民主党は日本をどうしようとしているのか
【取寄品:5営業日程度にて発送】【送料 中型】[GIGABYTE]GIGABYTE GF 9500GT 512MB GDDR3 (GV-... 郵政民営化が注目されている。麻生さんが郵政民営化を見直すといい始めたのがきっかけだったようだ。「私は郵政民営化には反対だった」なんてことを言い始めたもんだから、いよいよ小泉さんまで出てきて、「笑っちゃう」なんてこと言われる始末。 森さんの「郵政民営化が正しいと思っていたのは小泉さんだけ」なんてのは論外。それにしてもこの人は、論外発言が多い人だ。 こんな人でも総理になれるんだなあ。 とにかく、今の政府は小泉さんの政策を引き継ぐべきなんだと思う。なぜなら、小泉さんの郵政選挙以来衆議院選挙は行われていない。つまり、(是非はともかく)国民は郵政民営化に投票したのだ(本気でこの政策が正しいと思って投票したかどうかは疑問だが)。 安倍さんはその反動と、役人の行政改革に対するサボタージュ(というのが一般的な見方)で参議院選挙に退廃して辞任に追い込まれたが、その後の福田さんといい、安倍さんといい小泉さんの延長線上にあるはずなのだ。 福田さんあたりから、行財政改革派後退し、ばら撒きをして、増税で回収する路線に政策転換したようだが、それならば国民に問うべきである。 麻生さんは選挙対策の総裁だったはずだ。二代続いて1年で総理のいすを投げ出し、自民党どころか日本の政治が世界に恥をさらしたのだ。人気者(のはずだった)の麻生さんで選挙をしようとたくらんだが、甘かった。支持率が上がる気配すら見せないまま、いまや20パーセントを切っている。 国民は気づいているのだ。 自民党がすでにどうしようもないことを。 かといって民主党が国民の受け皿になるとも思えない。 選挙があって、仮に民主党が与党になってもマスコミのネガティブキャンペーンの前に撃沈するのではないだろうか。 民主党はどういう政治をするのかがわからないのだ。 民主党は日本をどんな国にしようとしているのかわからないのだ。 だから麻生さんが自民党総裁になったときのように、すぐに支持率は下がるだろう。 民主党が今何をすべきかは、はっきりとした自民との対立軸を示すことだ。大きな対立軸は簡単だ。 自民党は中央集権国家の維持なのだ。それに対する民主党の対立軸は、地方分権しかない。 だが、民主党には旧社会党、旧連合などが混在しているから自己矛盾を起こしてしまう可能性もある。 だからこそ、民主党がどういう政党なのかをここで国民に示す必要があると思うのだ。 小沢さんのように政局中心の政治では国民の支持をえることはできない。 そういえば、小泉さんの郵政民営化は政策ではなく、政局に利用しただけだったというのがよーくわかった。