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Okum

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May 13, 2005
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カテゴリ:Daily Life

最近はいろいろお仕事をいただいて、
マックスに近い忙しさ。
今月いっぱいはヒーコラヒーコラバヒンバヒンだ。
ふんばらなきゃ。

さて、今日、
映像の撮影&画廊巡りがてらで銀座を歩いてて、
歩行者用の信号がある横断歩道にさしかかったときだった。

後ろから中年のおばさま集団がきて、
そのうちのひとりが「青よ!」と叫んだ。
「もう~何よ、走れってこと?もういやよ」
ってな感じでもうひとりの人が答えていた。

無論、この「青よ!」は、
青という名前の馬に向かっての「青よ」という
呼びかけではなく、
「青だよ」の意の女性言葉である。

そのとき僕は、
感慨にふけってしまったとです。

若い女性はもはや女言葉を使わないよね。
「~だわ」とか「~のよ」とか、ぜんぜん聞かない。
僕の母はまだそういう言葉を使ってると思うけど、
若い世代ではもはや死語と化してる。
男と同じように、「~だよ」とか「~してさあ」
とか使う(とりあえず東京では)。

そうなった背景には男女間の問題の
いろんな変遷があるだろうし、
社会の成熟度(?)のようなものもあるだろうけど、
まあそこれらへんは置いといて。

そのとき僕が思ったのは、
女言葉は、「女」というキャラクターを
カリカュアライズするような場面でしか、
もう今後は使われていかないんだな、
ということで。

つまり、
いま女言葉を使っている世代の女性が
お亡くなりになったなら、
そのとき女言葉を話すのは、
オカマ(ほかに適切な表現をみつけられず)と
外国の女性(の吹き替え/字幕/翻訳)しか
いなくなくなるだろう。

オリジナルは死滅してるのに、
それへの憧憬やそれの模造という場面でのみ
存続する、女性であるという記号。

たとえばロッキンオンやらのロック雑誌で、
アメリカやイギリスのバンドのメンバーが
「チクワーズは最高だぜ。おれはあいつらに
 脳天うちぬかれてギターをはじめたのさ。」
とかってそんな口調日本人ならありえねーよ、
ってな口調になってるのと同じで。
(こないだ見た映画"Live Forever"での
 リアム・ギャラガーは、たしかに「~だぜ」って
 空気を醸し出しまくってはいたけれど)。

だからこそ、たとえば演技してる日本人の役者に
外国映画の吹き替え口調で吹き替えを施すと、
とてつもない違和感が生成されて笑っちゃう、と。

はっ、
泉太郎吹き替え作品の話にまたまたいっちゃいそうだ、
いかんいかん。閑話休題(←用法正しい?)。

ふと思ったけど、いま、
「あなた」「君」とかって呼び合ってる
若い世代(20代とか30代とか)の夫婦っているのかな?

そして、女性言葉については、
たしかに女性の多くが使っていた時代があったのだと
思えるけれど、
老人(男)の多くが「わし」と呼称していた時代は
本当にあったんだろうか??
広島とかでは誰でもわしと言うだろうけど、
そういうことではなくて。

さらにさらに、「~アルよ」というちゅうご...(以下略)

※たぶん調べれば、それぞれに由来があるのでしょう。
 いまはその気力なし。

※突然だけど、BookmarkにDesigndope.net加えました。
僕が英訳してる記事がとりあえずひとつ載ってます。
どれかは秘密。








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Last updated  May 14, 2005 03:56:23 AM
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