お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

「寝たきり老人になりたくない」…最近はそんな事を考えるようになった。
１０代の終わりから30代の全てを、「身体によくないから休肝日なんてないよぉー」と酒びたりの生活をしてきた私は、健康とは無縁の生活をしてきた。

ちなみに私は長崎出身である。
長崎人は良く歩く。高台に家があった私も例外ではなかった。
博多ではバスと徒歩を併用。
そして現在、東京に嫁に来た私は、自転車に乗れないので、コンビニにさえ車で行く。
「たまには歩かなきゃね」
歩くのは青山に行く時に金町駅までの道のりのみ。
それも暑くも寒くもない季節限定

情けない事に最近ガーデニングをする時に腰の痛みを感じる。
これが結構痛い。
そこで私は昨日はじめて「腰痛」と言う文字をネットで検索した。
なんという屈辱…
「酒が飲めなくなったら私の死ぬ時よー、オホホホホ」
こんな意気込みで生きてきた私にとって「腰痛」を検索するのは、この上ない屈辱だった
更に屈辱は続く。
運動不足テストなるものと、腰痛になるやすい生活の条件に私はどんぴしゃはまっている。

「もしや私は運動不足なのか？」

まったく！今頃気付くなよ…という感じである。
食生活とアロマを中心にしたホルモンバランスには気を使っている私は、健康には自信があったが、運動の存在は全く無視していた。こりゃ９品目ダイエットをするより先に、運動をするべきではないのか？

学生時代、私はとても体育が嫌いな子で、更に「遅刻、欠席、早退クィーン」だったツケが、こんな所で回ってこようとは
しかもその頃は卒業すれば体育がないから嬉しい。
スポーツなんか大嫌い…だと思っていた。
運動は一生しなくてはいけないとは…
しかもそれを４０にして認識する浅はかさ

しかし４０になって「腰痛」で検索をしてしまった今、もはやそんな事は言っていられない。
このままでは将来「寝る事が仕事」のような足腰の立たない寝たきり老人になってしまう
思い立ったら行動が早い私は、今日の夕方から早速「みさと公園」１週のウォーキングを始めた。
明らかに私より20歳以上は年上のおじさんやおばさんがどんどん私を追い抜いていく。
でもいいさ、初心者なんだから…続ける事に意義がある。

夕方の公園は、朝や昼と違って、公園を占拠しているうるさい子供とママとその仲間達もいないし、犬を連れてなくても、子供連れてなくても、ただ歩いているだけの人もいっぱいいる。
何より嬉しいのは、同年代やはるかに年下と思われる年代の人達がいっぱいいる。
この街にもこんなに若者が生息していたとは
このムードなら続けられそうだ。
なんとかこの夕方の散歩は続けて行きたいものだと思う今日此の頃…
3日坊主になりませんように…

私の敵が「ダイエット生活」ではなく、「寝たきり老人にならない生活」とは新しい発見だ。