三重県亀山市にある「国民宿舎 関ロッジ」には、ブルートレインの客車に泊まれるという、全国的にも珍しい宿泊プランがある。
客車内は畳敷きになっているものの、3段式の寝台や荷棚は、そのまま残っているそうだ。
(ちなみに、この宿で泊まれる客車は、ナハネ20の2000番台)
鉄道ファンには気になる宿だ。
この20系と呼ばれる寝台客車は、昭和30年代に東海道のブルートレインで華々しくデビューした期待のニューフェイス。
当時の生活水準を上回る、完全空調システムなどを備えていたことから、「動くホテル」と称されていたという。
まさに、憧れの名車だ。
いつまでも、その雄姿が残っていてほしいものだ。
普通の部屋もあるよ。