ケンさんのお天気とマラソン

ついに二酸化炭素の大気中濃度が４００ｐｐｍを突破した。
１９８７年の観測以来過去最高となった。

季節変化では光合成の盛んな夏から秋にかけて北半球では減る。植物が二酸化炭素を吸収するから。しかし年平均して見ればハワイと南極はほぼ同じ。地球全体では均一化される。

増えた理由のひとつは原発停止とそれに伴う化石燃料の増加である。
石油、ＬＰガスなど発電で倍増の使用となった。

このままでいいはずはない。
原発全面停止は地球温暖化を加速させる。

なお人工的な二酸化炭素の半分は海が吸収し炭酸カルシウムとなって海底に蓄積される。海は巨大な緩衝装置でもある。

二酸化炭素抑制の旗振り役だったニッポンの変節は原発事故のせいとはいえ、余りにも無節操すぎる。原発の良さ悪さ、安全性と危険性、これを量りにかけ吟味しながら、慎重に利用しましょう。ラン吉の考えである。危険だからダメはダメである。