お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

この所相方の仕事も多忙で、
プライベートでもなんだか多忙な日々が続き、
ぶらっと外に出てリフレッシュなんて事もあまりなかった。
なので今日は一日リフレッシュデーにする事にした。

本来の目的は相方おすすめのネットcafe「ワンダーグー」を偵察する事。
私はなぜか映画を見るより、漫画を読んだ方が創作意欲が盛り上がる
でもその前にビバホームに車をおいて、
ぶらっとその辺を1週する。
ふと、他社メーカーの精油を偵察しようと思って雑貨屋に入る。
置いてある精油は定番のメーカーで、
個人的には決して香りがいいとは言えず……
(恋香房の取り扱いメーカーゼフィールの精油は高品質でいい香りです)

色々香りを嗅いでいるうちにふと店員に意地悪をしてみたくなった…
と、言うより仮にも精油を扱っているお店の店員だから、
知っていてあたり前の事を初心者のふりして聞いてみただけだけど

私「すみません、アロマオイルの事で聞きたいんですが…」
店員「(にこやかに)はい」
私「あの…本で見て、アロマテラピーが生理不順にいいと聞いたんですが、
どれを使えばいいんでしょうか？」

次の瞬間店員は私をアロマコーナーへ促すので、
「おおーこいつはちゃんと知ってるのか」
と意地悪を反省しかけた所に、棚の上にあるアロマ本を開き
生理不順の項目を開いて私に見せた。
その本の一番最初には「クラリーセージ」の名前がある。
店員はそれを見てどもりながら
「こちらのリラックスセージがいいですね」
と言った
明らかにこいつはクラリーセージの存在を初めて知ったようだ。
私は爆笑したいのを懸命にこらえ
「嗅ぐだけで効果があるんですか」
と、聞くと
「はい、そうですね」から始まり、
訳わからない説明をして
「あの…この本を参考にして色々見て下さい」
と私を置き去りにし、レジの方へさっさと退散した。

調子に乗った私は、東急ハンズを思わせる手作りグッズが満載のよその店でも同じ事を聞いた。
すると店員は
「今担当の者を呼びますので少々お待ち下さい」と言った。
ほーこれは、期待できるかも

しばらくして店員がやってきて
同じ事を聞くとまたもやその店員も棚の上のアロマ本を開く。
「ローマンカモミールとゼラニウム、ベルガモットがいいですね」
あんた、なんのための担当なの？
本を開いて読むだけなら客にだって出来るよ！
しかもその店舗にはゼラニウムがなく、
隣の店舗に連れて行かれる。
そこにはEO(エッセンシャルオイル)でないアロマオイルと
100パーセントピュアと書いてある瓶が並べてある。
私はさらに意地悪を続け、明らかにEOではないボトルを指差す。
私「これはEOですか」
店員「これは匂いを嗅ぐだけのものでエッセンシャルオイルではありません」
ああ、それ位はわかってるのね

私「あの…この瓶には原産地とかが書いていないようですが、産地はどこですか」
店員は「ちょっと待ってください」と奥に消えて再び戻ってきた。
再び戻ってきた店員はこともあろうにこう答えた。
「産地は色々です」
当たり前じゃ！だからその産地がラベルに書いていないのですか？
ときいてるんだよ
それから彼女は
「柑橘系のオイルは日に当たるとしみになるものもあるので…」とか
「こちらのランプですとろうそくがいりません」とか
私の本来の質問「生理不順に効果的なアロマ」とは
全く関係ない自分の知識を総動員して話をそらし、
エッセンシャルオイルの使い方が書いてある紙をくれた

ああ面白かった。
でもアロマテラピーを始めたい人は、
雑誌を見たりテレビでみたりして、「生理不順にいい」とか「花粉症にいい」とか
真剣に思い悩んで相談する人だっているのだから、
明らかに1回基礎講座を受けた程度の知識しか持たないスタッフに
精油を売らせるのは大変危険だと思ったのでした。

帰りにワンダーグーにより、
居心地がいいので3時間以上「神の雫」の世界に浸る。　
内容的にはほとんど「ソムリエ」と変わらないけど面白い。
個人的にはソムリエの方が好きかな。
でも「神の雫」はワインの事が初心者にもわかりやすいので
バイブルとして揃えようかな。



ワインダーグー三郷店はレディーズ専用ブースがあり、
飲み物だけじゃなく、なんとソフトクリームが食べ放題。(二度食べた)
まだ本の種類が少ないのが難点だけど、
結構安いし、最近相方がはまっているダーツのコーナーもある。

「神の雫」に触発されワインが飲みたくなって、
帰りにヨーカードによりワインを1本購入。
私は高いワインより普段飲みには1000～2000円位で探すのが好き。
ちなみにこれを買いました。

久々に楽しい1日。
やはり気分を盛り上げるには外に出ないとダメだな、と実感。