ホテルの質はBARで決まる。まあ飲まない人には関係ないと思うが、BARを見ると、そのホテルのグレードがわかる。
今回箱根で泊まったホテルは、それなりのホテルで蛍遊歩道もあり、雨の露天風呂もなかなか風情があったけど、BARがすごく笑えた。
仮にもちゃんとしたBARがあるホテルなんだからさ、バイトでまかなっちゃいかんやろ!
これがそこらの居酒屋なら最高にフレンドリーな二人だったが、なにぶんここはホテルのBARなのだ。
「カルバドスをミストで」とオーダーした私の言葉がバーテンダーの彼には通じなかったようだ。
「ミストって何ですか?」
「がーん!!!」ホテルのバーテンダーにこんな質問を受けるとは!「クラッシュアイスのことだよ」昼の間車のバッテリーがダメになったりして、奔走した一日だったので、今日は出かけずにホテルのBARで飲もうという打ち合わせになっていた。本当は老舗の「富士屋ホテルのBAR」に行ったみたいと思っていたけど、少し疲れたのでやめておこう・・・が、Aちゃんの「のん兵衛の気持ち」が高ぶってきたようで「富士屋ホテルにはいかないの?」という言葉で、タクシーを走らせ富士屋ホテルへ。昔のお城のようなゴージャスと言うかすごい迫力のそのホテルは、老舗にふさわしいたたずまいで迫力があった。バーテンダーも三人いて、それぞれ個性的な男の子だった。富士屋ホテルでは「シェリー」とオリジナルのカクテル「ビクトリア」を飲んだ。さっき飲んだカクテルとは全然違う。バーテンダーのプライドを感じる味がした。有名なホテルのBARなのに、隠れ家的なムードも気に入った。いつかこのホテルに泊まってみたいもんだ。
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