ママが先生☆自宅学習のススメ

2006/06/19(月)10:49

NHKの[わくわく授業]をみて

理科/社会(29)

昨晩の[わくわく授業]のテーマは磁石でした。面白そうだったのでプチーと一緒にみました。 自分で考えることは楽しいんだということを教えてくださる澤柿教誠先生の理科の授業って どんなものだろう、と期待しながらみました。 一人一人自分専用の(しかも先生手作り)の実験器材を与えられ、子供たちはそれぞれ 思い思いに観察したり試したり、みんな[上機嫌]で実験に取り組んでいました。 小学三年生の理科ということでしたが、内容という意味ではついこの間[知の翼]ででてきた 磁石の話と同じでした。 最初は磁力を持たない釘も、磁石にくっつくことにより、釘自身が磁石の性質をもつことが できる、ということを学ぶための授業でした。(澤柿先生の説明はもっとスケールが大きくて 最後は地球の話でしめくくられていました。) プチーに恐る恐るきいてみました。 「このこと、前、知の翼で勉強したね。」 覚えているかどうかを確認してみたくてたずねてみましたが、最初は無常にも 「覚えてない」 と言われてしまいました。 やはりテキストを読んで問題を解くなんて言う最短距離で知識を詰め込もうなんてたくらんでも そう簡単にはいかないものだわ、とあきらめていましたら、 「あ、思い出した。」 とプチーが言います♪ サリーが目を輝かせ、 「どうやったら、釘が磁石になる、って言う説明だったか覚えてる?」 ときいてみますと 「こすったら磁石になる。」 と正解を答えてくれました。 とりあえずは覚えていてくれたのね☆ 付け焼刃と言うのか、なんだかとても表面的な知識だとは言え、ちゃんと覚えていてくれた ことがなんだかうれしくて、[ただ本やテキストから得る知識も捨てたものじゃないなぁ]と 感じました。 もちろん、だからと言って、安心してばかりもいられません。 プチーは釘が磁石になることを自分で発見したわけではありませんし、どうして磁石になるのか どうしてS極とN極までできるのか、なんていうところまでは考えてもいないと思います。 ですのでこのことは[釘が磁石になることがある]と言う事実を知っているかどうか なんていう知識の比較ではないことはわかっています。考える過程、発見する過程をすっとばし 事実だけを本で読み、「ふ~ん」と思った、というだけですから、なにもかもをこれで 済ませてしまうのは結局、釣りの仕方を知らない人に魚を与えつづけるのと同じだと 再認識しました。 プチーには魚を与えるばかりではなく、魚の釣り方を教えてやらなくては。 (まずはまともな磁石くらいは買ってやらないとお話になりません・・・。  昨日はテレビを見ながら冷蔵庫の磁石と釘で遊んでいました。  学ぶ環境が整っておりません・・・。)

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