おじなみの日記

この映画、公開時に邦題のタイトルだけ知ってて（邦題「死霊館」）、タイトル見ただけで
見なくても良さそうだとまったく気にも止めなかった作品です。
邦題がふざけた感じだと敬遠してしまう。「道化死てるぜ」とか観たいとも思わないし…



ホラー映画好き仲間の友人が「絶対観た方が良い！」と強く薦めるのでBlu-rayを買ってみました。
何でBlu-rayにDVDも付いてるのかいつも謎。同じ物なのにBlu-rayで観てからDVDで観る人とか
いるのだろうか？＾＾
Blu-rayが今ほどに普及してない頃なら分かるけど…
Blu-rayとDVD2枚組って意外と多くて、最近なら「ダークスカイズ」もこの2枚組仕様でした。
「2枚でお得な」とか書いてるけど、1枚で500円でも安くなる方がお得な気がするけど。



で、話がそれたので・・・
その友人は内容を一切語らずに薦めてくれたので有難かった。
まぁ、俺が好きなホラーを分かってるから、あんなに強く薦めるって事は悪魔が関わってるなと
察知してしまったけど＾＾；
そうそう、自分は悪魔物のホラーが好きで、宗教色が強ければ強いほどワクワクゾクゾクします。
この映画は宗教色はそこまで強くなかったけど、神父も登場するので満足＾＾；

実在の心霊学者のエド・ウォーレンとロレッタ・ウォーレン夫妻が40年以上に渡り
活動してきた中で最も恐ろしかったエピソードを映画化したものらしいです。



1971年の事。
5人の娘を持つ夫婦が田舎の古びた中古一軒家に引っ越して来た。
楽しそうにはしゃぎながら荷物を家の中へと運び込む子供たちと夫婦。
しかし、愛犬セイディだけは決して中に入ろうとしない。


夜中も外で激しく吠えている。夫婦は窓からセイディに静かにするように指示する。
次の朝、妻が目覚めると体に大きなアザが付いている。気にしながらも寝室から降りて行くと
全ての時計が3時7分と止まっている。
5人姉妹の末っ子がセイディを呼びに外へ出ていく。
外から末っ子の大きな悲鳴！
夫婦が駆けつけると無惨にセイディが死んでいた。
ここがとにかく一番悲しい場面・・・





その日から更にこの屋敷におかしな現象が起こり始める。
壁に掛けてあった写真や画が全て一気に落ちたり、末っ子の夢遊病がひどくなったり、
鳩やカラスがこの屋敷の壁や窓にぶつかってきて首の骨を折り何羽も自殺したり・・・
寝ていると突然足を引っ張られたりで、娘たちもノイローゼ気味になってしまう。
母親は心霊学者のウォーレン夫妻の講演会に出向き、帰りに声を掛ける。
家族が幽霊に毎晩襲われると・・・。

ウォーレン夫妻がこの家にやってきて、調べ始める前にこの屋敷に足を踏み入れた途端、
何者かに憑依されてると感じる。
この屋敷は昔、自分の産んだ子供を悪魔の生け贄に捧げ忠誠を誓った魔女が住んでた。
そしてその魔女は庭の大きな木に紐をかけ自殺した事がわかった。



ウォーレン夫妻とこの家族の悪魔との闘いが始まる。






なかなかおもしろかったし、買って損した気はしなかった。
効果音に何度ビクッとさせられたことか・・・
ストーリーもよく出来てたし、緊張感の途切れる事のない鋭い創りも楽しめました。