの商品はさかや栗原さんで購入できますよ。

  2005年10月05日

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  ♪かっぽれ、かっぽれ～

  いつも「蓮の会」が集まる虎ノ門の「登茂恵」さんで、１０月１日の日本酒の日を祝して、今日、鏡開きがありました。その樽酒を、振る舞い酒として頂戴しました。杉の香りがプーンと漂い、塩をなめながら飲むと、幾らでものめちゃう感じです。そして、ママのお師匠さんが「かっぽれ」を披露してくださいました。かっぽれはその昔、大阪の住吉大社に端を発する大道芸で、明治時代に一番繁栄したそうですが、伝統芸能といっても、歌舞伎などのような地位は確立できなかたったとか。私はかっぽれというとお座敷芸だと思っていたのですが、それは初代櫻川ピン助さんによって、確立されたそうで、元々は大道芸だったようです。もっと詳しく調べてみます・・

  2005年10月03日

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  この秋がやってきた！純米酒フェスティバル2005秋

  ほんと、今月は各地で日本酒イベントがめじろおしであります。その中で今日はフルネット主催の「純米酒フェスティバル2005秋」に行ってきました。当日の様子や、リストはこちらへ上野で食事をすませた後、Ｕさんや三之助さんが教えてくださったように、上野～山手線で目白に出て、目白から都バスで「椿山荘」へ。会場前には、受付をする人々が長蛇の列。この時点で人気のイベントだということをありありと感じるのであります。中にはいると、四方の壁側に酒蔵さんが会場をグルッと囲むように50蔵。開会前にはルール説明があり、「ビュッフェスタイルのお料理ですが、始めに座られた席に戻り、召し上がってくださ～い」などの注意事項を聞き終わったらスタート！だったのですが、もうフライングで目当ての蔵へまっしぐらの方もいました～。いや～50蔵あると、どこからどういっていいやらわからなくなりますね。なので、みなさん配られた、参加蔵元のデータを自分なりに分析して、目当ての蔵に行ってました。年間100石しか生産しない蔵や、全国的に名前が知られてる蔵、酒米の自家栽培にこだわる蔵など・・・それぞれ特徴が違うんです。ほんと、もっとじっくり話を聞きたいところですが、他のお客様無視して、独り占めするわけにゃいきませんから、程ほどに早々に静かに次の蔵へ行く、といった感じで、なんだかんだいいながら、一応、全蔵めぐる事ができました。結構、きますね～。足に！酔って足に来た訳ではなく、たち仕事の後の筋肉疲労って感じですね。参加しているお客様は日本酒好きな方ばかり。だからいろんなところでそれぞれの薀蓄話なんかも小耳にはさめて、そういった楽しみ方もしてきました～

  2005年10月02日

• 今日は「日本酒の日」

  １０月１日。今日は「日本酒の日」であります。日本酒の日の由来について、こんなように言われています。「酒」という字、これは「酉」が由来であります。その「酉」は十二支でいうと１０番目。つまり、１月から数えて１０番目の１０月を日本酒の日としたという話。また、明治時代の酒造税法では１０月１日から日本酒造りの新年度としており、その日を酒造りにおける元旦として、各蔵では祝いの席がもうけられたといいます。そういったことで昭和５３年に日本酒造中央会で正式に１０月１日を日本酒の日としたそうです。場所によっては稲刈りも済み、新しい年度の日本酒造りの準備が着々と整ってきている１０月１日。今年も美味しいお酒で乾杯できますよう祈念しまして、一献。

  2005年10月01日

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  今日の酒蔵　

  今日は、茨城県大洗町にある「月の井酒造」さんに行きました。案内してくださった山田さん、元は機械設計のお仕事をされていた方で、３０半ばで職人になりたくて、転職を決意！奥様やお子様には内緒で退職され、この月の井さんに就職されたそうです。ほんと、一生懸命。杜氏さんと一緒に酒造りに携われている山田さんのお話伺っていると、お酒造りが好きで好きでたまらない！といった感じであります。また前社長がお若くして病におかされ、その社長のたっての願いであったオーガニック清酒・梅酒の完成に尽力された方であります。前社長はオーガニック酒の完成をみて、お亡くなりになられたそうです。現在は前社長の奥様が、社長をされています。その闘病記やオーガニック酒完成までを「さいごの約束」という一冊の本にまとめられいます。（私はこれから読みます。）そのオーガニック清酒「和の月」のラベルは前社長が亡くなる８０時間前に書いたというもの。それこそ、命がこめられています。先日TVで取り上げられたところ、反響がおおきすぎて、酒米の関係上、生産量を急激に増やすこともできず、今予約すると再来年のお届けになってしまうそうです。ということで、ラベルだけ拝見して、ほかの４種のお酒を試飲させていただきました。「良くやったね　鯛より　吟醸」片岡鶴太郎さんがデザインした、吟醸酒であります。ちなみに鶴太郎さんご自身は燗酒がお好みのようで。程よい吟醸香　美山錦５５％「秋あがり　純米酒」茨城県の酒造の取り組みで、同じ原料米「ひたちにしき」・精米歩合55％・酵母「ひたちこうぼ」で、各蔵でそれぞれの仕込み水で作ったらどんな酒ができるかという、おもしろい取り組みで造られたお酒です。ちなみに月の井さんは那珂川水系の仕込み水。ちょっと特徴のある香りではありますが、ふくらみのある旨味が私はすきです。「蔵酒　純米吟醸」日本酒度+3.5　原料米 山田錦 精米歩合50%山田さんが、以前勤務されていた会社で社員旅行があった際、同僚と２人で宴会始まる前に「うまい！」と1升あけてしまったというお酒。その頃は、この先月の井に入るとは思っていなかったそうで。「日本酒仕込み　梅酒」こちらはオーガニック梅酒ではありませんが、こだわりは紀州なんこう梅・群馬榛名山・常陸の梅と3箇所の梅を丁度いい頃合に収穫して仕込むそうです。ちなみに常陸はこの蔵敷地内にある自家製の梅。甘ったるくなく、後味の切れがいいです。さらっといただけます。焼酎やホワイトリカーだと、身体を冷やしてしまいますが、日本酒は身体を温める作用があるので、日本酒仕込みの梅酒はまさに！身体にもやさしい。日本酒仕込梅酒　1800ml【月の井酒造・茨城県】日本酒仕込梅酒　720ml【月の井酒造・茨城県】この「からくち」は山田さんのご愛飲酒だとか。ぬる燗でいい旨味が増すとか。同行してくれたNさんのブログです。

  2005年09月28日

• 昨日の続き～日比谷のあとは、銀座で日本酒。

  猛暑ぶり返しといった感じだった昨日のオクトーバーフェスト。今日はがらりと変わって雨模様となってしまいましたが、どの位の人出だったでしょうか。さてオクトーバーフェストの後、コーヒー飲んだり、ビックカメラぶらっとしてみたりしてたら１８時になってました。このまま帰ってもよかったのですが、折角有楽町まで出たので、日頃行こうと思っていてなかなか行けてなかったお店に寄ろうと思い、銀座の数寄屋通りへ向かいました。そのお店は「庫裏（くり）」。以前は麻布十番にあったお店です。日本酒を50ml位から飲めるお店で、麻布十番のお店には、かなり前に１度伺ったことがあったきりでした。お店の大体の場所は確認して行ったのですが、看板見落としてしまい、通り過ぎてしまいました(＾＾；)店内はカウンターに５名程、それと２人掛けのテーブル席が３・４卓。落ち着いた雰囲気です。秋といえば「ひやおろし」ということで・富久長(広島)吟醸　秋櫻(こすもす)生詰・日高見(宮城)特別純米　ひやおろしを頂きました。「富久長」といえば、杜氏の今田美穂さんを思い出します。今田さんの誠実で熱いお話っぷりが、今でもわすれられません。そういうことを思い出しながら頂くと、また味わいも違ってくるようであります。吟醸香も主張がキツクなくおだやかな香り立ち、口の中にプワーッと香りが広がり、スッと消えていくとこなんぞは、日中は暖かくとも、だんだん涼しく～寒くなる秋の朝晩といった感じであります。「日高見」ひやおろしは、また違った味わいです。米の甘味・香り、ほんわかした中にも落ち着いた感じがあり、飲み飽きない感じがあります。食中や長時間じーーっくり頂きたい感じでした。この位のサイズならば、酒好きなのに酒弱い私でも1人で2種類は楽しめます。この他に長期熟成酒や焼酎・梅酒なんぞもあるので、どうしても日本酒飲まない！っつう友人と一緒にも行けますし、「まぁまぁ！この日本酒飲んでみぃ！」といって旨い日本酒飲ませて、日本酒ワールドへ引き込むってことも・・・ヘッヘッヘッ～。こういうお店、家の近くにあったら毎日通ったりしちゃうんだろな。残念というか幸いというか

  2005年09月24日

• 縁というのは不思議なものですね～どんどん和が広がってるよっ

  今日は「蓮の会｣定例会ではありませんが、先月来る事が出来なかったので、２週間遅れで虎ノ門「登茂恵」にやってまいりました。でもって、今日はＵさんがお友達を連れてこられるというので、それがまた楽しみで・・日本酒を飲もうっていうので、健全たる（笑）人の和が広がるっていうのは楽しいじゃありませんかっ！今日は私が一番に店に到着。お客さんも多くママも忙しいので、みんなを待ちながら店内の人間観察を始める。前の席に、お爺さまが１人、ちょこちょこっとつまみながら手酌で日本酒「ロック」を飲んでいます。（ちゃんとしたお酒は氷入れても美味しく飲めるんですよね）風情があるといか、なんともいえない絵になるオーラを放つこのお方。気になります。するとママが「こちら、古くからの私の旅仲間なの」と先ほどのお爺さまを紹介してくださったんです。「おおーっ、ママの知り合いだったのかぁ」というところから、急遽、このお爺さま（Ｙさん）も今日の我々の仲間となったわけです。そうこうしているうちにＯさんもやってきて、先に飲みながらＵさん達を待ちましょうということになりました。暫くしてＵさんとお友達の柳家三之助さんがいらっしゃったところで、改めて乾杯。いろんな話題が飛び交いましたよ。Ｙさんは時計好きのようで、素敵な時計をされてましたね～私がしらないような老舗時計のお話も面白かったです。（時計の名前、わすれてしまいましたが）三之助さんは、ご本人曰く、面白いことを話そうとかはしませんよ。とおっしゃっていましたが、普通にお話してて、話にのめりこんでしまうといいましょうか、聞き手と話し手の休憩というか、文章でいうとこの句読点の間合いがあっていて、ひとつひとつのお話を「うんうん」と聞いてしまえるんです。これはなんか不思議な感覚でありました。あらっ、今日はお酒自体のお話をしないで終わりになってしまいますが、思ったことは、日本酒は飲む楽しみ以外にも、いろんな楽しみを与えてくれるなってこと。

  2005年09月14日

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  今日は酒蔵に行ってきました。

  今日は、八戸のちょいと上にある「百石町」(ももいしまち)という町にある、「桃川」さんに行ってきました。大畑から車で2時間３０分。ちょっとした小旅行であります。かっ飛ばせば1時間30分～2時間ですが、結構速度取り締まりをやっていて、昨日も従兄弟の嫁さんが14kmオーバーでOUTだったそうなので、後ろからどんなにパッシングされても、制限速度ビッタシで走りました。百石町の名物。それは「モモチャン」、ミニチュア自由の女神であります。ニューヨークと緯度が一緒とかで、それでモモチャンが百石町のシンボルとして、あるそうであります。それと、もひとつは「銀の鴨」っていったかな？フランス種の鴨やフォアグラの生産が有名で、都内一流レストランからも人気が高いそうであります。地元、百石で食べれるところあるのかな、と探してみたのですが、それらしいお店がなく、今回地元消費できませんでした。さて、そんな百石町に古くからある「桃川」は県内生産高トップの酒蔵であります。ここは、見学コースも整備され、試飲ブースでは利き酒もできるそうです。一般者の酒造り体験も募集しています。（秋～冬）青森・八戸観光にもくまれているそうで、観光客が大型バス３台とかで、ドッと来社することも。目玉はなんといっても直径２メートルを超す巨大「酒林(杉玉)」。酒林とは、酒蔵先に「新酒ができたよ～」という案内として吊るされ、新酒のできる10月に古いのと新しいのを交換するものであります。桃川では、12月に社員が杉を持ち寄り、５人が交代で１週間程かけて作るそうで、ほかではみたことない大きさであります。また、日本画家・小杉放庵とも深いかかわりあいを持ち、放庵がよんだ句碑もあり、放庵研究家も訪れるそうです。見学は１人～対応で、帰りにはワンカップのお土産がつきます。ということで、記念に、「杉玉」という純米吟醸を買ってきました。アルコール　14～15％日本酒度　＋2

  2005年08月18日

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  昨日の酒　「手児奈」　国内と海外の間でのみ購入可能！？

  成田空港免税店でのみ購入可能というお酒は、今日飲んだものとラベル違いのもので、空港と当店でのみ購入可能というようであります。そのお酒は千葉県市川市にある酒屋さん「ティーエルエス」オリジナルのお酒「手児奈」。製造は千葉県佐原市の「東薫酒造」こちらの杜氏は南部杜氏・及川恒男杜氏。さて、「手児奈」の由来ですが、当地、市川に伝わる伝説の乙女「手児奈」からとったそうであります。手児奈は美しい乙女で、手児奈をめぐり男達が争ったそうです。それを嘆いた手児奈は自らの命を絶ったという悲しいお話が伝わります。手児奈は、市川にある手児奈礼堂に祀られています。開発された酵母にも「手児奈の夢」とつけられたりしています。品があり、ほどよく香る吟醸香。「手児奈　吟醸」原料米：山田錦(麹)　美山錦(掛)精米歩合：50％日本酒度：＋３酸度：1.1アルコール度数：15.5

  2005年08月16日

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  今日の酒　「華心　純米吟醸」

  今日はこちらのお酒をあけました。宮城県気仙沼市・男山本店　「華心」とかいて「かしん」と読みます。純米吟醸酒です。原料米は県の酒造好適米「蔵の華」。気が付けば、我が家で１年、眠っていたお酒であります。なので幾分、１年前よりか口当たりまろやかになっているかもしれません。ホワ～ンと口の中に広がり、喉あたりではすっきりとしてます。変なクセのない素直な感じであります。我が家には、もっと眠ったまんまのお酒があるかもしれない！ちょっと家捜ししてみようかと思うのでありました。「華心　純米吟醸」原料米：蔵の華精米歩合：50％日本酒度：＋３アルコール度数：15～16度

  2005年08月16日

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  今日の酒　「一の蔵　あ、不思議なお酒」

  伯父に飲んでもらおうと、自宅にストックしてあった酒を10本程、持参しました。発熱してましたが、伯父やみんなにに飲んでもらいたくて、1本、開けちゃいました。決して私が飲みたいから(^^)という訳ではなくです。持参した者の責任として、味見はちゃんとしました(^^;)。昨年、発泡日本酒「一の蔵　すず音」を持参した際、口塩梅がいいと評判がよかったので、発泡タイプではないのですが、「口塩梅」のいいもので似たタイプのということで、「あ、不思議なお酒」を開けました。これは、日本酒好きな人からするとまるでソフトドリンク感覚、日本酒苦手な人からすると「これなら飲みたい」と口に合うようで、あっという間に空になりました。精米歩合65％　アルコール度数　8～9未満日本酒度　-65～-75720ml　\1218300ml 　\546

  2005年08月11日

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  【黒牛】ワンカップ、いいサイズみつけた

  和歌山・名手酒造店の黒牛。こちらは「黒牛純米ワンカップ」あたしゃ、このサイズがちょうどいいです。家で１人で飲む場合･･･「ちょっと残す」が友人と飲む場合･･･････「飲みきり」サイズと、容量的なお話。初「黒牛」常温で頂きます。始めに酸味がきます。しかし後にひきずることなく次に丸く滑らかな旨味甘味が口の中に広がります。甘味といってもまどろっこしいくどさとかはありません。飲み飽きません。食中でも邪魔をしません。まぐろの赤身との相性もいいですね～。おしんこも・・いいですね～。氷をいれてロックにしてもよし。それでもってお値段も高くない。初めて飲む銘柄、一升買うにはちょいと勇気いるし・・・といったとき、この手のサイズがあるといいですね。うまい酒でした。精米歩合｢麹｣５０％　｢掛｣６０％原料米　山田錦　・　五百万石アルコール度数　１５．６％日本酒度　　　　＋１酸度　　　　　　１．６アミノ酸度　　　１．５協会９号酵母

  2005年08月01日

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  続　今日の夕げは焼肉！お次は【純米酒】

  昨日のまずは【古酒】からの続編。「手作り純米酒　嘉永蔵」末廣酒造（福島）３月「瓶詰め体験」の時の「利き酒大会」で賞品に頂いたお酒です。明治時代にたてられた「嘉永蔵」で醸しだされた純米酒。ラベルの「手作り」「嘉永蔵」にこだわりが感じられます。米由来の甘い香りがします。コクと甘味が口の中に広がり幅があります。変に後に残らず切れもいいです。料理の邪魔をしないので、隣りで飲んでるＹＧさんいわく、「蕎麦との相性もいいんじゃないかな」と。マルチに楽しめる純米酒でした

  2005年07月18日

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  今日の夕げは焼肉！まずは【古酒】から

  「秘蔵古酒　シャトゥ　ダーブル」中山酒造（三重県）「シャトゥ　ダーブル」＝琥珀城洋酒のような名前で洒落てますね～。ボトルも素敵です。琥珀城の名にふさわしく、透明感のある綺麗な琥珀色。山田錦を原料米とした純米酒を１０年以上寝かせた、長期熟成酒(古酒)であります。紹興酒とブランデーを品よくブレンドした味わい、口当たりまろやかで深い味わいと甘味の余韻が残り、鼻からいい香りが抜けていきます。いろんな古酒を飲んだこともあり、中にはちょっとひねた(古くさい)感のある古酒もあったりしましたが、今日の古酒は美味しいです。今日の焼肉とも相性がいいです。夜とはいえ屋外での焼肉、常温でもよいのですが、あえてロックにしてみました。これは常温の時とはまた違う旨さ。奥深さは薄くなるものの風味はそのまま、焼肉の脂分がサラリと流れ、口の中がリセットされます。お酒をあまり飲まない方は、ロックの方がお好みのようです。添付の☆日本酒と料理の相性例☆という「琥珀城」「純米」「吟醸」の３タイプと餃子や焼きそば、カマンベールチーズ等３０以上のメニューとの相性が載った資料の一番下には「ロック(約０℃)でも違った味わいがお楽しみになれます。」と書いてありました。蔵元さん。「常温」で「ロック」で美味しく頂くことができましたよ～。余談・・・・古酒はチョコレートとも相性いいですね。続いては【純米酒】

  2005年07月17日

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  飲みきりサイズが嬉しい【ふなぐち菊水】　熟成ものと飲み比べみた。　

  200mlアルミ缶でお馴染み、新潟「菊水酒造」の【ふなぐち菊水】。"日本酒好きの酒弱人"。の私には、うれしいサイズであります。今日は日本地酒協同組合のアンテナショップにやってきました。江戸川区・葛西の「河内屋」さん内にあるショップは組合加盟酒蔵の日本酒がところせましと並んでいます。見慣れた「菊水」(左)の隣りに、缶の色が違う「菊水」(右)。「熟成・・」1年寝かせた2005年蔵出しの「ふなぐち菊水～熟成～」なるもの。「1人じゃ、いっぺんに２本あけれないな・・でも、お酒好きな畑のおじさんちに来週いくからな・・おじさんと飲むべ！」冷蔵庫前で２分考え、いつもの菊水と熟成菊水を購入。～１週間後～菊水2本と一升瓶を持参し、畑さんちに。さっそく菊水の飲み比べを。左が熟成　右がいつものみづらいですが、熟成の方がうっすら色づいてます。味は・・・いつもの菊水は「爽快！フレッシュ！」香りも軽く、口の中で躍動するといった感じ。「原酒19度ごもっとも！」といった度数の強さのパンチがあります。一方、1年熟成菊水は同じ度数なのにガツンとしたインパクトがやわらぎ、こっくり、丸みを帯びて、口の中で転がしていたいといった感じです。オンザロックにしてゆっくり味わいたい。どちらが良いというよりも、タイプががらりと変わるのでＴＰＯにあわせて気分に合わせて楽しめます。2005年以外にも熟成菊水、あるんです。（今度、飲んでみよ～）詳しくは菊水酒造直営のオンラインショップをご覧あれ。熟成飲み比べ　2001.2002.2003年もの熟成2005年ものおなじみ！菊水酒造「日本酒生活研究所」オンラインショップ

  2005年07月16日

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  「大吟醸と七夕の夕べ」に思う　願い事

  日本吟醸酒協会と椿山荘・サライの共催で全国新酒鑑評会出品酒と料理を楽しむというイベントのお知らせが、お世話になっている末廣酒造 新城社長より直筆メッセージと共に届いた。酒弱でも酒好き食好きな私は雨あがりの登り坂を足取り軽くフォーシーズンホテル椿山荘へ。会場内には51社の吟醸酒が出品され、10社余の代表(社長さんや杜氏さん)が出席。吟醸酒協会会長の新城社長はじめ、4月の「やまとしずくを味わう会」でお会いし、その後も酒米田植え会のご連絡等をくださった秋田清酒 伊藤明子さんのお顔も。各テーブルには３銘柄の大吟醸と仕込水、枝豆などのおつまみ、会場の両サイドにお料理と正面には出品全銘柄の大吟醸がずらり。「お酒造りは『水』が決め手」と新城社長「乾杯！」と共に大吟醸の宴のはじまり。テーブルに用意されていたお酒で乾杯をした後は、お目当てのお酒、全銘柄を眺めてから気になるお酒の前に行ったり、お料理に舌鼓を打たれたり、蔵の方と真剣に「酒談義」に花をさかせたりと、それぞれにお酒を楽しみ・・・51銘柄あるお酒のほとんどは山田錦を原料米としたお酒。その中でもデータ上日本酒度・酸度が同値という銘柄があり、数点飲み比べてみました。「数値や原料米というのはひとつの目安で、仕込水やそれぞれの蔵が目指すものによって、全然違うお酒になる。」というのがこうしてみるとよくわかります。色からして違います。鼻を通る香りもまっすぐ立ち上るタイプや横に広がるタイプがあり、味わいも口に含んだ瞬間インパクトのあるタイプや口内奥に行くほどじわーっと深みのあるタイプであったり。「日本酒、楽しいなぁ」なんて呟いてしまいます。「私が一冬、丹精込めて造った酒です。飲んでみてください！」と白馬錦大吟醸を注いでくださったのは長野・薄井商店の杜氏の丸山さん。今日、ご出席されている２名の杜氏さんのお１人。「雪深い場所なので、１日中(雪を)かいていることもあるんです。」「私が単身赴任して造った酒です」と丸山さんは笑顔で話されていました。隣りの席には、もう1人の杜氏、広島・今田酒造本店の杜氏 今田美穂さん。「富久長大吟醸　妙花風」出品酒51銘柄中、3銘柄が原料米に山田錦以外の酒米を使用。その1銘柄が、広島県の酒造好適米「八反草」を原料米としたこちらの「妙花風」。他の在来種同様「八反草」も栽培が難しく、わずかに残っていた種籾から栽培を始め、復活させた幻の米「八反草」のお話から、明治時代に吟醸酒を作り出す「軟水醸造法」を確立させた安芸津町の醸造家三浦仙三郎の功績など、今田さんは幅広く、いろんなお話をしてくださいました。年間500石(1升瓶50000本)という生産量だけに、こだわり、誇りをもったお酒造りをされているというのがとても感じられました。→今田美穂さんのブログ「杜氏日記」会場では「大吟醸酒」が当たる！大抽選大会がはじまり、約５０名の方が見事、当選！くじ運のない私は今回も当たらず(涙)･･･でも、帰りにお土産を頂きました(笑)。皆さんご自分の蔵のお酒だけでなく、他蔵のお酒でも「いいお酒だ」と思うお酒をすすめてくださり、いろんな質問に快く答えてくださります。もっと多くの人に日本酒に感心をもってもらい、日本酒の魅力を広めたいというお気持ちを強く感じます。七夕なので願い事を･･･「日本酒って旨い！」と1人でも多くの日本酒ファンが増えますように。

  2005年07月07日

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  「華酒」に酔う。

  今日は信州・佐久｢橘倉酒造｣の《華酒》を頂きました。澄んだ琥珀色の「生原酒 華酒」。(ラベルのロゴ、いい字体だな。)香りは、ほわっと優しく華やかに香り「育ちの良いお嬢さん」といった感じ。加水をしていない原酒、アルコール度数１９～２０度という数値の先入観で、「キッツイ」のではないかと少々覚悟(?笑)していたのですが、度数の高さを感じません。やわらか、まろやか。程よい甘味と深い旨味が、口内にゆっくり広がり、和やかな余韻が残ります。夕飯のおかずは、豚ゴーヤキムチ炒めと茄子の田楽、木綿豆腐の冷奴。強烈なキムチ炒めにも負けてませんでしたが、茄子の田楽との相性が今日の一等賞。お互い邪魔にならず、田楽・お酒を両方同時に楽しむことができました。この「華酒」。5月に開催された「長野の酒メッセ」で、長野のお酒数銘柄の中から、この「華酒」をお土産に頂きました。長野県内の酒蔵さんが集結した酒メッセ。各蔵のお酒を利きながら、会場をめぐっていたら「自家製のなら漬け、どうぞ！」お酒の会場でお漬物がいただけるとは、思いもせず、ちょっと嬉しく瓜のなら漬けを頂いた。「自家栽培の白瓜を、吟醸酒粕につけたんです」と井出常務。漬物の白瓜まで栽培されている、製品に対してのこだわりを感じました。特定名称酒から普通酒まで、各銘柄に対しての思いをお話くださった後好みの味やどんな時日本酒を飲むか、購入時のポイント、ラベルのこと、カップ酒に対する印象、昨今の日本酒離れについて等、熱心に質問され、酒造りに対しての真剣な姿勢を感じました。とても印象深かった橘倉酒造さんの「華酒」を偶然頂き、真心こもったお酒を家でじっくり、味わうことができました。橘倉酒造　http://www.kitsukura.co.jp/《華酒》　300mlアルコール度数19～20度日本酒度　＋２火入れなし・無加水の生原酒５月までの季節限定商品従来1.8L・720mlの商品はあったものの、手軽に「華酒」を楽しんでほしいという思いから今回300mlをつくられたそうです。

  2005年07月06日

• 「田酒」=「青森」つながりで呑んでみたい青森の酒と思い出

  毎年８月１日～７日に開催される青森ねぶた。何年も前の話ですが、若かりし頃、毎年青森ねぶたで跳ねていた頃のお話。本格的に日本酒の世界へのめり込む前でした。今よりも若干、お酒が強くまた、お祭で興奮状態にあったことも手伝い、いつもより多くお酒が飲めました。お決まりの缶ビール(350ml)を完呑した後、ワンカップへ。そこで呑んだのが「じょっぱり」であります。ラベルの丸い赤い達磨(?)の絵が印象的で、覚えています。すでに酔っているせいもあり、青森にしては暑い夜で喉も渇いていており、「じょっぱり」をゴクゴク呑んだ記憶があります。「あ～旨いね。こりゃ、旨い」といいながら、人がいなくなった板張りのねぶたの観客席をゴロゴロでんぐり返ししていったことを思い出します。翌朝、喉が酒焼けした感じもなく、二日酔いにもならず、スキッと爽快に目覚めた私。立ち上がったら、まっすぐ前に歩くことが出来ず、平衡感覚が狂ったのか、暫く斜め前にしか歩くことができなかった思い出が。。。。若気の至りってやつです(^^;)それ以来、毎年青森へ行き「じょっぱり」をみると、あの時のことを思い出さずにはいられないのであります。さて、これから呑んでみたいお酒ですが、以前ある人にすすめられた「安東水軍」と「じょんから」です。今年、お目にかかれるといいのですが。

  2005年07月01日

• 「田酒」

  やっぱり一度は「幻の・・」とか言われる酒を呑んでみたいと思われる方、少なくはないと思われます。真剣に(!?)日本酒を呑み始めた頃、私もそう思う１人でした。(過去形？)その時、一番呑んでみたいと思った酒が「田酒」。その頃は、地元に行けば地酒がいっぱいあるだろう、と思っていた私。母の故郷、青森に行った時「田酒」を探し歩いたが、結局入手できず、それから幾日も経たないある日、車で１０分の酒屋さんで入手できたのである。それが「特別純米　田酒」酒好きな叔父とニヤケながら開栓し、いよいよ初！田酒。一口含んだ瞬間、純粋に米と米麹で造った「甘酒」の風味と旨味だけを上手に残した、それでいて甘くどさや雑味が残っていないという感想。「旨」「やさしい」「すっきり」「呑み飽きない」・・・・「もう一杯！」酒造好適米「華吹雪」を５５％精米。日本酒度＋３ 酸度：１.５ アルコール度数：１５～１６個人的には好きな味だったので、素直に「こりゃ、旨い酒って言われるわな」と感動したわけであります。さて、人間というのは欲深く(私だけ･･か？)「特別純米がこの味なら、他のは？ﾍﾍｯ」と思う次第でありまして。次に出会ったのは、歩いて40分のところにある酒屋さん。奥の個室で出会ったのが「純米大吟醸」「大吟醸です！！」といった強い主張の香りではなく、穏やかに漂う香りという感じ。旨味もありふくよかな味わいであり後味さっぱり。山田錦４０％精米日本酒度：＋２　酸度：１.３ アルコール度数：１６～１７一番最近呑んだのが「山廃純米」冬に購入したのだが、開栓するまでにちょいと時間が経ってしまった。盃に注いでその色に見とれてしまった。綺麗なうす琥珀色といいましょうか。味は前２品よりも山廃ということもあり、厚みとどっしり感がある。酸味が突出することもなく、全体にまとまっている。華吹雪５５％精米日本酒度：＋３　酸度：１.６　アルコール度数：１５～１６山廃では特に注目した「色」ですが、西田酒造さんで醸造される全商品(田酒・喜久泉)、炭素濾過はしていないとおっしゃっていららっしゃいました。山廃だけでなく、特別純米も大吟醸も「透明」ではなく、ほんのり色が残っていました。「色」だけでなく、成分もそのまま残っているから、旨味がある酒になるのではないでしょうか。田酒だけでもまだ呑んでいない銘柄ありますし、「喜久泉」ブランドに至っては、実はひとつも呑んだことないのです(^^;)次の「田酒」行く前に、「喜久泉」行ってみよ～！

  2005年07月01日

• 気の抜けた　「日本酒」？

  ビールやコーラなど、炭酸飲料によく使われる「気が抜ける」といった表現。先日、飲んだ日本酒(本醸造)。炭酸は含まれて入ませんが、このお酒を表現するのに一同一致した表現が「気が抜ける」でした。上立ち香もあまりなく、口に含んだほんの一瞬、舌先にピリッとした感覚はありますが、その後口の中には香りも味も何ものこらないといった感じです。かといって水を飲んでいるような潤い感もなく、「空気を飲んでる」といった感じというか。音で例えると「スカッ」といいましょうか。パサパサのいよかん。また飲みたいとは思いませんでしたが、こんな風に出来上がってしまう日本酒もあるんだという、ひとつ勉強にはなりました。

  2005年06月01日

• 甘酒パワー！の続き

  我が家で愛飲している甘酒をご紹介長野・宮島酒店「減農薬　純正甘酒」こちらの甘酒。トロッとしていて飲むというかスプーンですくって食べれるといった感じです。コクがあり甘味も濃厚ですね。冷やして飲むとそれ程強く甘味を感じませんが温めると甘味とか風味って引き立つじゃないですか。なので温かくしてショウガなんぞを入れて飲むと冷え切っているときや風邪の時なんか一発で治っちゃう！といった感じです。普段お酒を飲まない母もこの甘酒を飲むときは日本酒を入れて飲んだりしています。今は「減農薬」を飲んでいますがいつか「無農薬」も頂いてみたいものです。そしてこちら。宮城・一の蔵甘酒こちらは瓶入りではなく紙パックでもない。なんといえばいいかレトルトカレーが入っている袋の縦長版といったらいいでしょうか。130ml入り飲みきりサイズで持ち歩きに便利。なので野外のバーベキューなんぞでクーラーボックスにいれキンキンに冷えたとこを飲むなんてこともできます。それ用なのかわかりませんが最近このパックに赤いストローがつくようになりました。白いパッケージに赤いストロー、見た目もとてもかわいらしいです。こちらはさらりとしたタイプ。乾いた喉を潤すといったかんじです。パッケージに書かれていたかもしれませんがこれをこのまま凍らせてシャカシャカとシャーベットにして食べたりもします。たまたまこの２品が「日本名門酒会」のサイトで紹介されていましたのでこちらをご覧頂くとパッケージ等もわかります。甘酒好きが講じて会社勤めしていた時もコーヒー代わりに甘酒飲みたくて森永製菓のフリーズドライの甘酒も持参していたことも。甘酒ってしらべてみるといろいろ発売されていますね。玄米の甘酒とか黄金色した甘酒とか米の製法にもこだわったものなど。いろんな甘酒試してみるのも面白いかも酒粕で作った甘酒でひとつわすれられないのがあったので･･･８月の暑い日。猪苗代湖畔で頂いたギンギンに冷えた純米大吟醸の酒粕で造られた甘酒。美味かった～

  2005年05月18日

• 甘酒パワー！

  甘酒、日頃飲んでますか？我が家は大好き一家なので常備おいてありますが年中飲んでいる方ってあまりいないようですね～。甘酒というと冬にお寺や神社で振る舞われたり、お茶屋さんで頂くというイメージがあるようですが、冬だけの飲み物にしちゃぁもったいないパワーの持ち主。本来、甘酒は温かい米粥やご飯とお湯を混ぜたものに米麹を混ぜて作ります。保温の状態で１日おくと出来上がることから「一夜酒(ひとよさけ)」とも言われます。発酵食品のひとつであり、米・米麹で造られる「甘酒」はノンアルコール飲料。「ジャパニーズヨーグルト」とも。甘酒は甘いですがこれはお砂糖の甘さではないのです。麹菌が作る「アミラーゼ」という酵素にはお米のでんぷんを糖化させる働きがあり、その糖化でブトウ糖やオリゴ糖などの糖類が作り出され甘くなるのであります。甘酒にはビタミンB1/B2/B6をはじめとするビタミン類、必須アミノ酸、チアミン、ビオチン等多くの栄養素が含まれており、「完全栄養飲料」！昔は子供の離乳食にもしていたといいます。疲労回復、肝機能向上、抗酸化作用、便秘、血圧安定、免疫力向上、抗ガン作用、肥満防止、便秘解消･･･さまざまな効果があるといわれています。また米麹に含まれてる「コウジ酸」には美白効果が。大昔、甘酒に似た飲み物は身体を温めるため冬に飲まれていたそうですが、江戸時代にはいり、高栄養ということから疲労回復や夏バテ対策ということで夏に「冷やし甘酒」が飲まれるようになり、甘酒売りも出ていたそうです。俳句で「甘酒」が夏の季語になっているのもこの江戸時代の「夏には甘酒！」からきているようです。また生姜汁を加えると栄養分が体内に吸収されやすくなります。酒粕で作るのも美味しいですね～。ただ、酒粕で作ったものは酒粕分のアルコールがふくまれているので運転する方やお子様は飲まれないようにしてください。市販商品には酒粕でつくられたものや糖類を添加されているものもありますので表示をお確かめの上、甘酒ライフをお楽しみください。はるか昔、甘酒に似た飲料は身体を温める飲料として冬に飲まれていたようですが、江戸時代にはいると

  2005年05月18日

• 【蓮の会】　関東・信越のお酒

  ほぼ毎月恒例となっている「日本酒」を飲もう(!?)会。こちらは先月の様子他のお店では見かけない銘柄が飲めるということやお料理が美味しいということに加えママさんの人柄に惹かれ毎度お邪魔し、日本酒を中心とした「かた～い話」から「くだけ～た話」までワイワイやっているのであります。今日はセミナーでお世話になった蓮尾先生始め中央会の方々にご参加頂き更に話の輪がさらに広がり、お酒も進み今回は８種の日本酒を味わいました。-*--*--*--*--*-○埼玉県・さいたま市　鈴木酒造　「万両」○埼玉県・久喜市　　寒梅酒造　「彩の風」○新潟県・西蒲原郡　福井酒造　「峰乃白梅」○神奈川県・足柄上郡　瀬戸酒造店　「酒田錦」○長野県・下高井郡　玉村本店　「縁喜」○長野県・中野市　天領誉酒造　「天領誉」○新潟県・西蒲原郡　朝妻酒造　「ゆきのまぼろし」○千葉県・成田市　滝沢本店　「長命泉」-*--*--*--*--*-１合徳利で１銘柄３本あったので単純計算で２４本。÷７名＝３．４本(合)。ただ最後の方は１銘柄６本だったりしたので１名＝４合計算です。(@_@;)アル弱酒好きな私、日本酒も美味しくいただきながらお料理が楽しみで。今日も「旬だな」とついうなずいてしまうお料理がテーブルにドーンと。-*--*--*--*--*-お通し・〆鯖の酢の物ほたるいかの酢味噌飯蛸の煮付け若竹煮空豆お刺身(初鰹・鯛・鮪)オコゼの唐揚げ-*--*--*--*--*-飯蛸！胴の部分にギチッと詰まった卵(これが米粒のようなので『飯』なのだとか)がなんとも言えず美味し。若竹煮も薄味なのにワカメのいい香りとコーンのような筍の香りが口の中にひろがり。オコゼにいたっては箸を置き、バリバリっと豪快に！「旬」のものを頂くとなんだか不思議と細胞がよみがえる感じがします。冬が終わり木々が芽吹きだす春のものは特に。よみがえった細胞に日本酒がじんわりとしみこんでいきます。健康・若さのとっておきの処方箋は「楽しいお話、美味しいお料理、旨い日本酒。」ではないかと！１人頷くのであります。そういえば、月曜日だというのにお店はお客様でいっぱい！大笑いしながら酒を酌み交わす光景があちらこちらで見られる。不健康そうな人は･･見当たりませんでした。････････････････････さて今回、我々の会に名前がつきました！「蓮の会」なぜ、「蓮の会」かというと････もうお気づきだと思います。････････････････････

  2005年04月25日

• 新潟のどぶろく７銘柄が勢揃い！　【どぶろくまつり】

  普段は地元でしか味わうことのできない新潟のどぶろくが今日と明日、東京・渋谷区で限定販売されるということで会場となった「表参道・新潟館　ネスパス」はどぶろくファンや地元食材お目当ての人達で賑わっている。「どぶろく」とは日本酒の醸造過程で濾過をしない濁り酒を「どぶろく」という。酒税法によって自家用醸造酒の製造が規制されている現在では構造改革特区の「どぶろく特区」での製造が許可されているが、それには自家生産の米を使用し民宿や飲食店など「どぶろく」を提供できる施設を経営している者でなければならない。新潟では現在７名が「どぶろく」の製造を許可されている。地元「魚沼コシヒカリ」や「五百万石」、無農薬の「古代米」や幻の酒米といわれている「亀の尾」など原料米や味わいにこだわりをもった７名それぞれのどぶろくやどぶろくを使った食品、郷土食が勢揃いするこの「どぶろくまつり」は明日まで開催。------------------------------にいがた七彩　どぶろくまつり2005年4月23日(土)～24日(日)10：30～16：30「表参道・新潟館　ネスパス」渋谷区神宮前4-11-7tel 03-5771-7711http://nespace.info------------------------------

  2005年04月23日

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  「やまとしずくを味わう会」

  ひさびさの六本木。あいにくの雨でいつもは夜の東京に圧倒的な存在感で堂々とたたずむ東京タワーも元気なさそに霞んでいますが、この地は雨であることも関係なく仕事の人遊びに来た人で賑わい活気を帯びてます。「雨なのに人、多いな～」さて今日は秋田のお酒「やまとしずくを味わう会」に参加してきました。会場は六本木ヒルズウエストウォーク５Ｆにある「麻布久徳」さん。店内の「稲庭うどん」をモチーフにしたインテリア、洒落がきいてます。秋田・仙北「秋田清酒(出羽鶴・刈穂醸造元)」さん。酒米は地元篤農家と契約栽培した酒造好適米、仕込水は雄物川水系の「極軟水」、出羽鶴蔵で醸し出された「やまとしずく」。まずはそのラベルに注目。うえから「ヤマ」「ト」「シズク」＝「やまとしずく」。別々の酒蔵であった出羽鶴・刈穂・國之譽がひとつになり今の「秋田清酒」さんとなった。そのひとつ「出羽鶴」創業の伊藤家の屋号が「ヤマ」に「ト」で「やまと」。その屋号をラベルにされたそうです。仕込水純米吟醸生原酒純米大吟醸山廃純米刈穂・活性純米酒　六舟秋田清酒・伊藤専務のご挨拶、そして日本酒ジャーナリスト　ジョン・ゴントナーさんの乾杯で酒宴は始まりました。お料理は秋田産旬野菜五種の先付から始まりお造り、南禅寺寄せ(お豆腐の蒸し物)、山菜(こごみ・たらのめ・ふきのとう)の天ぷら、比内地鶏の強肴そして稲庭うどん。３種の山菜天ぷらとは別に今朝蔵の方が秋田で採ってきたというふきのとうの天ぷらも。まずはじめに上槽後の炭素濾過をせず瓶詰めした純米吟醸生原酒、続いて地元秋田産美山錦で醸しだされる大吟醸を冷で。大豆の濃厚さと甘味が味わい深い南禅寺寄せが運ばれてきた後に伝承山廃酵母で造られる山廃純米の燗が酒談義に盛り上がっている席に運ばれてきました。３種も揃うとどれが自分好みかという話題が中心となってきました。「自分は冷やが一番」「山廃の味わいがいい」等･･･テーブルにのっている全ての瓶の底が見えかけた頃、丁度稲庭うどんを頂く前に活性純米酒六舟（「六舟」名の由来は刈穂蔵の現存する６つの酒槽から醸しだされるというところから）を。天ぷらや地鶏の脂分が発泡の「シュワッ」でさっぱりし、稲庭うどんをツルツルと頂きました。(各席日本酒を囲んで話が盛りあがっております)減農薬・減肥料にこだわり篤農家さんと一体となった酒造好適米の栽培に力を注いでいる秋田清酒さん。杜氏は出羽鶴蔵・刈穂蔵共に秋田県出身の「山内杜氏」。伊藤専務は「ただオーガニックであればよいということではなく何故こだわりを持っているのかという点を含め古来より伝わる日本酒の素晴らしさを広めて行きたい」と情熱を語ってくださいました。５月には社員の方々も篤農家さんと一緒に酒米の田植えもされているという。酒米作りから始まる酒造りの原点を改めて感じました。７時から始まった酒宴も気が付けば１０時をまわりそろそろ酒宴も終了。今日は秋田清酒さんの他、酒宴でお酒をサービスされたり説明されていた「やまとしずく」を扱う販売店「やまと会」東京地区の酒販店の方々のご紹介、1本〆で終了となりました。お土産に頂いた「やまとしずく」の手拭い。次回の蕎麦打ち稽古で早速道場でお披露目。

  2005年04月20日

• 【推定空気中アルコール度数２度】

  関東信越６県下、３００銘柄の清酒や地ビール・果実酒・焼酎等の「きき酒会」があるというので小雨降る中足取り軽く会場の「さいたまスーパーアリーナ」へ出かけました。今回の「きき酒会」は関東信越国税局の主催で一般向けには今回が初の試みとなりました。１６時から開始の会。私は「日本酒市民講座」でご一緒だった方々と１７時に待ち合わせをしていた。５分前に到着し会場入口付近をみるとすでに長蛇の列！平日の雨降る中、会社も終わるか否かという時間にこんなに大勢の人が！(私もその内の１人なのですが･･)と驚きながら列に近づくとご一緒するお二人はすでに並ばれておりました。(寒い中ありがとうございました)入場制限がかけられており会場内には入場されている方がいました。丁度私が合流すると列が流れ出し入場となりました。入り口では本日出品の一覧と会場案内図そしてきき酒用の猪口(中に青い丸線が２本書かれている猪口です)を手渡され会場へ････会場入口付近ですでに日本酒の香りが漂ってました、中へ進むにつれさらに香りが濃厚に。【推定空気中アルコール度数２度】とみました。入り口近くの「栃木」ブースよりスタート。アル弱な私は飲み込んでしまうと３蔵程でノックアウトくらってしまうのでなるべく多くのお酒をみたいので吐き出しながらお話を伺いながら次のお酒へ。。。300銘柄とありますが参加している酒蔵数だけで250以上。各蔵２銘柄以上はあるので単純に500種類以上の日本酒、そして地ビールなどですから全品きき酒制覇はかなり難しく、吐き出していながらも少々は胃袋へ納まっていくので血中アルコール数値が次第に高くなり水を体内へ送りこみながら一生懸命「きき酒」してました。冷静に会場を見渡すと人・人・人・・大盛況です。そんな会場の奥に主催の国税局のブースが。精米歩合順に酒米が並べられてたり、日本酒度数＋5・±0・-5のきき酒コーナーあり、純米・吟醸等５種のきき酒コーナーがあり･･･ただ奥だったせいかあまりお客様がいらっしゃらなかったのでちょっと寂しいそう。多品種あると１種を「常温」「燗」で違いをみるということだけでなくいろんな比較ができた。例えば、「片方は火入れしてあり片方は生のもの」とか「酒米だけ違ってあとは全部同じに作った酒」とか。「お隣りの蔵さんと同じ米・酵母で仕込み時期も一緒の純米。味の違いを見て！」なんていうのも面白い。お互いが「うちのがいいでしょ！」って顔でこちらをみられるのがちょいとツライが。老若男女さまざまな方がきている様子をみると「若者の日本酒離れ」とか「女性は日本酒苦手」というのが嘘のようですが消費が低迷しているというのが現状。日本酒を飲む機会が少なくなってきている昨今、たまたま飲んだ日本酒が自分に合わないものだったら全部の日本酒がそういう味だと思ってそれから日本酒を飲まないって方も少なくはないでしょう。こうやっていろんな銘柄を自分で選び、自分のペースで試飲して日本酒がどれだけいろんなバリエーションがあるかということを知り、蔵の方との会話の中で日本酒の選び方もわかることで自分に合った１品をみつけ、毎度とは言わずとも日本酒を飲む回数が増える＝消費が増加し日本の食文化である「日本酒」質の良い品がいい形で後世に残っていくのではないかなと思いつつ会場を後にしました。(会場の様子)

  2005年04月13日

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  餃子に合いました。「本日のお酒」

  「秋田のお土産」といって友人が手渡してくれたのは『稲庭うどん』と新聞紙に包まれたこちら 新聞は秋田の地方紙です。「品質本位　純米吟醸」と書かれたそれは･･･日本酒です。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-『福乃友　純米吟醸酒　商品名　又右エ門蔵』　旨口の熟成酒です。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-裏ラベルに記載されてました。それから数日･･･今夜の食卓には久々の餃子(ラクレットチーズ添え)。土産でもらった「旨口の熟成酒」が思い浮かび、新聞紙から瓶を取り出しました。 すこしアメ色がかった酒です。加水なし無調整なのでアルコール度数は+18～+19。土蔵で2年間寝かしているそうです。古酒ほどの個性はありませんが口の中で丸く広がり鋭角的な感じはありません。餃子とあわせても、香りが邪魔するわけでなく、餃子に負けることなく「食中酒」として楽しめます。濃い目のお料理にあうかと思いました。太い・どっしりとした感じ。すこし熟成された甘味。度数のわりに「つよいな！」という感じではありませんが、「酒好き・アル弱」な私には少々きつめ。でももうちょっと飲みたい、と思ったので「登茂恵」のママさんのアドバイスを思いだし、「氷」をいれてみました。造り手はそのまま味わってほしいから「無調整」のまま出していると思うのでその点からいうと「氷いれるなんて論外！」とおっしゃる方もいると思いますが、「氷」をいれても「濃度」は薄まったが「味わい」は薄まらず、「常温」「ロック」共愉快に楽しむことができました。180mlですが1日では飲みきれず2日に分けていただきました。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-福乃友酒造株式会社(秋田)商品名 純米吟醸 又右ェ門蔵 原料米　 キヨニシキ精米歩合 55% 日本酒度 +１酸度 　　1.8 アルコール 18.0～19.0

  2005年04月04日

• 「日本酒市民講座～進化し続けるにごり酒～」　でのお話。

  先月のスローフード協会ペトリーニ会長を囲む会でお目にかかった日本酒研究家松崎晴雄先生の「日本酒市民講座」に初めて参加しました。場所は新宿区にある「新・浪漫亭」まずは店の外観に驚きました。大正ロマンを彷彿とさせる佇まい。参加者の方達から伺うとその昔病院だったとか銀行だったとか（ＨＰをみたところ大正14年当時の建造物で銀行であったとのこと）店奥の会議室が会場です。今日の参加者は17～18名という。手渡された資料の題名にある「第72回」の文字を見てまた驚きました。（独り言･･この会はそんなに前から開催されていたのか）参加者の方達はもちろんみなさん「日本酒大好き！」といった方達。ますますワクワクしてきました。「進化し続けるにごり酒」についての講義・日本酒の起源とにごり酒神社祭礼用の濁り酒・アジアの濁り酒(マッコルリ(韓国)・チャン(ネパール)酸性が強く荒々しい)・「おり酒」「活性清酒」について･･・にごり酒のバラエティー「どぶろく」「にごり酒」の違い(もろみを漉してないものが「どぶろく」)・密造酒とした発達した時代（「白馬(しろうま)」と隠語でよんでいた。）・甘い、濃厚といったごり酒の概念が変わる発泡タイプ等の登場・新しい酒質とその特徴、造り方特殊な酵母(桃色酵母やなでしこ酵母)や原料米（古代米・地域酒造好適米）を用いた酒造り・ビールに変わる日本酒「低アルコールタイプ」の登場・にごり酒の豊かな可能性視覚的に楽しめる・和食以外との相性・海外での人気(アメリカでは「クレイジーミルク」と言われている)・実は冬よりも夏に楽しめる・どぶろく特区などの講義のあと、にごり酒の利き酒となった。9種類のにごり酒が目の前に並ぶということは滅多にない経験。見た目だけでも「にごり酒」＝「白濁した酒」という概念は飛んでしまった。白濁した中でも牛乳のような色からほんのりにごった感じの白。中にはイチゴミルクのような色まである。また各々発泡性も違いサイダーのように発泡性の高いものから口に含まないとピリッと感がわからない位発泡性の低いものまで。味も清酒にちかい感覚のものから日本酒？と思ってしまうものまで様々。・春鹿 発泡性純米酒 ときめき(奈良・今西清兵衛生商店)・鼓舞鶴 越後田舎のにごり酒(新潟・恩田酒造)・越の磯 口福新酒初酒(福井・越の磯)・北信流 純米吟醸の原酒の白(長野・松葉屋本店)・桃色にごり酒 紅寒梅(福島・小原酒造)・純米 古代米仕込み 弥生の風(兵庫・茨木酒造)・マッコルリの華(福島・有賀醸造)・純米吟醸 ささにごり｢雪ごよみ｣(秋田・天寿酒造)・獺祭 磨き二割三分 発泡にごり酒(山口・旭酒造)純粋に日本酒を飲み比べてその造りや歴史的背景、地域性や料理等を含めた講座。講義～その後の食事会まで含めた4時間があっという間にすぎてしまいました。(食事会の時はにごり酒だけでなく松崎先生がお持ちになられた清酒が数々･･･)にごり酒「赤ワイン」や「古酒」で割っても美味しいという飲み方を伺った。うちの冷蔵庫ですっかり眠ってしまっている「にごり酒」を起こして「割りにごり酒」をやってみようと思った。

  2005年04月02日

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  福島・会津若松「日本酒」瓶詰体験と季節はずれの猛吹雪

  朝６時。酒造り体験最後の瓶詰体験を行う福島・会津若松へ向け出発！会津日帰り１人旅のはずだったのだが助手席には「利き酒大会参加したら運転できないわよ」と昨晩になり「私も行きたい！」オーラを思いっきり放っていた母と共に･･･ということで１人なら下道でいってみようかと思っていたが、母が一緒なので(?)高速を利用して、と。天候・晴れ！東北道を快調に愛車で北へ→→･･･那須高原を過ぎたころから雪。チラチラと降りる雪、運転には支障ない程度。郡山に近づくにつれ勢いはますばかり。磐越道にのったとたん吹雪になりあたりの景色も一変！銀世界となってしまった。２駆だがスタッドレスをはいているのでムチャな運転さえしなければ大丈夫と言い聞かせ会津若松にむけて走行。どんどん勢いはまし、猛吹雪！横風で車はユラユラするわ視界は悪いわで今日が３月２６日だというのを疑ってしまう程の雪。それでも１０時３０分には会津若松に到着。瓶詰体験までは時間があるのでお世話になっている花春酒造さんへ立ち寄りご挨拶を。「この20ｃｍ程の積雪は昨晩だけで積もったんですよ」と宮森社長。本年着工の完全手作り工程の新酒蔵のお話を伺いました。(来年の体験仕込みはここで行われるそうです)昼食にお秀茶屋で田楽をと思ったのですが、以前からその佇まいが気になっていた鰻のえびやさんに行きました。 昼食を終え今日の体験酒蔵になる末廣酒造へ。開始まで時間があるので併設されている「喫茶　杏」でまったりと午後のお茶タイムをしてました。 150余年の歴史を持つ酒蔵 仕込水の水出し珈琲こちらの蔵は新城社長のご好意によって酒蔵見学をさせていただいた初めての酒蔵なのです。説明を受けて早速瓶詰体験と利き酒大会の開始です。機械に瓶を差し込み１本ずつ瓶詰めをしていきます。蓋をかぶせ完成した瓶に自分で作ったオリジナルラベルを貼っていきます。昨日書いたオリジナルラベルです。地元の方や各地より参加された方とお喋りしながら楽しく作業をすすめていきました。瓶詰めが完了したら今度は利き酒大会です。５種類(甘口・辛口・純米酒・吟醸酒・原酒)の味を確認し、銘柄が伏された1～5までの日本酒を利き酒するという大会です。色はわからないようにしてあったので香りと味で判断したのですが口に含んでるだけでも段々わからなくなってきてしまいました。結果は･･･おかげさまで「優秀賞」をいただきました。が、全問正解ではなかったのでまだまだ研鑚をつみかさねようと思ったのであります。休憩室でお茶うけに出していただいた地元産お豆で作った甘煮と白菜のおつけもの、美味しかったです！１６時には終了したので「１時間あれば二本松！」ということで先日新商品発表会へ伺った福島・二本松市の奥の松酒造さんへ向かいました。時間も遅いので蔵見学ではなく本社にあるショップへ伺いました。先日発表された「全米吟醸」をはじめ、県内でしか入手できない銘柄や日本酒やスローフード関連の書籍・オリジナルグッズまで並んでいました。うちの冷蔵庫にまだ飲んでいない日本酒があるのにまた買ってしまいました。早く味をみねば・・・帰りには知人の住む栃木県によるなどしながら日帰り会津若松の旅、無事に終了しました。２月の仕込み作業に参加できていれば瓶詰め作業の感動もひとしおだったであろうと思うと残念でなりませんがまた機会があったら参加してみたいと思いました「鰻　えびや」や「末廣酒造」、「会津葵」等老舗の会会津復古会「酒造体験」はじめ、味噌作り等さまざまな体験プログラムがあります。ほろむいイチゴ四季の里

  2005年03月26日

• 没頭・・・・・

  朝から書道をする。没頭時間３時間････なんとか出来上がった(-_-;)明日、瓶詰作業をする日本酒の自分オリジナルラベルを作っていました。いろんなパターンの文字を書いては捨て書いては捨て、昔テレビドラマでみた作家さんが旅館に篭り原稿を書いては捨て！の光景を思い出しておりました。２月に仕込み体験ができなかった分、明日は楽しむぞ！

  2005年03月25日

• 虎ノ門・【登茂恵】で勉強会？飲み会？

  今日は東京・虎ノ門「登茂恵」さんにて････昨夏、日本酒セミナーで知り合った仲間と１～２ヶ月に１度、勉強会というか飲み会というか･･･まぁ、飲み会ですね！集まっています。「登茂恵」さんは虎ノ門にある酒造会館地下１階にある看板には「和風レストラン」と書かれているお店です。セミナーに通っていた頃から気になっていたお店でした。「全国のお酒が月がわりで飲めるしママさんがいろいろ教えてくれますよ」と伺い、仲間で集まる第１回目の集まりからお邪魔しております。いつもお元気で笑顔のたえないママ日野照子さん。お歳を伺いビックリ！お肌のつやといい声のハリといい。。「体調が悪い日以外、仕事が終わると日本酒を１杯。これが秘訣」いつもお酒もお料理も予算を言ってあとはママにおまかせでいつも美味しいお料理とお酒をセレクトしてくださいます。「こういうお店にきたらまず煮物を頼むといいわよ。お店の特徴がよくわかるから。」というママ。ふきの田舎煮や小芋の煮物はそれぞれの特徴が引き立っていて美味しい。刺身の盛り合わせは季節毎の美味しいお魚を選んでくれる。いつもマグロの乗っている盛り合わせとは違い時期でマグロが旬でなければのらないし････ということです。お客様は20～30年来通っていると思われる背広姿の方が多く女性だけの集まりは少々珍しいようですがマナーのいい方ばかりで安心してお酒をいただけます。お店の雰囲気は今時の洒落た店内という感じではないですが昔ながらの風情と品の良さがあります。お酒は月かわりで３月は「九州四国のお酒」４月は「関東甲信越のお酒」というように地方毎に変わっていきます。全国の酒蔵さんからお酒が送られてきてその数月に６０種。毎日２～３種ペースで飲まないと制覇できません。いつも最初にだして下さる日本酒度±０の長野「美寿々錦」の生酒は詰めたてを月・水・金に送られてくるそうです。今日は３名でお酒は１合とっくりで７種頂きました。○熊本県下益城郡・美少年酒造「美少年　上撰」○熊本県山鹿市・千代の園酒造「千代の園　本醸造」○佐賀県久保田町・窓乃梅酒造「窓乃梅　本醸造」○佐賀県小城市・天山酒造「天山　超辛口」○愛媛県周桑町・首藤酒造「寿喜心(すきごころ)」○高知県安芸郡・仙頭酒造場「芳醇　志ら菊」○福岡県久留米市・朝凪酒造「権田原　九州雄(くすお)」九州・四国の日本酒をじっくり味わいながら頂いたことが今までなかったのですが、丸みのある甘口あり、角張った感じの辛口ながら太さのある日本酒あり、同じ県内のお酒でもタイプが全然違ったりと。お料理は･･･ソラマメ・ふきの田舎煮・小芋の煮物・お刺身（ブリ・ひらめ・かつを）・すずきの頭の煮付け･･･すずきの頭は煮付ける前に１度炙ったようで少し焦げ目がついていてそれがまた。今日は利き酒に使う、中に青い円が二重に書いてあるお猪口で頂き、色の違いや同じような色でも青い円の鮮明度の違い等をみながら頂きました。もっと人数が多いとき、ママはガラス製の猪口に氷をいれて「ロック」にして飲むのを進めます。ママ曰く、いいお酒は氷をいれても十分味わうことができます。初めは氷をいれずいただき、長い時間飲むのであれば氷を入れて調整しながら飲むということも日本酒はできるんです。ロック反対の方もいらっしゃいますがねと笑顔で話してくれました。日本酒を水で割って飲むという歴史は昔からあったわけですし、ある酒蔵さんでは大吟醸でもお燗をして飲んでください。と温度や加水で味わいのないお酒になってしまうようなお酒は作っていません。とおっしゃる方もいますし、自分のペースで自分が好きな飲み方で日本酒を味わうというのもいいんじゃないかな、と思います。明神様のそばで生まれ育ったママの話は日本酒のことに限らず、日本の文化のことや、海外の文化・歴史のことまで話はおよび話題豊富。お店が忙しいときはそんなママのお話もじっくり伺うことができないので閉店時間のギリギリまで居座ってママとお話できる機会をひそかに狙っているのであります。常連さんでも初めてのお客様でも対応かえず笑顔で接してくれるママを見習わなければと思う今日この頃であります※昨年１２月の「散歩の達人」２４ページに登茂恵さんと日野照子ママが紹介されています。

  2005年03月22日

• 復古米！

  蕎麦の在来種「ぼたん」の話から「復古米」のことを思い出しました。在来種「ぼたん」を食べて美味しかったのですが、丈が長く収穫量が少ないということで最近では栽培しているところが少ないという。。。そういえば日本酒の在来の酒米も丈が長く倒れやすい・病気にかかりやすい・寒さに弱い等のことから地域で昔から栽培されていた在来の酒米栽培が減少し、品評会で受賞が多い山田錦を酒米に使う蔵元さんが多いという。ただ、山田錦を使うばかりに各酒の特徴が失われ味が画一化してきているという話もあります。そこで最近は蔵元さんでが自ら栽培したり契約農家さんと協力して「亀の尾」や「豊国」など幻の酒米といわれる酒造好適米を使った酒造りもされています。以前、私が伺った山形・寒河江の「千代寿虎屋酒造」さんは地元寒河江で昔から栽培されていた「豊国」を使った酒造りをしている。酒米を栽培している農家さんが酒造りにも参加されているという昔ながらの製法も守っている。現社長は「豊国」での品評会受賞を目指しているという。山田錦で作られた日本酒も美味しいですし同じ酒米を使っても各蔵元さんによっていろんな特徴のあるお酒が作られていますので個人的には「反。山田錦」ではありません。でも各地で元々栽培されていた品種は守り、残していくことが大事ではないかと思うのです。それぞれ特徴のある味が失われてはならないと。栽培されたり、造られている方々のご苦労は想像以上と思います。「○○の酒米！」というこだわりはちょっとしまって、在来の酒米で造ったお酒も飲んでみてはいかがでしょうか。もしかしたら自分にぴったりなお酒があるかもしれませんから。

  2005年03月16日

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  ＯＮＬＹ　奥の松　ＤＡＹ

  福島・二本松「奥の松酒造」さん「奥の松酒造」さんの新商品「全米吟醸」の発表会「ONLY 奥の松 DAY」が六本木で行われた。今回は新作「全米吟醸」のほかに昨年IWSC(ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ･ﾜｲﾝ･ｱﾝﾄﾞ･ｽﾋﾟﾘｯﾂ･ｺﾝﾍﾟﾃｨｼｮﾝ)においてシルバーメダルを受賞した「木桶仕込純米酒」、国内最高峰カーレース「フォーミュラーニッポン」でシャンパンファイトに使われている発泡大吟醸「純米大吟醸ＦＮ」の試飲、そして奥の松さんの仕込水、水齢４０年安達太良山の伏流水を頂く事ができた。 「仕込水」「全米吟醸」とは添加する醸造アルコールに自社純米酒を蒸留して作った米焼酎を醸造アルコールとして使用しているという「全てお米」でできている吟醸酒。通常用いられる醸造アルコールは甲類焼酎同様、連続蒸留器で蒸留されるので香り・味わいがないものが使われていましたが、今回は乙類焼酎同様、単式減圧蒸留を用いたため香り・味わいのある「本格焼酎」として販売できるクオリティの高い醸造アルコールを添加した吟醸酒だという。この３種共先日の「スローフード協会会長を囲む会」「FOODEX」ですでに頂いているが改めて味わってみた。「全米吟醸」甘酸っぱく軽やかな香り・日本酒の味わいはちゃんとあるのに重くなく料理の合間、食事中に頂きたい感じ。「木桶仕込純米酒」ほのかに木の香りがあるが酒本来の香りを邪魔するほどでない。甘くまろやかな感じで味わいの深さを感じました。「コクがある」という感じ、ゆっくりと味わいたい「純米大吟醸ＦＮ」これまでいろんな発泡日本酒を頂いてきましたが「辛口シャンパン」といった感じです。ビンを開けて最初の方はすこーしおりが混じっていて薄煙くらいのにごりで味わいもさっぱりしていて夏の暑い日にビール代わりに飲みたいという感じですが最後の方になるとどっくりにごってきます。にごり酒になっても発泡はそのまま残っていて１本で２度楽しめました。日本人の生活様式の変化に対応し、テーブルにも置ける大きさやデザインのビンを開発、その中で古来からの日本酒瓶のキャップはそのまま採用する等新旧のよい部分を上手にとりいれている。日本初、パストライザー方式により瓶詰め殺菌を可能とする等、技術面で進歩している技術をとりいれたりしている。「（飲む方が）想像していた以上の味の酒を造り感動してもらい、楽しんでもらいたい」と語っていた遊佐社長の熱意・情熱には感動しました。

  2005年03月05日

• 試飲会

  近所(といっても徒歩40分超)の酒屋さんの恒例年末試飲会へ。店に到着するとすでにいい気分のお客さんが10名程。早速試飲を開始。南部美人　2種黒帯　　　3種　+　お燗で3種にごり　　3種発泡酒　　1種････日本酒好きだが量を飲めない私は他に試飲してみたいお酒を目の前にしてここで終了（涙）燗にして美味かった1種他を購入。かなりいい気分で往路40分の道のりを復路70分ゆーーーっくりと帰宅。こんな時、あたしゃもすこし酒に強い肝臓が欲しかった･･･と思う。まぁ今日も美味しいお酒を発見し日本酒の話で盛り上がる事ができたのでいい日だった（笑）

  2004年12月26日

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