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テーマ:食べ物あれこれ(50356)
カテゴリ:のん兵衛の肴
今日はお土産用に帝釈天で草団子を買おうと思った。
帝釈天は道が狭くて、Pがない。 なのでいつも、かわちやの横のあたりに路駐して、ばたばたと走って買いに行く。 目指すは「高木屋」 ここは私が嫁に来て以来、我が家で「草団子の美味しい店」としてインプットされている。 帝釈天は近い割にはあまり行かないので、参堂を歩いていても、高木屋の場所は看板を見ながらチェックする。 今日も看板を見ながら草団子をチェック。 しかしどうも、いつもの高木屋とは風情が違うような… しかも高木屋で天ぷらなんかあげてた? 天ぷらをあげていた無愛想なオヤジに しゅー「すみません」 オヤジ「お団子ですか?」 しゅー「はい…」 とは言ったもののどうも不安がよぎる。 オヤジは奥のおばさんに「おーい、お団子だってよ!」 奥から神経質そうなおばさんが出てきた。 しゅー「すみません…ここ高木屋さんですよね?」 その瞬間おばさんのの顔は鬼のような形相に変わり、 「違うわよ!よく見て!」とキレられた。 「はー、すみません…」 と、店を出てみてみると、高木屋は隣だった。 横から出ているのぼりが、この店ののぼりに見えたのだ。 それにしてもここのばばあ、接客業の癖になんなんだ、あの態度は!!!プンプン!!! と、思いながら高木屋に行くと、隣のばばあとは対照的な品のいいおばさんが団子の前に立っていた。そもそも客が来て奥から出てくるのとは「売ろう」という姿勢が違うね。 おばさん「いいお天気だと気分まで爽やかですね」 と団子を見ている私にさりげなく話しかけるおばさん。 さすが一流の店は接客態度が違うよ 本当は30個入り1260円を2つ買う予定だったけど、おばさんの仕事ぶりに1個追加して、その上、自分で食べるのに串を2本を買い、計4080円なり。 路駐をしているので急いで参堂を歩いていると、寅さんの映画に出たと言う団子屋が気になったので、ここで食べ歩きように1個購入。 高木屋の袋をもったまま、1本団子を買う私もひどいやつかも 断っておくが、実は私は甘いものにはあまり興味がなく(むしろ嫌い)、団子フリークなわけでもない。ただ、色んな団子屋がある中で、果たして高木屋が本当に一番美味しいのか?を確かめたかったのだ。 食べ歩き用なので、包装されずに手渡しされる。 車に戻る途中、それを食べながら、すでに後悔が始まる。 「やっぱり、高木屋とは違うなー」 なんか団子がもさもさしてて、あんこが妙に甘い(量は多くて安いが)。 それだけでどっかり来たけど、比べるなら早いほうがいい。 家に帰って高木屋の団子を食べてみる。 「やはり…!」 高木屋の団子は品が違う。団子の柔らかさといい、あんこの甘さ加減と言い、練り具合といい、一口食べて「美味い!」と思う。 やはりちゃんとした店は味も接客も一流なんだとつくづく痛感。 高木屋の隣の店のばばも見習えっちゅーの! もしあそこで 「違うわよ、よく見て!」 じゃなくて、 「ごめんね、うちは高木屋サンじゃないけど、うちの団子も食べてみてよ」 位の事が言える器があのばばあにあれば、 私もお詫びの印に1個位買ったかもしれないじゃん でもおかげでスクールの課題であるドラマ用の企画を思いついたので、このばばあに出会ったのも良かったかもしれない… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月28日 11時37分35秒
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