お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

ちょっと前に九州から親が出てきた。
その際に、親戚のおばちゃんから預かったと言う土産を持ってきた。
写真がその土産「ウンのつく財布(キーホルダー)」と「金のウンコ」


この財布には500円玉が2枚入るらしい。
こんなものを貰っても…と、思いつつも、忘れ物大魔王の私の事、何かの役に立つこともあるかもしれない…と、思い、PCの上に金のウンコは飾り、小さい財布には100円入れて携帯につけた。

ある日バスに乗って小銭が100円足りなかった。
ふと思い出しその100円を使ってすっかり味をシメた。
なので今度は520円入れてみた。

で…昨日またこの財布に助けられた。
シナリオの師匠の娘さんがジャズシンガーなので、ライブに誘われた。
この師匠はいつも誘う当日の3時間前位に突然召集をかけるメイワクなお年寄りだ。
でも最近の私は比較的時間がある(暇とも言う)。
なのでいつも断っているので、代々木までライブを見に行った。

家から最寄り駅の金町まで歩いて25分。
ちょうどいい散歩コースなので、なるべく歩くようにしている。
これが失敗だった！
歩くのに必要なネットウォークマンとか、電車の中で読む本とか、
そんな事に気をとられて準備をしているうちに、
肝心の財布をバッグに入れ替えるのを忘れていた
しかも気がついたのは金町について切符を買うとき
Σ(゜□゜;)ガーン(。□。;)ガーン(;゜□゜)ガーン!!

時計は17：38。引き返す時間も無い。
師匠は電話に出ない。(きっと移動中だ)
と、携帯についている財布に気がついた。
電車賃は510円。
「おぉー、とりあえずは参宮橋までいけるよぉー」

こんな時、ギャンブラーの私は、「後はなんとかなるじゃろ！」と、電車に乗ってしまう。
しかも未だに電車に乗りなれていない私は乗換えが苦手だ。
代々木上原で降りて、新宿行きの小田急線に乗り換えて、参宮橋で降りる…
わかっているのに、どういうわけか向かいを走る電車に「新宿行き」と書いてある。
「これはヤバイ…」
下北沢で降りて、今度は駅員さんに聞いて参宮橋で無事に降りる、(´▽｀) ホッ

しかしもう一つ難関が…
私の所持金は520円…
乗り越した分はいくらなのか…
恐る恐る清算機に切符を入れると、
ドンピシャ520円の文字が出た。
「おぉーヽ(｀○´)/」
これで文無しにはなったけど、とりあえず待ち合わせには間に合った。
その後、電車の中で私のメールを見た師匠が帰りに2000円貸してくれた。

最初は「誰が使うのか、こんな財布！」
などと散々悪態をついていたが、今日も510円を補充した私は、この財布にすっかりはまっている。