読書な日々

「若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか？次のターゲットは誰なのか？刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。」

RIKOシリーズ最終作(?)なので、じっくりと味わいながら読みたかったのですが
もうどうなるのか、気になって気になって
のんびりとなど、読んでる場合じゃなくなり一気読み

途中、もしかして緑子は刑事辞めちゃうのかなぁ。。。
もしかして、練は死んじゃうのかなぁ。。。
いやもしかして緑子が死んじゃうのかなぁ。。。

などど要らぬ心配が頭をもたげ…
そういう結末では在りませんように
と祈るような気持ちで読み進めました
杞憂に終わって良かったよ～～～

同じ子を持つ母親として
しがないパートの身ではあるけれども
働く女として
緑子の苦悩は痛いほどに理解が出来る

良く考てみれば、なぜに？女だけが…
育児と家事と仕事の両立の悩まなければならないのか！
おかしな話しですよね。。。
男は仕事だけしてればいいって、どうなの！！

ま～現実問題として
私のように、短時間労働で、子育てにも、家事にも
充てられる時間が多い
おまけに夫より収入は少ない…。
って場合の夫婦が多いのは、確かではあるのだけれど。。。

あ～それにしても、練って悪魔だけれど、いい男だよなぁ

本作が出版されてから今年で10年のようですが、
続編はないのでしょうか？？？
もう一度緑子に会いたいです