おじなみの日記

2019/06/22(土)05:22

The Arrival of Satan(T,A,O,S)『Darkness Dealer』/2003年 1st

Black Metal・Death Metal・Grind、Death core(1423)

フランスのブラックメタルバンド「The Arrival of Satan』の1st。 このバンド名でDark Funeral「Diabolis Interium」の1曲目「The Arrival Of Satan's Empire」を 思い出す人が多いと思う。Dark Funeralとは似てないけど邪悪度は負けていない。 音質はまあまあ・・・。ブラックメタルに有りがちなジャリジャリだけど慣れてしまえな 別にそんなに気にならない。いつもキレイにMIXされてる音楽ばかり聴いてる人がいきなり このアルバムを聴くと信じられない音の悪さだと思うだろうな。 ブラックメタル好きは、ある程度の音の悪さが逆に悪魔っぽく感じて好きな人も多いみたいです。 1曲目「Darkness Dealer」このノイズの始まり方がいい!ボーカルは遠くで歌ってる系なんだけど最初の一節^^;はかなり怖い。笑ってるし。ブラストビート地獄で溺死しそう。 このタイトルナンバーはかなり1曲目から心を掴まれます! 2曲目「Drowning」これも凄いブラストの嵐です。この曲はメロディアスなフレーズが多いので 聴きやすい方かも。ボーカルはかなり怖い。中高音で吐き捨て歌唱。 3曲目「Suicide Mania」2曲目と似てる感じな音作りなだけどこの曲の方が重くて邪悪です。 タイトルも凄いけど楽曲も強烈に個性的。展開で急に音出しチューニングかと思わせるような 何とも言えない部分がある。ここがなぜか気に入ってしまってる。これが計算だったら天才です。 その後も強烈な展開で楽しめます。 4曲目「Bittervoid」この曲に於いてのボーカルの存在感は強烈です。歌う部分は少ないのに 声が出てくると自分の回りの空気や光が濁る感じです。 5曲目「Havoc Bells Shiver」どの曲も好きなんだけど、この曲は特別心惹かれる物がある。 何と言うか哀しげで寒々しく心を動かされる。ボーカルの絶叫も悲しい。 楽曲はブラストで疾走しまくりのファストブラックなんだけど。 6曲目「Social Zero」この曲も何か不思議な間があったりする疾走ブラストナンバー。 もたってるのか、無理にそうしてるのか分からない不思議さがある。 まあ、もたっていようとカッコいいんだけど。 7曲目「Still In Hell」このラスト曲も5曲目と同じくらいに寒々しくお気に入りです。 ボーカルの生への嘆きのような歌声に感動します。この曲もブラストでぶっ飛ばしまくりです。

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