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カテゴリ:東京VS九州(福岡・長崎)
父の一周忌のために、長崎に行ってました。
タイトなスケジュールだったので、 1軒しかお店には行けなかったのですが、 とても美味しいものを食べさせてもらいました。 グルメ系のサイトではそんなに高得点ではないものの、 かなりお気に入りの店に出会いました。 のグルメサイトの見方 失礼ながら、グルメサイトやランキングで 上位(1位、2位)の店は、 庶民の店しかありません…といのが私の見解です。 人数やレビュー数から行くと当然、 私好みではない、安くてそこそこの店が ランキングの上位を占めてます。 これは楽天のスィーツランキングなどでも同じ事ですね。 我が家のように、大人二人で 1軒の店で、ビールのほかにワイン1,2本は 当たり前、そこそこの値段でもいいから、 美味しい酒を飲ませてくれ! て人達は、グルメサイトの順位に頼ってはダメです。 大人の店を探すなら特にです。 狙い目は5位~7位位の値段がやや高めの店です。 ///////////////////////////////////////// 福来魚 (ふくらぎ) そんなこんなで、狙った店は今回2軒あったのですが、 最終的に何かに動かされるように福来魚 (ふくらぎ)に… 長崎出身の福山もお気に入りの店だそうです 店構えを見た時は 「あちゃ!失敗した…私とした事が…」 と思ったのですが、最初に出てきた卵豆腐の料理に完全にやられました。 何か適当に美味しい刺身を… と頼んだら相方の好きなクジラ達が… 長崎はかまぼこ(長崎ではかんぼこと言いますが)や ちくわが他とは比べ物にならないこりこり感で美味しいのです。 ちくわといんげんの揚げ物や、 砂ずり(標準語では砂肝と言いますね)と銀杏のおつまみ、 赤目の魚(私には懐かしかった)などを出してもらいました。 のん兵衛にはすごく居心地のいいゆるゆる加減でした。 子連れや値段を気にしなければいけない時には向かないお店ですけどね… 私達にはこれ以上ない位居心地がよかったです。 でも、このお店、なんか父が通っていたような記憶があり、 思い切ってママと会話をした時に聞いてみました。 「どちらからいらしたんですか?」 「東京ですが、元は長崎の産まれなんです。 今日は父の一周忌に帰って来たのですが、うちの父はここに 来ていたような記憶があるのですが…」 「お名前は?」 「のん兵衛太郎(もちろん仮名)と言います」 「太郎さんのお嬢さん?ちょっと、ちょっと…(大将に報告)」 「ホントー?太郎さんのねー」 奴は自分で釣りをし料理もプロ並みの 筋金入りのグルメ&のん兵衛でしたが、 私のように人当たりがよくなかった(笑) なので聞いてみた。 「何かこちらで失礼な事を言ったり、したりしませんでしたか?」 「いいえ…実はさっきカウンターの端っこにいらっしゃった方は、 釣り仲間の方なんですよ」 「もしかして鮎釣りジュニアさんですか?」 「はい…」 ぞーっとした。 そもそも私ではなく相方が 「長崎では何を食べるの?」 とグルメサイトを開く事自体奇蹟だし、 ジュニアさんは 昨年の夏は、鮎釣りに行けなかったパパのために、 鮎を釣れる川まで行ってくれた人… きっと一緒に飲みたかったんだね… いい供養になったと思います… が、何か食べる時だけ我が家についてくるのはやめてほしい。 父が他界してからは、 何度かそういう目に合わされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月17日 11時39分09秒
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