老年看護学実習I 事前学習
老年看護学実習1~事前学習~
*高齢者へのケア技術*
●認知症の高齢者への対応●
*認知症高齢者のケアの基本的対応
●見守り・観察ケア
●健康管理 薬・水分摂取
●かかわりケア 名前を呼ぶ 開かれた質問
関わる意味 共に行動する意味
●五感を刺激するケア アクティビティケア、花、24時間リアリティオリエンテーション
●興味関心を探るケア 教えることで自分自身を取り戻す、興味関心を役割につなげる
●気分転換のケア
●チームケア
●行動変容を促すケア トイレ・風呂の誘導など
●リハビリテーションケア
●基本的欲求を満たすケア
●家族へのケア
*介護のポイント
1親しみをこめて話しかける 2否定をしてはいけない 3言葉はひとつの行動ごとに伝える 4せきたてずゆとりをもつ 5人との交流の機会を作る 6残存能力を大切にする 7昔の遊びで情緒を安定させる 8日中に起こった出来事や環境の変化をチェックする 9臨機応変に、ゆとりをもって対応する
*認知症高齢者とのコミュニケーション技法の基本
1自己紹介をする
自分の名前を言ってあいさつする。見当識障害から肉親であっても名前や間柄を言えないことがある。「誰か分かりますか?」というのは避けるようにする。そのような場合、例えば「娘さんの○○さんが面会に見えました。」と案内する。
2視線を合わせる
注意を促し、アイコンタクトをつけて、近くでやりとりする。威圧的な印象を与えないよう視線の高さを合わせる。
3ゆっくり落ち着いてはっきりした声で話す
高いトーンの声は高齢者には聞こえにくく緊張感を伝える。ゆっくり落ち着いて、丁寧に、低めの声で話すようにする。
4周囲の雑音を避ける
一般の高齢者にも言えることであるが、気を散らしたり刺激になるような周りの雑音を減らすようにする。
5話しかけるときは短い文で繰り返し、身近で平易な表現を心がける
短期記憶は失われやすいが、即時記憶(数秒から20~30秒間)は認知症の初期では中等度まで残っている。日常会話のやりとりが成立することは即時記憶が残っている証だろう。その場合も理解されやすい平易な表現を心がける。
6ワンステップごとに指示する
一速の行動を促す際には、簡単に用件を伝えた後に一つの動作に対応する声かけを段階的に行う。その際、指し示したり、ジェスチャーで誘うようにす..
出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!