花の色が白いタチツボスミレを見つけました。タチツボスミレの白花変種シロバナタチツボスミレ・オトメスミレのようです。昨日初めてアクセス1,000件突破しました。
☆ウォーキングコース(玉川上水)では、いたるところにタチツボスミレが咲いています。数株ずつ咲いているもの、大きな群落をつくっているものなど様々です。まわりにタチツボスミレが咲いていないところに、ぽつんと1株だけ白い花が咲いているのを見つけました。☆しろうと自然科学者の観察力では、葉や花を見ると、タチツボスミレの花の色が白くなったもののように見えます。唇弁には、タチツボスミレの花と同じように紫色のスジが見えます。☆帰宅して調べてみると、タチツボスミレの白花変種にシロバナタチツボスミレがあり、距に紫色の出るものはオトメスミレということを知りました。シロバナタチツボスミレは、タチツボスミレの群落から離れて咲いていることが多いそうです。☆花を後ろから見ると、距が薄っすらと紫色になっています。オトメスミレなのでしょうか。白花変種(はくかへんしゅ)とは、本来は色のついた花を咲かせるのに、花びらの色素がつくられずに白い花を咲かせることだそうです。カルコン(黄色)、フラボン(淡黄色)、アントシアン(赤や青)等の色素に関わる遺伝子の異常で生じるそうです。☆葉柄から両側に伸びる托葉は、タチツボスミレと同じように櫛の歯のように深裂しています。☆托葉の写真です。タチツボスミレの特徴で、切れ込みが深くなっています。☆タチツボスミレで、葉の付け根である葉柄の両側に伸びる托葉まで観察したのは初めてです。このような特徴があることは、初めて知りました。☆こちらは、別のところで見かけたタチツボスミレです。最初の写真と、花の色を除けば、花や葉の形は同じようです。☆これがタチツボスミレの托葉です。櫛の歯のように深裂しています。☆これがタチツボスミレの花です。淡い紫色の花びらです。唇弁のつけ根は白く、紫色のスジが見えます。タチツボスミレの花は、変異が多いということなので、これからも注意深く観察していきたいものです。◎昨日のアクセス件数1,115件。初めて1,000件突破しました。☆先週から、アクセス件数が950件、991件、963件と、900件を超える日がありましたが、昨日のアクセス件数が1,115件。初めて1,000件突破しました。ご覧いただいている皆さんありがとうございます。