★テーマ 「紫」についてー
「紫の饗宴・薔薇の色」
★「江戸紫」
ムラサキソウが原料。江戸時代に広まった青みが強い紫。
★「貝紫」
貝を砕いて染め上げたややピンクがかった紫。
古くから日本人に親しまれてきた「紫色」をテーマにした
美術館があります。
その名も「夢紫美術館」
HPこちら
同館によると、
紫色は
紀元前から染められていた記録があり、
7世紀初めの「冠位十二階」で
最高位とされるなど
日本では高貴な色ととらえられてきました。
★古代紫」
・・・・・・「冠位十二階」とは・・・・・・
聖徳太子が定めたもので
これは事典によると次のようになっている。
●冠位十二階(かんいじゅうにかい)
徳・仁・礼・信・義・智
を
大小にわけて十二階とし
それぞれに合う冠を授ける。
位階の違いは
徳の「紫」以下
「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」の色で表し
大小の冠の違いは 色の濃淡で表現され
身分の差がひと目でわかった。
これを図示すると次のようになる。
順位 1・2 3・4 5・6 7・8 9・10 11・12
官位 徳 仁 礼 信 義 智
色 紫 青 赤 黄 白 黒
こうなると「紫」が高貴な色ということになるのだろう。
「青」がそれに続き、「黒」は最下位である。
ただ、これは役人が使う色ということなので、
本当に身分の高い人間が使う色というのは別にあったのかもしれない。
色・素材提供:Pure Roseさんこちら
綺麗なものがたくさんあります。
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