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テーマ:香水(952)
カテゴリ:山田詠美
詠美さんの本を読み返して酒や香をおブログにアップしているこの頃。
この小説は簡単に言ってしまえば夫婦がそれぞれ不倫している話なんだけど、この夫婦の形が愛情でもあり友情でもあり、すごくいい関係で私は好きでした。 主人公の夏美は、キャリア志向の男前な女。 久々に会った女友達今日子にナツには不似合いだと指摘されるの がディオールのディオリッシモ 「やっぱディオリッシモはないよね」 「ないよー、ナツ、変だよ!」 「19番にしようかな」 …風呂上りにブルガリのオー・パフメの大瓶、 豪快に振りかけていたおのおやじは女はいずこへ? 土産にもらったランコムのトレゾアを女売り物にしたくないって 横流しした男前の女は? 文中に出てくる通りお嬢様に似合いそうな甘い上品な香りディオリッシモ。 ここ何年かの間にデビューした軽い香水とは違って、 上品でありながら骨格のしっかりした高級志向の名香。 男前な女には似合わないけど、ぶりっこしたいならいいかも。 女っぽいパウダリー系の香りNo19 古典的な香りだけどファンは多い。 ディオリッシモ同様、昔作られた香水は骨格がしっかりしていて 安っぽさがないのが特徴で、フォーマルにも使えるから必ず1つは欲しい。 ちなみにNo5はマリリンモンローの有名な台詞でヒットした名香 「私のパジャマはシャネルの5番…」 ブルガリは日本人受けする香りを作るのがとても上手いと思う。 グリーンティーの香りでヒットしたクール系の爽やかな香り。 男前な女がつけるにはふさわしい香りと言えるでしょう 甘いと表現するべきなのか?あまったるいと表現するべきなのか? 日本語はやはり難しい。 雅子様が御愛用という事で一時話題にもなりました。 ピーチのような果実実あふれるトップノートに、 バニラの香りは女らしさを強調したい時に使いたい香りかも… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月04日 17時17分20秒
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