2019/06/17(月)01:07
Jane『Together』/1972年 1st
ドイツのプログレ色の強いロックバンド「Jane」の1stフルアルバム。
この前に書いた1978年発売の8th「Age of Madness」よりもブルースロック色が
強いので聴きやすいのかも。
Bernd Pulst vocals
Klaus Hess lead guitar
Charly Maucher bass, vocals
Werner Nadolny organ, flute
Peter Panka drums, percussion
1曲目「Daytime」
ドイツのプログレと言えば最初に「Amon Duul」を自分は思い出すけど、他にも個性的な
バンドがいろいろありました。
Janeはそんな中で比較的聴きやすいジャーマンロックだと思います。
この曲は物悲しいブルージーなナンバーです。
ハモンドオルガンのフレーズやアルペジオを前面で出して70年代前半の匂いがプンプンします。
2曲目「Wind」
この曲はプログレ色強いアレンジですが、基本的にブルースです。
ZEPの影響が強いのかも知れません。
3曲目「Try To Find」
静かで寂しげなバラードパートから始まります。
展開でやや激しいスローブルース。
聴きやすい音作りの曲が続くのですが、メリハリがあまりないのでややだれるかも。
4曲目「Spain」
少し仰々しいアレンジのイントロもスパニッシュって感じ^^;
12分の長尺ナンバーです。
構成もおもしろいので飽きずに楽しめる。
5曲目「Together」
タイトルナンバーらしい感動的なナンバーです。
ブルージーなロッカバラード。
6曲目「Hangman」
ラスト曲も長尺で9分30秒。
この曲もスローなロッカバラード風なパートから始まって、展開でミディアムブギーに
なります。サバスの1stにありそうな感じもする。