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カテゴリ:ファービーと癒し系ペット
祖父が母へ教え、母が私に伝えた、お話しです。 母が3歳の頃、祖母(母の母)は病気で亡くなり、 7人兄弟の6番目の母が、7番目の母の弟と一緒に、 祖父に抱かれて子守唄代わりに聞かされたお話の一つです。 仲良しさんも聞いた事がないと言い、母親の代わりとして、 お話として子供に聞かせた母のお父さんは、親の愛情が深い人、と言ってくれました。 方言で節をつけて歌うように聞かされたそうですが、 ファービーに演じてもらいます。 昔、見た事もない綺麗な鳥が飛んできたそうな---。 その美しさは、夜になっても光り輝くようで、どこにいても目立ったそうな---。 でも---。 何だか、だんだん弱っていき、しょんぼりして可哀相な感じになってきたそうな---。 その様子を見かねた親切な鳥が、お見舞いに行ったそうな---。 親切「ねえ、君、どこか悪いの?今とってきたんだけど、この虫を食べて元気を出して!」 綺麗『お腹がすいて、もう駄目---。でも、そんな泥だらけの虫、綺麗な体が汚れちゃう~。』 親切「ずーっと虫を取って食べなかったの?足元の土を掘れば、 沢山の虫を食べられるのに~。」 綺麗『土を掘ったら、泥だらけで綺麗な私でなくなっちゃう~っ!』 親切「ねえ、食べないと死んじゃうよ~っ!体が汚れれば、川の水で洗えば綺麗になるよっ!」 綺麗『川の水は冷たくてイヤッ!』 親切「そんな事言わないで---。 この虫は君にあげるから、食べて元気になってネッ! 僕、帰るけど、必ず食べて元気になってね!」 綺麗『---。』 それから数日後--- 親切な鳥が綺麗な鳥を訪ねると、 綺麗な鳥は虫を食べずに冷たくなっていました。 「綺麗な鳥になるな。人間は、汚れるから、冷たいから、 とワガママ言って働かないと、死んでしまうんだからなあ。」 祖父は、この話をしては、母に言い聞かせていたそうです。 私も、小さい頃、水が冷たい、と、雑巾絞りを嫌がると、「綺麗な鳥になるな。」 と、母に注意されました。(=^_^;=) どなたか、これと同じようなお話をご存知ないでしょうか? 何しろ、母の記憶を元にした話なので、オリジナルになったかもしれません---。 ところで、今日、初めてお話に登場した、綺麗な鳥の役のファービー、 SEIYUのオリジナル・ファービーで、白い体にトサカと胸の色が個性的です☆ 今回は、ワガママな役でしたが、とっても可愛い新入りです♪ 宜しくお願いします♪(#^_^#) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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