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2010年04月24日
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富士スピードウェイでの富士チャレンジXに参加した。

自転車を始めて10カ月、本格的なレースは初めて。

広々とした富士スピードウェイで思う存分走るつもりだった。


7時間エンデューロ開始時のコンディションは曇り。

天気予報では、朝は気温が低いが晴れてほどほど気温が上がることになっていた。

オープニングのペースカーが付いての走行ですら速くてびっくり。

プロの招待選手も何人かいたし、ほぼ無風のコースは超高速レースが予感された。


それなりに必死に走ったが、なんと3週目の途中で先頭集団に周回遅れにされた。

先頭集団は雑談しながら走っているというのに。


頑張って、10周で最初の休憩。

45kmを大体1時間30分弱くらい。

休憩を入れながら何とか目標の200kmを達成できるかも。

でも、8週目位から雨が降ってきた。

そんなに強い降り方じゃないしなんとかなるかも。


しかし、休憩している間に強くなってきた。

15分くらい休憩して再びコースに戻るとまともな雨。

しかも凄い寒い。

あれっ?

雨じゃなくアラレかも。

路面がどんどんウェットになってくるし、眼鏡に雨粒が当たって前が見づらい。

ウェアもずぶ濡れだし、シューズの中は超ぐちゃぐちゃ。

体が冷えて動かない。

5週しか持たず再びコースアウト。


寒過ぎて話にならない。

無料のおしるこ配布に駆け込む。

ありがたい。


休憩途中で主催者から放送が入る。

今後、雨が強まり気温も冷え込むため、4時間で競技の打ち切りが決まる。

後1時間。

でも、とてもコースに戻る気になれない。

ピットで震えるだけだ。

もう帰ろうかどうか悩んだ。

まわりも競技をやめて帰って行く人が続出。

残り45分。

嫁さんからのメールでは、もう止めろと忠告。

でも、待ちに待ったこの日。

意を決して駐車場まで乾いた靴下を取りに行く。

急いで履き換えてコース復帰。

寒い。

なんでこんな環境下に復帰したんだろう。

指がまともに動かずブレーキングが心配。

ウェットコンディションでの下り坂が怖い。

レース開始当社は最高61km記録したのに、45kmで安全走行。


つらい。

寒すぎる。

雨と0度近い寒さのせいか、高級でないクロモリのバイクはギヤの変更すらまともに出来なくなってきた。

上り坂は10kmにも届かない。

みんな必死に漕いでいる。

でも、もうすぐレースも終わる。

完全にマヒした指先は力が入らないので、第2関節でギヤチャンジ。


残り5分。

コントロールラインを通過した。

1周10分以上かかっているからこの時点が記録になる。

ラスト1周。

最後の力を振り絞ってラストラン。

ちょうどメインストレートの近く、コースの中間に差し掛かったところで競技終了のカウントダウンを聞いた。

こんなにつらい環境で頑張ったのは何年ぶりかもしれない。

やっと終わったと思ったら感動してきた。

走りながら涙が出てきた。

記録には残らないがゴールを目指して最後の力を振り絞った。

そして、メインストレートに差し掛かる。

チェッカーフラッグが振られているのが目に入る。

最後のコントロールラインは30km/hを過ぎて終わりたかった。

そして、チェッカーフラッグ。

また泣けてきた。

7時間から4時間に短縮されたのに、超感動。

過酷な状況で頑張れた自分に拍手。

最後に、レースを支えた救護班のオートバイと車がライトを点灯させながら整列して走行。

あまりにも感動的な光景にコース近くまで行って拍手。


ますます自転車が好きになってきた。

秋には、200kmレースで7時間以内完走を目指す。

もっと感動するために。



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最終更新日  2010年04月25日 01時03分08秒
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