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カテゴリ:小説etc
「一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。」 やっと、図書館本が一息ついたので、読みたかった購入本 緑子シリーズ第2弾!やっぱ面白いです 麻生龍太郎と山内練が登場するんですねぇ 時系列的には、大好きな「聖なる黒夜」のその後の物語 でもあるようですが、やっぱり練は更生なんかして無かったのね 極道街道まっしぐらだし 彼らの登場になんだかうれしくって 一番書きたかった事を忘れるところでした 子育てを経験した事のある人ならば 誰でも経験があるのではないか・・・ 深くて暗い底無しの淵を覗きこんだ事が・・・ 本当に一時期で、今から考えると何故それほど追い詰められたのか 不思議でもあるのですが、多かれ少なかれ みなさん経験があるんじゃないかなぁ…と 孤独な状況での子育ては本当にしんどいですよねぇ 誰でも、本当に誰でもいいから 辛さを共有してくれる人がいれば、 逃げ場があればそこまで追い詰められることも無いのに…って ご自身母親である柴田さんならではの視点に 同じ子を持つ親としてとても共感で来ます こういう書きかたをすると、硬い物語?? って思われるかもしれませんが、全くそんな事はありません ハードボイルドです(?)って違う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.25 22:40:25
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