イシミカワの実を見つけました。イシミカワは、花の後に萼が肉質となって果実を包み、藍色に変化するという特徴を持っています。オオカマキリの卵のう?
☆ウォーキングコースの空地でイシミカワの実を見つけました。☆昨年初めて出合い、三角形の葉の形や茎に棘があることから、タデ科の植物ではないかと考えて探し、日本全土の畑や道端などの草地に生えるタデ科イヌタデ属の1年草イシミカワとわかりました。☆7月から10月に、他のタデ科イヌタデ属と同じ形の花を咲かせます。これは細長い形なので、つぼみでしょうか。☆花の後に萼が肉質となって果実を包み、藍色に変化するという特徴を持っています。花の時期には花びらのように見える萼が、実の時期には果実を包んで藍色になるというのは不思議です。これは丸い形になっているので、若い実でしょうか。☆イシミカワの茎や葉柄には、下向きの棘があります。☆イシミカワ(石見川、石実皮、石膠)の名は、由来はよくわからないというものがほとんどでした。ただ、弘法大師(空海)が杠板帰(こうばんき)の種子と生薬作りの方法を石見川村に伝え、そこでしか育たなかったので生薬を石見川草と名付け、それが草の名前「イシミカワ」に転用されるようになったというのがありました。☆すぐ近くで、カマキリの卵のうを見つけました。卵のうの形から、オオカマキリの卵のうではないかと思います。